2つの違い、知ってますか?生活にまつわる似ているものを徹底解説

著者:
投稿日:
更新日:

なんとなく違うな、くらいに思っていませんか?

名前が似ていたり、形が似ていたり、用途が似ていたり…

普段あまり気にしていないかもしれませんが、そういったものって多くありますよね


今回は生活に関する似ているものをいくつか調査しました

雑学、豆知識としてだけでなく、生活の一つの知恵として役立てていただければ幸いです

「アパート」と「マンション」

どちらも集合住宅だが…

自分の住んでいるところを紹介するとき

「○○アパート」よりも「○○マンション」のほうが

響きがいいと思う人も多いでしょう


この2つに厳密な違いはあるのでしょうか?

アパートは基準があいまい!

アパートは、英語の「アパートメント・ハウス」を略した和製英語です

1棟の建築物の中に多数の住居が仕切られている集合住宅のことで

とくにこれが「アパート」といった明確な判断基準はない

2,3階建てぐらいで、木造、モルタルなどの住居が「アパート」と現代の日本では言われています

なんとなく庶民的な方が「アパート」という感じですね


一方、マンションはしっかりとした定義がある

「3階以上の中高層建築物で、鉄筋コンクリート、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物」

と定められている

さらに、マンションは賃貸のほかに分譲物件もあり、持ち家にすることができることもあります

ようするに…

しっかりとした基準があるのが「マンション」、何となく庶民的なのが「アパート

「バルコニー」と「ベランダ」

ないより、あったほうがいい…

どちらも、建物の2階以上にある

家屋からせり出した空間であるが


この二つに大きな違いはあるのだろうか

形状が違う!

バルコニーとは、屋根のない露台のことです

日差しの強い南ヨーロッパなどでは、家を作る際に日光を避けるため窓を小さくするそうです

ですが、人が日光を浴びたい時などのために、家の中以外に別のスペースを作ります

それがバルコニーです

日光を浴びるのが目的なので、もちろん屋根は必要ありません


一方、ベランダは屋根がついた、家屋からせり出したスペースのことをいいます

日本は、雨が多い国なので屋根付きの「ベランダ」のほうが主流です

ようするに…

屋根がついていないのが「バルコニー」、屋根がついているのが「ベランダ

「押入れ」と「クローゼット」

どちらも、収納スペースだが…

住まい探しをするときに、決め手の一つにもなる収納

老若男女問わず、収納の大きさは気になるところですね


二つの違いは英語か日本語かの違いだけなのでしょうか

そもそも、クローゼットは収納だけのことではない!?


押入れは日本で住宅建築が発達していく中で、主に寝具の収納スペースとして作られるようになった

だが現在では、広い家に住むのは困難な時代

そこで、押入れを自分なりに改造して、寝具だけでない収納スペースとなっています


一方、クローゼットはもともと、欧米において、収納・小寝室・書斎などを含んだ

プライベートな独立スペースのことを言う

中には、トイレまで完備されたクローゼットもあるそうです

よく、大物女優などが大量の靴や高級ドレスを並べている部屋を見たことがあると思います

あれがまさに「クローゼット」なのです

ようするに…

日本式の寝具収納スペースが「押入れ」、「クローゼット」はプライベートスペース

「民宿」と「ペンション」

のんびり過ごすならどちらだろうか

休日には、美しい山か海でも見てのんびりしたい時もあると思います

そんな時に格安で手軽なこの2つ

和風か洋風かの違いだけなのでしょうか

和風か、洋風かの違いだけだった

実はどちらも「簡易宿泊所」というものに当たり

明確な違いはないのですが、ここではその違いを強いてあげてみることにします

民宿のオーナーの多くは、地元で農業や漁業などを行い

民宿の経営は副業であることが多いそうです

家の一部を宿泊施設としていて、いろいろとアットホームな宿泊施設のことです


一方、ペンションのオーナーの多くは都会から引っ越してきたたちが多いそうです

ペンションのオーナーの方たちはこれを専業としている人が大半で

料理も、おしゃれな西洋風料理が提供されることが多いです

なんとこのペンション、初期のころは「洋風民宿」と呼ばれていたそうです

ようするに…

和風でアットホームなのが「民宿」、洋風でおしゃれなのが「ペンション

「古本」と「古書」

どちらも古い本のことのようだが…

同じ古い本といっても実は

「古本」と「古書」に分かれています


「古本屋」はよくみかけるけど、「古書屋」はあまり見かけない、という人も多いんじゃないでしょうか

価値が違った!

古本は、その名の通り古い本なのですが

同じ本が一般書店でも買うことができる場合のものを言います

通常、古本は新刊の販売価格より安く設定されているので、手軽に買うことができます


一方、古書は同じ古い本でも

一般書店で購入することが不可能なものや

出版社に直接注文しても手に入れることが不可能な本のことを言います

つまり、希少価値が高いわけですから発売時の価格より高値で取引されることがほとんどです

ようするに…

同じ本が一般書店で買えるなら「古本」、基本的に入手不可能なのが「古書

どのくらい知っていましたか?

意外と何となくで考えていたものが多いのではないかと思います

これらの知識が皆様の生活に少しでも役立つことができたら幸いです


今回は生活に関する2つの違いでしたが

他のジャンルの2つの違いに関する記事も書いています

もし興味があればご覧ください

著者プロフィール
Sharetube