ネコちゃんが伝えたいのはこんなこと!しっぽでわかる11の気持ち
ネコともっとコミュニケーションをとりたい…!
ネコ好きの方ならもっとネコちゃんと意思疎通したいと思いますよね!でも残念ながらネコちゃんは話す事が出来ません。飼い主さんなら鳴き声でなんとなく伝えたいことがわかるときがありますが、ネコちゃんはしっぽでも気持ちを伝えることが出来るのです!鳴き声よりも尻尾の方がわかりやすいので、ネコちゃんともっと仲良くなれるかもしれません。
ネコのしっぽはどんな役割があるの?
猫は動いている時の身体のバランスをしっぽで取ると言われています。猫科のチーターは獲物を追いかける時の急なターンの際、グルグルとしっぽを回してバランスを取ります。猫も走る時やジャンプをする際はしっぽをうまく回して使いますし、高所から飛び降りる時はしっぽをグッと高く上げて、塀の上を歩く時はピンと伸ばしてバランスを取ります。また、猫は寒さに弱い動物ですので、冬の寒い時期はしっぽをマフラーのように首に巻きつけて暖を取ります。更には、しっぽにある臭腺を使ってマーキングも行います。猫が何かにしっぽをこすったり巻きつけている時は、自分の縄張りや所有権を主張しているのです。
出典:猫のしっぽって何のためにあるの? マイナビニュース ネコちゃんのしっぽにはバランス取り、感情表現、寒さ対策、マーキングと様々な役割があります。
最も重要な役割
それは、「コミュニケーションをとること」です。ネコちゃんは挨拶するときにしっぽを使います。子どものころはお母さんに甘える時はしっぽをぴんと立て自分を目立たせるために使います。他の動物へ気持ちを伝えるためにもしっぽは大切です。私たちが気をつけること
ネコのしっぽの神経は脊髄と繋がっています。大事な神経や太い動脈がしっぽに流れています。そのためしっぽを強く引っ張ったりして傷つけてしまうと、内臓や歩行に障害が出てしまう可能性があります。ネコちゃんのしっぽを引っ張るなどの危険な行為は絶対にしないようにしましょう。しっぽで伝えたい11の気持ち
ぴんと立てる
ネコちゃんがしっぽをぴんと垂直に立てているのは嬉しい、甘えたい、ご飯が欲しい、遊びたい、なでて欲しいという合図です。ねこは甘えたい相手にしっぽを立てる習性があります。ネコちゃんがしっぽを立てながら近づいてきたらたくさんかまってあげてくださいね。クエスチョンマークのようにしっぽを少し前に向けているときは挨拶をしています。だらんと下げる
反対にしっぽを下げている時は怒られたりして、しょんぼりしているときです。体調の悪い時にもしっぽを下げていることがあるのでよく観察してください。抱っこするとお腹につける
安心しているのかな?と思うこの仕草、実はネコちゃんは抱っこされて怖がっていることがあります。安心しているときはしっぽをだらんとさせているので、ネコちゃんがしっぽをお腹につけていたらゆっくりおろしてあげましょう。大きく速くブンブン振る
とてもイライラしていたり、すごく怒っているときに立ち上がりしっぽを大きくブンブン振ります。攻撃を仕掛ける前にこのようにしっぽを振ることがあります。そっとしてあげましょう。大きくゆっくり振る
ゆっくりしっぽを振っている時はネコちゃんは穏やかな気持ちでいることが多いです。機嫌が良く、リラックスしています。遠くに獲物を見つけたり、じっとしながら左右にしっぽを振っている時は「あれは何だろう」と興味を持っているときです。考え事をしている時も同じようにゆっくりしっぽを振ります。小さく速くパタパタ振る
不機嫌だったり、落ち着かなかったり、少し怒っているときに素早くしっぽを振ります。撫でているときや抱っこしたときにパタパタとしっぽを振っていたら嫌がっている合図です。座りながら上下にゆっくり振る
ネコちゃんはリラックスしていて、これから何をしようかな、と考え事をしているようです。遠くを眺めながらパタパタ振っているときもあります。太くする・山形にする
強気になり怖い時、驚いた時、威嚇している時、攻撃しようとしている時などにしっぽを毛を逆立てて大きく、太くします。攻撃的になっているのでむやみに触らないようにしましょう。