セクハラに黙らない!#MeTooがようやく日本でも盛り上がってきた
「 2017年10月、ハリウッドの映画プロデューサーであるハービー・ワインスタイン氏が長年の間、大勢の女優や従業員たちにセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)や性暴力を繰り返していたことが発覚しました。
そのきっかけになったのは女優のアリッサ・ミラノ。セクハラや性暴力の被害にあった女性が「Me too(私も)」と書いて、この問題の重大さをまわりに分かってもらおうと呼び掛けたのです。「泣き寝入りせず声を上げよう」と声をあげた女性たちの意思のシンボルとなったのがハッシュタグ「
このキーワードを使ってソーシャルメディアで発信することで、セクハラ被害を明かすことができなかった女性たちの告発はアメリカの映画業界だけでなく世界中に拡散し、大きなムーブメントになりつつあります。
女優のアンジェリーナ・ジョリー氏やグウィネス・パルトロー氏、ローズ・マッゴーワン氏など20人以上の女性たちが、ワインスティーン氏から受けたレイプや性的嫌がらせなどの被害を公表した。ワインスティーン氏は、全て合意の上だったと主張
日本でも人気ブロガー・作家のはあちゅう氏が電通のクリエイターによるセクハラとパワハラを証言
加害者は電通のエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターを務めていた岸勇希氏
岸氏は世界最大級の広告の祭典「カンヌライオンズ」で金賞獲得という実績を持ち、国内外での受賞歴も多数ある広告業界の大物。はあちゅう氏は2009年に入社した電通で、中部支社から東京本社に配属が決まった2010年3月頃から岸氏からセクハラやパワハラを受けていたという。
当時の岸氏は本を出版するなど、広告業界で著名なクリエイターだった。新入社員だったはあちゅう氏には彼に気にいってもらえれば、早く希望の場所にいけるかもしれないという思いも。その思いに付け込むかのように、岸氏ははあちゅう氏へのパワハラ・セクハラを繰り返す。
俺に気に入られる絶好のチャンスなのに体も使えないわけ? その程度の覚悟でうちの会社入ったの? お前にそれだけの特技あるの? お前の特技が何か言ってみろ
お前みたいな顔も体もタイプじゃない。胸がない、色気がない。俺のつきあってきた女に比べると、お前の顔面は著しく劣っているが、俺に気に入れられているだけで幸運だと思え
さらにはあちゅうさん氏個人だけではなく、家族や友人、パートナーの人格までも否定するような発言もしたために、岸氏との連絡を断つことに。そこで言われた言葉は、、、
広告業界では生きていけなくなるぞ
元電通の岸勇希さんのセクハラ・パワハラについて証言した記事が公開されました。数か月に及ぶ取材中も、自分と相手の実名を出すことへの葛藤がありましたが href="https://twitter.com/hashtag/metoo?src=hash" dir="ltr"> のムーブメントが背中を押してくれました。リスクを背負って証言してくれた関係者の皆様に感謝しています。.boDqd29gw"