犬の世話と躾にうんざり…育犬ノイローゼ?ワンちゃんとの幸せを築く一番大切なこと♡

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長い記事ですが、最後まで大事なことがたくさん詰まっています!

ぜひ全てに目を通していただけると幸いです♡

しっかりと躾(しつけ)をして、おりこうな犬に育てなくちゃ!

…でも全然思ったとおりに躾ができない…。
可愛いワンちゃんとの生活を楽しむはずだったのに、躾に戸惑う毎日で逆に疲れが溜まってしまう…。

犬を初めて飼い始めた時に悩みの種となってしまうことが多いワンちゃんの「躾(しつけ)」。


中には、上手くいかない躾のストレスや自分の出来なさ、一向に懐いてくれない悲しさなどに涙したり、不眠症・食欲不振などの体調不良に陥ってしまう人も。

日常生活に支障が出てしまう段階まで犬の世話に追い込まれてしまうことを、世間一般では「育犬ノイローゼ」とも言うそうですね。(私はこの表現には反対ですが…。理由は後ほど記述します。)

なかなか上手くいかない「躾」。原因は?

躾…躾……躾!


確かに犬を飼う時には必ず意識することですし、飼い主さんそれぞれが自分なりの理想像を思い描きますよね。

でも上手く躾ができなくて、結果追い詰められてしまう人がとても多い。


それは何故だと思いますか?

飼い主が躾下手だから?飼い主と相性が悪いから?実は上記の理由は根本的な原因ではありません!一番の原因は飼い主さん自身のワンちゃんに対する想いにあるのです。

気になるところですが、まず初めに迎え入れた犬の世話で疲れ果てている方々の悩みをご覧ください。

犬の世話…こんなはずじゃなかったと嘆き、救いを求める声

犬を飼ってからこの3ヶ月、ストレスで鬱になりかけてます。

吠える、噛む、唸る、暴れる、粗相する、しつけがまったく効きません。この3ヶ月、平均4時間くらいしか眠れていません。(吠える、暴れるので)

なので体調も悪く、仕事にも差し支えてきて、もう可愛いとすら思えなくなってきました。

このままだと精神がやられそうです。

出典:批判覚悟の相談ですが…犬を飼ってからこの3ヶ月、ストレスで鬱になりかけて... - Yahoo!知恵袋

	
育犬ノイローゼです。(中略)一番困っているのがトイレです。

(中略)私の育て方が悪かったのかもしれない。病んでしまいそうです。

どこに相談したらいいのでしょう。どうしてあげたらいいのでしょう。

犬を飼うのは初めてです。

育て始めてから今日まで頑張ってきましたが力つきる、というか何というか...涙が出てきます。

出典:育犬ノイローゼです。 - 長文のため箇条書きします。・シェルテ... - Yahoo!知恵袋

	
犬の世話が大変でノイローゼになりそうです・・・飼うのはよしたほうがいいのでしょうか?

トイレを覚えず、ケージ全体におしっこをしてしまって一日に何回も掃除をして、夜は自分が寝る頃になると吼え始め、それで朝方まで寝られなかったり・・・。

(中略)もうどうしたらいいのやら・・・・。

出典:犬の世話が大変でノイローゼになりそうです・・・飼うのはよしたほうが... - Yahoo!知恵袋

	
本当に最低ですが…犬を飼ったことに後悔しています。

(中略)仕事、ご飯、寝るなど基礎的生活以外の時間はほぼ全部犬の世話になり、すごく大変です。

特におしっこの躾に苦戦していて、あちこちでおしっこして目が離せません。

すごく疲れて、体力も精神も辛いです。

出典:本当に最低ですが…犬を飼ったことに後悔しています。1週間前に2ヶ月の子... - Yahoo!知恵袋

	

こういったアドバイスは根本的な解決になるのだろうか…?

ネット上にはワンちゃんの躾の悩みが溢れていて、様々な方が心配と応援の気持ちから色々なアドバイスをされます。


専門家やベテランの方の意見はとても為になりますし、悩んでいる飼い主さんにとっても自分の悩みを分かってアドバイスしてくれる方がいることは気持ち的に大きな励みにもなります。

なのですが…私は「分かるんだけど…う~ん…?」となってしまいます。

【「役には立つけれど、根本的な解決には繋がらないのでは?」と感じてしまうアドバイス事例】


■毎日散歩に連れて行って、リフレッシュする時間を確保してあげましょう。

■なるべくスキンシップを図り、おもちゃで遊んであげましょう。

■排泄は根気が必要です。できるまで忍耐強く続けましょう。

■噛み癖は「噛んだら完全無視で部屋を出て1人にし、時間を置いて部屋に戻る」を繰り返しましょう。

■1人で悩まず「しつけ教室」に連れて行って、プロの方に任せましょう。

なぜ解決できないの?それは犬と飼い主の「気持ちのズレ」にあり!

【犬の気持ち】

例えば母犬・兄弟犬から引き離されて飼い主さんの元へとやって来る子犬。


「ここはどこなの??あなたは?」

全く知らない場所に来てしばらくは戸惑いや不安もありますが、犬は人間よりもはるかに適応能力が優れています。

個人差はあれど、徐々に好奇心を発揮しながら新しい環境での生活に慣れようと、飼い主さんの様子を伺いながら生まれて間もない小さな体でワンちゃんなりに一生懸命に毎日を過ごします。


【飼い主の気持ち】

一方でワンちゃんの躾に悩んでしまう飼い主さんの気持ちはどうでしょう?


「可愛い♡わが家へようこそ!いっぱい遊ぼうね~!」

そんな言葉を掛けたりするのですが…。

頭の中は本やネットで取り入れた犬の躾などに関する知識だらけ。そして早速の粗相や不安鳴きなどにアタフタする毎日の幕開けとなり、想像以上の好奇心やパワフルさにお手上げ状態となってしまいがちです。
何でも興味深々なワンちゃん」と「次は何をやらかすのかと気が気でない飼い主
好奇心」と「不安・心配

完全にズレが生じてしまっていますよね。


この時点で飼い主さんが悩みを抱えながらも試行錯誤して諦めずに毎日ワンちゃんと向き合うことができていれば、時間はそれなりにかかってでも少しずつ愛情が伝わり良い関係性を築いていくことができると思います。
しかし飼い主さんが手に負えないからと半ば投げやりになってしまえば、ワンちゃんの「好奇心」は徐々に「不安から生じる過度なストレス」へと変わってしまいます。そうすると、どうなるか想像できますよね?ワンちゃんと飼い主さんの関係性は悪化の一方…。ワンちゃんからしてみれば「全く楽しくない空間に閉じ込められている」と暴れたくも粗相したくも吠えたくもなります!

「気持ちのズレ」は飼い主さんの「想い」次第で改善できる♡

好奇心旺盛なワンちゃんと、かたや先々のしつけへの不安や心配が絶えない飼い主さん。
「気持ちのズレ」があるうちは、いくら躾けようとしてもワンちゃんは躾けられることに対して喜びを感じません。

例えば食事。食べ物につられて動く程度で、飼い主さんのことは「こうすれば餌をもらえる」という喜びや信用信頼など何もない餌へのツール程度にしか捉えていないでしょう。


こんな状態で躾け続けることはワンちゃんと飼い主さん両者にとって苦痛に他なりません。

そう。辛いのは飼い主さんだけじゃありません。

さらに言ってしまえば、ワンちゃんの方が孤独や不安と戦っています。


この状態を脱するただ一つの方法は、一旦躾を止めてワンちゃんに対する「想い」を改めること。その「想い」はとてもシンプルで当たり前のことなのだけれど、すごく奥深い「想い」なのです。

自分の元へ来てくれたワンちゃんに感謝し、「あなた(犬)の全てを受け止めるから、これから一生よろしくね♡という想い。

簡単に言い換えると「見返りを求めない、無償の愛情」です♡

確かに、トリーツを使えば驚くほど早くいろんなコマンドを覚えてくれます。

でも、何かが足りない。

もっと、深いところで人と犬がつながる事が出来る、犬がイヤイヤやらされるのではなく、自分から大好きな飼い主さんのために良い子になれる。

そんな関係が出来たらと思います。

出典:人と犬の心を通わせるしつけをしたい|ドッグライフカウンセラーメルモパパ

	
愛犬が取る行為。飼い主に対して見せる行為ってのは、ほとんどすべてが自分の気持ちをしっかりと伝えたいからこそ取る行為なんです。

伝えたいけど、伝わっていないと感じるからこそ、どんどん激しい行為となって感情を示してくるんです。

(中略)

モノを破壊する。それだけどうして良いか解らず不安を感じ、不満を持ち、いらだちが現れた結果なんです。

だったらね、まず怒らないこと。すべてを受け入れること。すべて前向きに気持ちを受け止めてあげたらいい。

出典:犬の感情と飼い主の感情のズレ|今までの「犬のしつけ」は間違っている!日本式「犬の育て方」!

	
散歩も大事ですが、愛情をかければかけるだけストレスも無くなります。

出典:犬の世話で疲れ果ててます。もうどうすれば良いか分かりません。反... - Yahoo!知恵袋

	

見返りを求めない、無償の愛情

自分の元へ来てくれたワンちゃんに感謝し、「あなた(犬)の全てを受け止めるから、これから一生よろしくね♡」という想い。
この初心を忘れないため、初心からブレないために、ワンちゃんとの生活の中で意識して欲しいことを以下にまとめます。
【その1:見返りを求めない(愛犬に飼い主の理想像を押し付けない)】

家族として立派なワンちゃんに育てたいと思う気持ちは分かります。

しかし、ワンちゃんにとっての1番の喜びは大好きな飼い主さんと一緒に過ごすし、たくさんの愛情を注いでもらうこと。

飼い主は「あれもこれも覚えさせなくちゃ!」など、ワンちゃんに見返りを求めてはいけません。
たくさん名前を呼び「おはよう♡」「今日はお天気いいから日向ぼっこしようか♡」「ごはん美味しいね~♡」など、たくさん話かけてあげましょう。
ワンちゃんの心に優しく楽しく寄り添うことができれば、出会って短時間でも信頼関係を築くことは可能です♡
【その2:性格や個性を全て受け入れる】

■のんびりした犬/やんちゃでお転婆な犬

■人見知りする犬/人懐っこい犬

■食事をゆっくり食べる犬/ガッツいて食べる犬

■洋服が好きな犬/洋服が嫌いな犬

■ドライブが好きな犬/車酔いしやすい犬


ワンちゃんにも人間と同じように、それぞれの性格や個性があります。
「この子はどんな子かな~♡」と毎日の生活の中で一つ一つ知っていきましょう。
「この子はご飯を勢いよくバクバク食べてしまうから、数回に分けてお皿につぐようにしよう♡」「この子はのんびりやさんだから、天気のいい日は一緒に日向ぼっこしてまったりできる時間を作ろう♡」

ワンちゃんによっても飼い主さんによっても、そのアプローチ法は様々。

自分のために一生懸命に考えて毎日を過ごしてくれる飼い主さんの想いは、必ずワンちゃんに届きます。そして少しずつ見せてくれるようになるワンちゃんの愛くるしい笑顔を見るたびに、飼い主さんもハッピーな気持ちになれます♡
【その3:行き過ぎた行動はその場で気づかせる。時には叱ることも大切】

これはある程度信頼関係ができているうえで行ってほしいのですが、「叱る」というのは決して飼い主さんの感情に任せてワンちゃんに怒ったり怒鳴ったり罰を与えることではありません。
好奇心旺盛なワンちゃんは気持ちが高ぶりすぎて楽しいがゆえに、時に行き過ぎた行動を起こしてしまうことがあります。

例えば、おもちゃで遊んでいるときに勢い余って飼い主さんの手を噛んでしまった場合など。

このような時に飼い主さんが落ち着いた気持ちで「あっ!」「あれ?」などとそれまでの動作を一時停止して行き過ぎた行動に気づかせてあげるということです。
躾の本などには「犬は絶対に叱ってはいけない」など書かれているものもありますが、やはり興奮から起こる行き過ぎた行動はその場で正してあげることがワンちゃんの健康や暮らしにおいても大切なのです。
ですがここで注意しなければならないのは、ただの興奮ではなく、ワンちゃんなりの理由があって行き過ぎた行動を起こしてしまった場合です。
例えば、飼い主さんが仕事などで忙しくあまり構えない時にワンちゃんがかまってほしくてトイレシートを破って食べてしまうなど。

これはワンちゃんの健康にも影響を及ぼす行為なので、絶対に癖づけさせてはいけない行為です。

でも、「うわっ!食べてる!?…でもそうか。最近仕事ばかりで寂しい想いさせてたもんな。」など日頃からワンちゃんの気持ちに寄り添おうと接していれば、何でその問題行動をとってしまったのか検討がつくと思います。

このような場合にはワンちゃんの気持ちを受け止め、飼い主さんがワンちゃんの心に寄り添うことをあらためて意識しなければなりません。
興奮からくる行動なのか、不安などからくるサインなのか。普段からワンちゃんのことを知ろう知ろうとしていれば、おのずとその場で判断・対処ができます。そして、例えその時に上手く対処できなくても良いのです。飼い主さんがワンちゃんに一生懸命に伝えようとする気持ちは、時間がかかってでも必ずワンちゃんに伝わります。一場面一場面が良い思い出となり、その分絆も深まるでしょう。「叱るときは心を落ち着けて叱ること」これを忘れないでくださいね。

ワンちゃんが飼い主さんのことを大好きになるとこんな毎日が…♡

ワンちゃんと飼い主さんとが相思相愛になるとどんな日常が待っているのか。

それが分かる動画をいくつか紹介させていただくので、ぜひご覧ください♡

チワワのくーちゃんは訳あって2ヶ月ほど飼い主さんと一緒に寝れない期間があり、その間1人で寝ていたそうなのですが、この日は久しぶりに飼い主さんと眠れるとあって大喜びだったそうです♡
飼い主さんに話しかけられ、返事をするワンちゃん。「ここにおいで」と言われ、飼い主さんに寄り添うワンちゃんは尻尾をフリフリしてとても嬉しそうに笑っています♡
チワワのリクくんは保護犬のようで、はじめは信頼関係がないので自分の身を守ろうと歯をむき出して威嚇します。その後飼い主さんとの間に確かな信頼関係を築いたリクくんは、大好きな飼い主さんの顔をしきりにペロペロ♡素敵な飼い主さんとめぐり合えて本当に幸せそうです。
とにかく眠り続けているダックスちゃんなのですが、飼い主さんがやさしくちょっかいを仕掛けています。しっかりと信頼関係が築けていない場合ワンちゃんは警戒して飛び起きますが、このダックスちゃんは何をされても「眠たいんだから~」とちょっとした反応はするものの、ずーっとスヤスヤ安心して寝ています♡
柴犬のいちごちゃんは大好きな飼い主さんにかまってほしいのだけれど、飼い主さんはしばしテレビでフィギュアスケートを見ている模様。健気で可愛さあふれる飼い主さんへのアピールがなんとも言えません♡

犬の気持ちを知るヒントになる♡おすすめ本のご紹介

【犬が伝えたかったこと】
三浦健太 通販
三浦健太(ドックライフカウンセラー)

■著書の概要

ドックライフカウンセラーの第一人者である三浦さんは、それまで何万組ものワンちゃんと飼い主さんの関係性やふれあう様子を見てきました。


その中でいつも感じていた「ワンちゃんの気持ち」と「飼い主さんの受け止め方」のズレ。

これを20の実話エピソードの展開とともに、犬の気持ちを分かりやすく的確に解説してくれている本です。

この本のおすすめポイントはここ!


■実話なので臨場感があり、キュンッとさせられたりハッと気づかされたり…!見入るように読んでしまう。

■ワンちゃんにとって1番の喜びは心を寄せた大好きな飼い主さんと一緒に居ること…♡ただそばに居る。それだけでワンちゃんはすごく幸せであるということが分かる。


■ワンちゃんの愛らしい姿やしぐさがすべてがどれだけ飼い主を癒してくれているか、またワンちゃんのまっすぐで前向きな生き方がどれだけ飼い主を勇気づけ、笑顔にさせてくれているかが分かる。


■実は人間がワンちゃんに教えることよりも、ワンちゃんから気付かされる学びの方が人生においては大切なことなのだと気付く。


■自分と愛犬との関係性を見つめ直す機会にもなるし、これからの自分の生き方に大きな変化をもたらすきっかけにもなるかもしれない。

【読者レビュー】
■現在、犬を飼う上でトラブルを抱えていらっしゃる方や、犬を飼い始めたけど飼うのが面倒に思えてきたような方など、そんな飼い主さんには、ぜひ本書を一読されてみることをお勧めいたします。

犬に限りませんがペットと共に暮らした日々は、振り返ってみればどんなにトラブルがあったとしても人生の素晴らしい思い出となっていると思います。そのことに気づかされる素敵な本です。


■とっても温かい気持ちになります。(中略)実話だから、余計に実感しますよね。わんちゃんの存在って、大きいんですね♪


■少し読んだだけでもうキューンとしてしまいます。犬の健気さがバシバシに伝わってくる内容です。(中略)犬がよりそってくれるように、こちらももっと犬目線で犬によりそって行かないといけないなと思いました。


■「犬といてこんな事があった」というような日常のワンシーンについて書かれた話が大多数の心が温かくなる本でした。20のストーリーにはすべて著者による解説が付いているのですがストーリーの解説から犬の習性までいろいろと為にもなります。

出典:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 犬が伝えたかったこと

	

相思相愛ならば、これまでの形式的な「躾」は必要ないのかもしれない

人間が犬に教える「躾」。


「おすわり・ふせ・まて」などはワンちゃんを飛び出しなどの危険から守ったり、心を落ち着けたりするために必要なのかもしれません。

でもおて・おかわり」など言わば一芸的なものはどうなのでしょう?


私はこれらを「躾」の一環と考えてしまいがちな人間の意識を改めるべきだと思っています。


例えばご飯をあげるための「おて」ではなく、ワンちゃんと飼い主さんのコミュニケーションの一環としての「おて」と考えてみるのです。
「躾」は必要最低限。「コミュニケーションで心通わす楽しさ」は最大限に!
ワンちゃんと飼い主さんとが相思相愛であれば、一芸も楽しみの一環となり得るのです♡
最低限のルールを犬に教えてあげること、それがいわゆるしつけというものです。

(中略)『お手』そのものの必要性をまったく感じていない愛犬家も多くいます。

(中略)しつけの定義から言えば、むしろ覚えさせなくてもいいものです。


ですが、愛犬と一緒に楽しみながら、しつけの基礎を学ぶという意味では有効な方法であるとも言えるかもしれませんね。


無理矢理教え込むのではなく、一緒に楽しみながらしつけするということを飼い主自身も覚えるためということです。

出典:それって必要?犬に『お手』『お座り』のしつけ方

	

「育犬ノイローゼ」なんていう表現に囚われないで!!

人は悩み・苦しみ・辛さがあると、それを自分の共感できる言葉に置き換えてしまいがち。

「育犬ノイローゼ」も分かりやすい一例です。

楽しい生活を思い描きながら私なりに必死にお世話してるのに…なんで?

もう限界…育犬ノイローゼになちゃった。

そして自分の陥った症状を言葉に置き換え、共感している人の声をネットで検索。

「私と同じように悩んでいる人は結構いるんだ」とちょっとホッとする…。

この時点で「私は病的な症状を患っている」という意識が頭の中を支配してしまいます。

この意識は完全にネガティブ・マイナス思考ですよね。
ワンちゃんは言葉をしゃべることはできませんが、人間以上に相手の感情を察する能力が長けています。また、人間が想像していることをイメージ図として捉えることができるとも言われています。
飼い主さんが肩を落としてどうしたらいいのか分からないと悩んで塞ぎ込んでばかりいると、ワンちゃんにもその不安な気持ちが伝わってしまいます。そしてワンちゃんのストレスを悪化させてしまうことに…。

せっかく飼い主さんを選んで来てくれたワンちゃん。

ワンちゃんだって懸命に生きているのです!

「育犬ノイローゼ」などと意識せず、「それがなんだ!どんなことがあろうと、私が守ってあげるからね♡」と強い気持ちを持って楽しく笑顔で接してあげましょう。

愛犬とあなたのペースでのんびりと♡

失敗だらけの毎日で良いのです。おりこうで賢いワンちゃんに育てなくて良いのです。

大切なのは迎え入れたワンちゃんを愛犬として飼い主さんなりの愛情を思う存分注いであげること♡

きっとそれ以上にワンちゃんはあなたに幸せをもたらしてくれると思いますが…♡


私は犬をはじめとする動物たちみんな、人間以上に素晴らしいものをたくさん持っていると思っています!

ワンちゃんと居ると、そのことをひしひしと感じることでしょう。


愛犬とあなたのペースでのんびりと♡

いつまでもワンちゃんと飼い主さんが幸せであることを願っています。

著者プロフィール
Sharetube