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有機栽培の収穫量をアップさせる微生物資材「トーマス菌」の活用

有機栽培の収穫量をアップさせる微生物資材「トーマス菌」の活用

Author:
takapitakapi
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有機栽培の収穫量をアップさせる微生物資材「トーマス菌」の活用
有用微生物群アープートー・マス・オルガ菌(トーマス菌)を活用する「自然環境農法」。
自然環境農法は連作障害が無くなります。また有機栽培のコストを下げ、硝酸態窒素の少ない作物を栽培することができます。
トーマス菌で作った土は、触れば大小の土の塊が無数に集まった状態になっています。塊といっても、それを手で握ってほんの少し力を加えれば砂のようにほぐれるほど柔らかく、これを団粒構造といいます。

出典:トーマス菌を活用した有機栽培のすすめ

	

団粒構造の土

団粒化された土は、大きなすきまと小さなすきまを適度に含み、通気性、保水性、排水性ともに優れています。そのうえ保肥力もよいので、作物の根がよく発達します。 

アープー・トーマス・オルガ菌(略称 トーマス菌)とは、どういう微生物菌体だろうか。

それを知るためには、アープ・トーマス・オルガ菌で土づくりした畑で育った作物の根を見るのが一番だ。
根とは、ふつう植物体の地下部分を言うが、文字どおり上中に根を張って植物体を支える役割と、土中で水分や養分を吸収する役割の、二つをはたしている。
根の構造としては、まず主根があって、それが支柱の役割をはたしている。その主根からたくさんの側根が出ている。側根から、さらに側根が出ているものもある。それぞれの側根からは、細根(ひげ根)も伸ぴたりしている。
生物学的な定義とは別に、ここでは側根や根を合わせて「毛細根」と理解しておこう。

アープー・トーマス・オルガ菌で土づくりして育った作物の根は、毛細根がじつに多く、白くて生き生きと伸び揃っている。その見事さには、ほれぼれする。
かりに、アープートーマスーオルガ菌で土づくりしていない隣りの畑の同じ作物を引き抜くことができれば、きっと毛細根は、数も少なく、やせて、しなびたようなものかもしれない。その違いに驚くだろう。
土中で、たくさんの毛細根が養分を存分に吸収してこそ、作物は立派に育つ。もちろん根は、水分や酸素も吸収している。

アープートーマスーオルガ菌によって土づくりした畑の土は、触れれば、さらさらと砂のような感触だったが、目をこらして見ると、大小の土の塊が無数に集まったようになっている。塊といっても、それを握る手にちょっと力をこめれば砂のようにほぐれるほど、軟らかい。
一般に土の中には、岩石(鉱物)や粘土、あるいは有機物が徐々に分解して未だ不完全な状態にある混合物であるところの腐植(ふしょく)、そして微生物が存在する。それらが電気的にプラス・マイナスでくっついたり、菌類が出す粘着物質で糊付けされたりして、団子状に寄り合わさっている。ふつう、その団子の大きさは直径一~五ミリくらいで、この大小の土の塊のことを、専門的には「団粒」という。

いい土というのは、大小の団粒が組み合わさったような構造になっていることで、適当な隙間ができ、毛細管現象で水を保つ保水性や、余分な水をたちまち排除する排水性、あるいは土中にまで空気がいきとどく通気性などが保障されるのだ。
もちろん、そういう隙間を縫って毛細根がのびのび張りやすく、そして微生物がいきいき活動しやすい環境となる。微生物ばかりではない、ミミズや昆虫その他の小動物まで棲みついて、土を耕したり、また糞など豊富な分泌物を土にもたらしてくれる。たまにはいたずらしたりする小動物もいるが、それも自然の理だろう。
軟らかい団粒が無数に集まってでぎた構造の土壌にするのが、アープ・トーマス・オルガ菌による土づくりである。

化学肥料を施しただけの土は、腐植や微生物など有機物が出す粘着物質が少なく、ただ岩石や粘土など無機物だけで、単粒ないしは細粒でできた構造になっている。そうした単粒や細粒は隙間なくびっしり詰まっていて、物理的に結着・吸着しやすい。だから土壌全体が岩盤のように硬く固まってしまう。どっぷり化学肥料に漬かった畑が硬いのは、そういう理由からだ。

アープートー・マス・オルガ菌の活用方法

■土づくりから…
土つくりの初めから使う場合には、前作の収穫後も早めに、堆肥と、状況に応じて米ぬかや油粕、こんぶなど微量要素を含む有機物を入れ、そこにアープートーマスーオルガ菌の液状菌体(液肥)を散布し、そして耕起する。
そして、たっぷり散水したうえで、ビニールで表面被覆して養生(マルチ養生)すれば、ハウスで三~四週間、露地で二圭二か月くらいで、上中に団粒構造が形成される。
そのようにマルチ養生して団粒構造となった圃場で、いよいよ堆肥を入れて作物を栽培することになる。
堆肥それじたいをアーブートーマス・オルガ菌で作っておけば、なお効果バッグッである。
メーカーでも独自に、鶏や豚、牛などの糞に、米ぬかや樹皮、大豆粕、貝化石などのアープ・トーマス・オルガ菌を投入して発酵させた有機肥料(源肥)も用意している。

■途中から…
土づくりの最初からアープートーマスーオルガ菌を投入できればそれに越したことはないが、中途からアーブートーマス・オルガ菌を使ってみたいという気持ちになった場合には、どうすればいいか。
栽培の途中でも、液肥を水で数倍に薄めて、
葉面散布や表土散布、あるいはチューブなどで潅水(潅注)することになる。
ただし、その作物の栽培ステージ(時期、段階)に応じて、また圃場で未分解の有機物や残澄などの有無がどうかといった状況に応じて、急激な有機分解がかえって土壌障害を招かないよう基準使用量を数回に分け、様子を見ながら間隔をおいて施肥することになるのはいたしかたない。
しかし、たとえば葉面散布するだけで土壌や作物の生育が驚くばかりに改善されるのは、随所で確認した。

■その結果…
こうして生まれるのは、以下のような結果だという。それがアープートーマスーオルガ菌を使った「自然環境農法」の特長ということになる。
① 排水性、保水性、通気性が優れ、根の張りがよくなり、根腐れ等もなく、異常気象や災害にも強い。団粒構造”の土になる
② アープートーマスーオルガ菌が有害代謝物を分解してしまうために、連作障害に強くなる
③ 微生物群が、植物に必要な各肥料要素をバランスよく分解し、土中で中量・微量要素やビタミン、アミノ酸、成長ホルモンを生産し、それらを根に供給するため、健全に植物が生育する
④ 植物の栄養源(肥料分)の多くは陽イオンとして土中に存在するが、概して陰イオンとされる腐植(有機物が徐々に分解して未だ不完全な状態にある混合物)がアープ・トーマス・オルガ菌によって良好な状態で存在することができ、その腐植が栄養源をひきつけて、肥料分を保つ「保肥力」に優れた土壌になる
⑤ 根がよく伸び、葉は青々とし、花は鮮やかに、果実は甘みが増し、すなわち作物は健全で自然体に生育する。そして、増収にも、経費節減にもなる
 
これに付け加えれば、養分どうしの結合・吸着を防いで根に吸収されやすい状態にすること、残置などの未分解有機物を安定した腐植に変えること、土中腐植の要因である腐植生成酵素を含んでいるのでバクテリアによる土壌改良が進む、なぞの効果も生まれるという。

アープ・トーマス博士の研究プロセス

根が土中の養分や水分・酸素を吸収して、そうして作物は育つとしたが、じつは根の働きは、土中の養分などを吸収しているだけではない。そもそも根も、炭水化物やアミノ酸、有機酸といった有機物を分泌する生理を有している。
人間の皮膚が新陳代謝を繰り返して老化した皮膚細胞をフケやアカとして捨てているのと同じく、根の表皮も新陳代謝で有機物を排泄している、と見ることもできる。

土中には微生物が存在し、その微生物は、もちろんアミノ酸や塩基類その他ビタミン類を養分として毛細根に供給する役割をはたしている。しかし一方、微生物たちは、根から分泌された栄養分を求めて根の周りに集まっていく。
つまり微生物が根(植物)に食料を与え、根(植物)が微生物に餌を与えているという、動物と植物が共生している世界が土中で繰り広げられているのだ。

こういう土中での微生物の働きを初めて明らかにしたのが、さかのぼること百余年前の、アメリカの若き医師アーブートーマス博士だった。
十九世紀の半ば、人間の健康と自然界の関係に深い関心を抱くようになっていたトーマス博士は、やがて「人間の健康は、食にあり。その食糧の健全なる栄養源は、土壌にあり」という仮説に思い至った。

それからというもの博士は、栄養豊かな食糧を産する肥沃な土地を求めて南北アメリカ大陸を歩き回った。そして、肥沃な土地の豊穣な土壌には、無数の微生物が棲息していることを発見する。さらに歩き回る範囲は世界各地に及び、豊穣な土壌の微生物を採集することに明け暮れた。
以来、半世紀にわたってトーマス博士は、どのような微生物が、どのように存在すれば、農作物に善い影響を及ぼすのか、いろいろな微生物を組み合わせて実験を繰り返し、研究に没頭した。当時のアメリカ政府や大学などの応援も得て、こうしてトーマス博士は土壌バクテリアの利用法を確立し、バクテリアの純粋培養にも成功した。

トーマス博士は、ついに最も有用と思われるバクテリアの組み合わせ「トーマス・バクテリア群」を編み出した。それが、一九〇五年のことである。日本では、明治三十八年だ。
このトーマス・バクテリア群(俗に「トーマス菌」という)は、フランスめパスツール研究所に持ち込まれ、その有用性が世界的に認められることになる。

以上の引用元

アープートー・マス・オルガ菌(トーマス菌)を活用した資材

トーマス菌の生きている液体土壌改良剤【トーマスくん】

複合菌体で、好気性及び嫌気性肥効を軸とした60種余りの有用微生物群からなります。
 放線菌・窒素分解固定菌・光合成菌等の有効善玉菌をバランス良く組み合わせました。

トーマス菌を利用した有機ぼかし肥料【海藻源肥】

NPO法人自然環境農法研究会の開発商品。土壌改良効果、土中残渣の分解、基礎地力向上を図り、幾多の土壌障害を軽減し、有機・減農薬、高収益栽培目的に開発した、100%有機肥料です。

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著者プロフィール
takapi

健康、環境、共生などをテーマに情報発信をしています。