東ヨーロッパに物価の安い国があります!モルドバで生活しよう

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モルドバの首都キシナウ最大の公園「バレリアモリロル公園」
「ヨーロッパで安く生活がしたい」
そんな方におすすめ国があります。それは東ヨーロッパ「モルドバ」です。モルドバはヨーロッパで生活費が安い国としてフリーランサーやリタイア層に注目を浴びている国です。これからモルドバの物価事情についてお話をしていきます。

モルドバの物価

モルドバは「ヨーロッパ最貧国」と言われ、国民の半数以上が貧困層という非常に貧しい国です。物価は物にもよりますが、日本の4~5割程度で、ヨーロッパ諸国の中ではかなり安いです。物価の安さを追求しますと、やはりアジア諸国に後塵を拝しますが、ヨーロッパの生活に憧れを持っている方にはおすすめの国と言えるでしょう。

1か月にかかる生活費は6~7万円程度です。内訳は家賃3万、食費2万、光熱費5000円、その他雑費が5000円程度です。しかし、外食は非常に高く、レストランに1回行くだけで1000円は軽く越えます。市場に置いてある野菜などは非常に安いので、できるだけ自炊をした方が良いでしょう。自炊が苦手な方にはイスラム系移民が経営しているケバブ屋をおすすめします。首都キシナウにはケバブ屋が非常に多く建っており、角を曲がると必ず一軒は見つけられるくらいすぐに見つけられます。たったの300円で500mlペットボトルよりも大きいケバブロールを食べることができます。肉、野菜、小麦粉と栄養バランスも取れているので、下手に自炊するよりはこちらでお腹を満たした方が経済的かつ健康的です。しかし、店によって味の当たりハズレがあるので注意です。

モルドバの平均月収

モルドバの平均月収は2~3万円です。1項で申し上げたと思いますが、この月収では1か月の生活費(6~7万円)を賄う事ができません。これがヨーロッパ最貧国と言われる由縁です。親子三世代で家に住むことによって家賃は抑えられるとして、残りの食費+雑費でも3万円以上はかかりますので、かなりかつかつの生活を強いられることになります。その為、モルドバでは海外の出稼ぎが多く、人口流出が社会問題にもなっているほどです。
就労ビザを取って海外移住を考えている方は、現地からの収入だけで生活できると考えない方が良いでしょう。クラウドソーシングを利用し、日本から何かしらの副収入を得ながら生活をするのが現実的です。日本から受注する仕事ですと、隙間時間を使って仕事をするだけで2~3万円は軽く越しますので、収入が倍以上に跳ね上がります。二足の草鞋を穿くことになりますが、生活のしやすさが格段にあがります。日本で言うと、月15万円でかつかつの生活をしている人と月30万円で安定した暮らしをしている人くらい変わってきます。

高いもの/安いもの

先述でモルドバの物価は安いと述べましたが、物によっては非常に高いものもあります。それは「輸入品」です。電子機器、化粧品、その他海外産の雑貨などは非常に高いです。スーパーには日本でも見られる化粧品が多く置いてありますが、値段が全く日本と変わらず、1000円以上かかります。モルドバの平均月収を考えますと、これはかなり高価なものです。
平均月収が40万の日本で考えますと、コンビニで売られている化粧品が単純計算で2万円以上する超高級化粧品となります。生活必需品は野外のバザーで安く売られておりますので、輸入品ばかり置いてあるスーパーではなく、できるだけそちらを利用しましょう。
また、1項でも述べましたが、モルドバでの外食は非常に高価ですので、控えた方が良いです。マクドナルドのような外資系はもちろんのこと、レストランでも日本と全く変わらない値段で料理が出されます。現地で実際に入ってみるとわかりますが、席が埋まることがほとんどなく、入っている人たちも富裕層ばかりです。
また、資源の乏しいモルドバは光熱費も非常に高いです。1項で「え?」と思った方もいるかもしれませんが、1か月に5000円は日本とさほどかわりませんね。またこれも日本で考えると、月収の4分の1を光熱費に持っていかれている計算になります。そのため、モルドバ住民は光熱費に関して非常にシビアです。モルドバでの生活は、いかにこれらの「高いもの」に手を出さないかが鍵となります。
逆に安いものとして挙げられるのが「食品」です。農業国モルドバでは、自国で生産された野菜、果物などが非常に安いです。日本で買うと500円くらいするリンゴも100円前後で買うことができます。自炊をする方はスーパーではなく、市場で買い物をすると良いでしょう。また、モバイル端末は非常に高いですが、現地で購入できるSIMカードは非常に安いです。一番安いのですと、1か月500円程度でインターネットを自由に利用することができます。飲食店やトロリーバス内など、多くの場所でWi-Fiの電波が飛んでおりますので、家にWi-Fiを設置するかどうかは良く考えた方が良いでしょう。

モルドバへ安く移住する方法

モルドバへ移住するには、就労ビザか留学ビザを取得するのが一般的です。国内でもこれらのビザを取得することはできますが、観光ビザでも3か月滞在できますので、現地に着いてからゆっくりとビザの切り替えをすると良いでしょう。就労ビザか留学ビザで滞在するメリットは、「家賃・光熱費の節約」にあります。モルドバの家賃・光熱費は非常に高く、日本とそれほど変わりません。
そのため、自分でアパートを借りて現地に滞在するのはかなりの経済的打撃となります。家賃・光熱費が現地企業や大学持ちになるだけで一気に住みやすさが変わるでしょう。また、2項でも述べたように、日本から何かしらの副収入が入るようにしておいた方が良いです。日本からの副収入で現地サラリーマンの倍以上稼ぎ、充分に貯金が溜まったら、その時自分のアパートに移り住むのが理想的です。

まとめ

筆者の自宅からとったモルドバの首都「キシナウ」の街並み
モルドバの物価は非常に安く、日本からの収入があれば、かなり楽に生活することができます。ヨーロッパで優雅に、そして楽に生活したいのであれば、モルドバはうってつけの国と言えるでしょう。しかし、「ヨーロッパ最貧国」というのは、「安い物価」と「貧困」という双方の側面を持っております。贅沢の仕方を誤ると、貧しい生活を強いられる危険性もあります。快適な生活ができるか貧しい生活になってしまうのかはあなた次第です。モルドバのお金事情をしっかりと理解し、「安い物価」の側面を最大限活用できたら良いですね。

著者プロフィール
Sharetube