あなたのイメージアップに!字を綺麗に書く方法

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「字は人柄を写す」


これは昔から日本でよく言われている言葉ですね。この言葉に関して懐疑的な方も多いと思われますが、きちんとした根拠があります。


それは「文字を通してその人に対するフィルターがかかってしまう」からです。あなたが実際のところどんなに素晴らしい性格を持っていたとしても、汚い字を書いていては、他の人からは「汚いフィルター」がかかってしまい、あなたの本当の性格を理解してくれません。文字によってあなたの性格を決めつけられてしまうのです。


ここでは文字を綺麗に書くためのポイントをいくつか紹介します。綺麗な文字を書いて、他の人から「綺麗なフィルター」を通して見られるようにしましょう。

長いところは長く、短いところは短く

長短を意識した「筆」

今までで一番上手にかけたと思います。正直こちらをサムネにしようかなとも思いました。
線の長短をはっきりさせることが、綺麗な文字を書くことの第一歩です。線の長短をはっきりさせるとことで、文字に動きがみられ、迫力のある「魅せる字」へとなります。サムネも含め、記事の写真は自撮りです。字には少しばかり自信がありますので、説得力をつけるために自分で書いてみました。

はいり・とめを意識する

はいり・とめを意識した「春」

少し画像が傾いてしまいました。
はらいとはねを意識している人は多いと思いますが、意外にもはいりととめを意識しない人は多いです。これを意識するだけで、字を見る物に「丁寧さ」を伝えることができます。「字の形は悪いけど、丁寧に見える」と言われる字は、このはいり・とめがしっかりと出来ている字です。

横線は若干山なりに、縦線は垂直に

縦横を意識した筆

今までで一番上手にかけたと思います。こちらをサムネにしても良かった。
縦線をまっすぐ垂直に引くことに関しては、文字を丁寧に書く時に誰もが行っていることと思います。しかし、横線はどのようにされていますか。真横に引っ張っているだけですと、まるで機械が書いたような「命のない字」になってしまいます。写真のように若干山なりに書くと、「魅せる字」として命を込めることができます。

まとめ

綺麗な文字とは、形の整った文字のことを言うのではありません。どれだけ読む人の心を打つかでその文字の評価が決まります。活字は確かに整っていますが、この文字からは私たちは何も感じとれないと思います。人が書いた文字には、良くも悪くも人の心を動かす何かが込められています。「形の整った字」ではなく「魅せる字」を心掛けることが「綺麗な字」を書く上で最も重要なことです。

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Sharetube