【お金】誰も教えてくれない、日本社会の金銭感覚と賢いお金の使い方

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お金の計算方法は学校で教わりますが、使い方はその人が育った環境に依存します。

なので、誤った使い方が習慣化すると、後々の人生で苦労します。

そうなる人が増えないためにも、お金に関する今のうちに実践できることや知っておいた方が得することを列挙していきます。

日本はいくらでもお金を稼いでよい国

『清貧』は文字通り「清く貧しく」、正直で節制に励むものが素晴らしいという考え方です。

同意のことわざに「武士は食わねど高楊枝」という言葉があります。


清貧の考え方が悪いとは言いませんが、現代日本に適合していません。

もともと清貧の教えは、江戸時代に徳川家康が国民の浪費を防ぎ税収を安定させるために広めたという説があります。つまり清貧は労働者・雇われる側に根付いた考え方なのです。


昨今の日本の平均年収は420万円と言われていますが、実際は年収400万以下が57%で年収1000万以上の0.数%の人が統計を均しているのが実状です。今の日本の物価から考えると、世帯年収400万以下で家族を養って生活するのは至難の業です。

正直者は良いことですが、それゆえに会社の言いつけを守り、安月給のため貧乏で家族が養えない方が問題があると思いませんか?


現代日本は極論で言えば資本主義なので「チャンスがあれば誰でも好きなだけお金を稼いで良い経済」です。

それを顕在化するかのように、近年は個人の副業サポートやコンサルタントで収益を上げる企業が出てきたり、政府が副業を推奨する法案を上げたりしています。


また、企業の大半が就業規則に「副業禁止」をかかげていますが、

この規則に関して日本の法律では法的拘束力はまったくありません。


つまり、情報セキュリティ都合のハッタリです。


ニュースにも大々的に取り上げられていますが、

2017年11月からソフトバンク(株)が社員の副業を解禁しました。

つまりは、日本の一流企業でも社員を自社の給与のみで養うのは難しいと認めたということです。


いい加減目を覚ましましょう。

収入=信用

 勘違いしている労働者が多いですが、賃金は労働の対価として払われるものではありません。

例として、年収300万円の人より年収1億円の人の方が労働時間が少なく、長期の旅行などで時間を自由に使っていますよね。


この理由に関してはホリエモンこと堀江貴文氏が著書やインタビューで再三言及していますが、収入はその人の信用に対して支払われるものです。クレジットカードの利用可能枠を想像するとわかりやすいと思います。

その人がそれ相応の利益・経済効果を出し続けるという信用が、収入という形になって現れます。つまり、世の中で何人の人に信用されているかで収入は変動します。なので、1つの企業にのみ勤める人は1ヶ所からしか信用されていないので、現在の収入になるわけです。

経験・体験にはお金を使う

では、どういったお金の使い方をしたら信用が上がるのか。

答えは、自己成長につながる出費は惜しみなく出し、日常の出費は最低限に抑えることです。


収入につながる自己成長と言えば資格の取得を考える人が多いと思いますが、それはあくまで今の仕事の信用を上げる(日常の支出)なので、持つに越したことはありませんが期待値は低いです。現在は国家資格の弁護士の初年度年収が300万前後と統計が出ているのが理由です。


資格以外にも自己投資できることは多々あります。

副業をするために、高性能のPCやソフトを購入する

諸外国の感性を体感するため、海外旅行に行く

社外にコミュニティや情報源を求めて、交流会に参加する


これらの行動も、自己成長につながる立派な支出です。


また、服装にもお金をかけたほうが賢明です。

人の第一印象は出会って最初の6秒で決まると心理学の統計が出ています。その中で視覚・見た目が

保有する情報量は55~80%と言われていますので、その人の印象はほぼ見た目で決まってしまいます。

「人は見た目が九割」というのも、あながち間違いではないわけです。

なので、相手に好印象を持ってもらうため化粧・ヘアケア・服装にお金と時間をかけるのは必然の行動と言えます。

日常の支出は節制する

自分の経験のためにお金を使うには、不要な支出を抑える必要があります。

事実、富裕層の人々は無駄な買い物をせず、健康を大事にするため質素で規則正しい生活をしています。


日常の支出を減らすうえで一番効果が早く見えるのは、

コンビニの利用頻度を下げることではないでしょうか。

はっきり言って、コンビニ食は高価です。同じ料理は価格の1/2の材料費があれば作れます。

しかし、コンビニに通い続けるとその感覚がマヒしてきます。

自分の周囲の人と比較したとき、

コンビニを毎日利用する人と自炊する人では食費が月間で¥15,000位差がつきます。

また自炊の人の方がバランスよく食事を摂っているので健康的です。そういう点から、いざという時の医療費などにも差が出てきます。


またよく無駄遣いの事例で上がるのが『自分へのご褒美』です。

それ自体がストレス発散の意を持つので、すべてが悪いとは言いませんが、小さいご褒美が積み重なって預金が残らないという例もあります。


あくまでご褒美は『非日常』にもとめるものであって、『日常』にそれを足すがために出費が多くなってしまいます。ファミレスのパフェを4回食べるより、価格4倍のフルーツパーラーのパフェを1回食べたほうが体験にも記憶にも残りますよね。

その体験をより良く楽しむには、日々の節制が必須となります。

以上のことを踏まえて、稼ぎ方・お金の使い方を見直してみるのはいかがでしょうか?
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社をまわすため、消極的な人に少しずつ自信をつけさせている暇はありません。

「やります!」って手を挙げられる人のほうが上の人たちにも覚えてもらいやすいですし、どんどん仕事を任せてみようと思えます。活躍の場が広がるのでチャンスをつかむ機会も増えますね。

出典:大企業からベンチャーへの転職で後悔しないためのポイント

	
そして、主体的に動ける人の方が上の人にも期待され仕事を任せてもらえるチャンスが増えます。

ポジティブな人

「なんか楽しそう!新しいことに関われるチャンスだ!」と、どんどん挑戦できる人。前向きに物事を捉えられる人の方が合っていると思います。

出典:大企業からベンチャーへの転職で後悔しないためのポイント

	
ベンチャー企業では仕組みが整っていない新たな取り組みに挑戦する機会も多いです。

やる前から「自分には無理かも」とネガティブになっていては何も成長しません。


「誰もやったことのないことにチャレンジ出来るなんてラッキー」とポジティブに考えられる人がチャンスを掴みやすいといえます。

負けず嫌いな人

後から転職して入社して、周りがとても仕事ができたとしたら「自分はもっと上にいきたい」「もっと結果をだしてやろう」と食らいついていく、そんな負けず嫌いな人はベンチャーで活躍の場を得られると思います。

出典:

	
ベンチャー企業の特徴として多いのが、年功序列ではなく実力主義であるということ。


中途入社で社歴は浅くても、結果次第では大きな仕事を任されたり役職に就いたりすることも可能です。「やってやる」というハングリー精神のある人の方が、活躍できる可能性があります。

変化が好きな人

ベンチャー企業で働くなら、変化に適応できる人、変わることにストレスを感じないタイプが向いています。

出典:

	
大企業は数年前と比べてルールや仕事のやり方がほとんど変わらないということがあります。大企業の人の中には従来のやり方に慣れてしまい変化を「面倒くさい」と感じる人もいるかもしれません。


しかしベンチャー企業では、常に成長していこうという思考が強く業務の優先順位や社内ルールが変わることも頻繁にあります。


そのため、変化に対応できる人・変化にストレスを感じない人の方がベンチャー企業の働き方に合っているといえます。

倫理と人間味の両方がある人

真逆なようですが、すべてを「合理的」で判断するのではなく、合理的・論理的でありつつ、人としての優しさを持っている。判断に裁量をいれてチューニングしていける人の方が、うまくやっていけるはずです。

出典:大企業からベンチャーへの転職で後悔しないためのポイント

	
「無駄を省いて合理的に物事を進める」というのはビジネスにおいて必要不可欠です。

ベンチャー企業では人数も限られているため、仕事を合理的に進めることはより強く求められます。


しかし、一緒に仕事をする仲間や取引先などロボットでなく「人」と一緒に仕事をします。


合理的・論理的だけでなく人としての優しさも持ち合わせて判断していける人の方がビジネスで上手くいきやすい傾向にあります。

大企業に向いている人の特徴

大企業に向いている人の特徴は以下の5つ。
・専門性を高めたい人

・ルールが苦にならない人

・言われたことを卒なくこなせる人

・学習の場を得たい人

・安定した収入が得たい人

それぞれ解説していきます。

専門性を高めたい人

ベンチャー企業では一人で様々な業務を受け持つのに対し、大企業では個人に割り当てられる業務が細分化されています。

例えばベンチャー企業では、総務などバックオフィスの業務から営業までを一人がこなすこともあります。


そのため「複数の役割を担当するより、特定の分野に集中して専門性を高めたい」という人には大企業が向いているといえます。

ルールが苦にならない人

大企業では様々な社内ルールが存在したり業務の仕組み化がされていたりします。

このような環境を窮屈と思わない人には仕組みが整っている分快適に働けるといえます。

言われたことを卒なくこなせる人

大企業では、上司に言われたことや会社に求められることを卒なくこなせるスキルが必要になります。


そのため自分でやり方を決めたい人より、与えられた仕事を着実に進められる人の方が向いています。

学習の場を得たい人

大企業では、社員を育てるべく講師を招いたセミナーや研修などを会社負担で受けることができます。


セミナーによっては1日の受講で数万円かかる場合もあり、このような費用を個人で負担するのはなかなか辛いもの。


大企業では、会社が学習の場を用意してくれるため学ぶ姿勢の強い人には有難いといえます。

安定した収入が得たい人

大企業はベンチャー企業と比較すると、収入や福利厚生が手厚いのが特徴です。


企業の看板を背負っていることで得られている収入でもあるため、ベンチャーへの転職時に収入がダウンしてしまう可能性も。


そのため、なるべく安定して収入を得たいという人は大企業が向いています。

まとめ

以上、ベンチャー企業の転職についてご紹介しました。

企業規模という側面だけでなく「自分が何をしたいか?どんな働き方をしたいか?」そして「どんな人生を送りたいか」ということを深く掘り下げて、転職の目的を明確にすることが大切です。


あなたがイキイキと働けて充実した毎日を送れる場所を見つけましょう。

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Sharetube