神戸製鋼所データ改ざんで再稼働延期、大飯原発3,4号機、玄海原発3,4号機

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データ改ざん問題を起こした神戸製鋼グループの配管部品などが各地の原発で使用されていることがわかり、原子力規制委員会の求める調査に時間がかかるとして再稼働が認められた関西電力と九州電力は再稼働を数ヶ月遅らせると発表した。

原子力規制委員会の審査合格、地元同意を得たものの規制委から「安全確認」を求められた結果の再稼働延期

 関西電力は、大飯原子力発電所3、4号機(福井県)の再稼働時期を数カ月遅らせる検討に入った。神戸製鋼所の製品データ改ざん問題に関連して自社調査に時間がかかるため。3号機は2018年1月、4号機は同3月を計画していた。

出典:関電、大飯原発の再稼働延期へ 神鋼製品調査に時間  :日...

	
九州電力は玄海原発3号機を来年1月に、4号機を来年3月に再稼働させる計画でした。しかし、原発内の一部の鉄筋などで神戸製鋼製の部品が使われていることが分かり、安全確認作業が必要になりました。玄海原発の再稼働は3号機が来年3月、4号機が来年5月に、それぞれ2カ月程度、遅れる見通しです。

出典:玄海原発の再稼働に遅れ 神戸製鋼製品で安全確認

	

両社とも原発の安全性に問題はないと言うものの、確認に時間がかかることを延期の理由としており経営への影響は避けられない模様

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