中国は北朝鮮より怖い!ウイグル・チベット問題から考える尖閣問題と沖縄独立運動
沖縄・尖閣諸島 中国艦、接続水域に潜水艦も 日本政府が抗議
防衛省は(2018年1月)11日、中国海軍のフリゲート艦1隻と潜航する潜水艦1隻が沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったと発表した。潜水艦は、前日には宮古島(沖縄県宮古島市)の接続水域への進入も確認された。同省は潜水艦の国籍を明らかにしていないが、中国海軍のものとみられる。
中国海軍の潜水艦の尖閣接続水域への潜航は、偶発的なものではなく、中共中央軍事委員会の指示に基づいたものであることが見て取れる。少なくとも第一列島線における中国の覇権を予告する性格のものであったと解釈すべきだろう。
北朝鮮よりひどい中国当局 国内では民族弾圧と宗教弾圧を繰り返す
第2次世界大戦後、チベットに隣接する中国で国共内戦が勃発し、それはチベットにとって、未曾有の悲惨な運命の幕開けを告げるものとなる。1949年、内戦に勝利を収めた共産党の人民解放軍が自国内を掌握すると同時に、隣国チベットへ侵攻を開始すると、いまだ弱冠15歳の法王は、法王としての政治上の全権限を一身に帯びるよう朝野をあげて懇願され、1950年から国家指導者としての役割を担うことになる。1954年、法王は北京へ赴き、毛沢東をはじめとする中国の指導者らと和平交渉を行う。しかし、中国との国境地帯にあたるチベット東部は、たちまち人民解放軍によって席巻され、数多くのチベット人が命を奪われた。ダライ・ラマ法王は、和平交渉に懸命の努力を重ねてきたものの、圧倒的軍事力を誇る中国側の強硬姿勢の前に、全ては空しい結果となる。そして1959年3月10日、ダライ・ラマ法王の身を案じたラサ市民が一斉蜂起し中国軍が容赦無き弾圧を加えた。法王は中国軍の撤退とチベットの主権、独立を訴え、これに対して、中国側はさらに徹底的な弾圧を加え、ついに法王は国外亡命を余儀なくされる。法王の後に続いて、約10万人のチベット人たちが祖国を離れ、インドやネパールなどへ亡命した。
出典: ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 ttp://www.tibethouse.jp/dalai_lama/locus/
中国当局、キリスト教会取り壊す 「違法建築」理由に
中国北部の山西(Shanxi)省臨汾(Linfen)市で9日、キリスト教会「金灯台教会(Golden Lampstand)」の大きな建物が当局によって取り壊された。中国の信教の自由ために活動している米人権団体チャイナエイド・アソシエーション(China Aid Association)のボブ・フー(Bob Fu)会長は13日AFPに対し、「取り壊し作業には武装警察が動員され、教会の建物の下に埋める形で大量の爆発物を仕掛けた」と述べ、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)やイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が穏健派の教会を迫害するようなやり方だと指摘した。また、この教会の信徒は約5万人だったと付け加え、建物が取り壊された主な理由は教会が共産党当局への登録を拒否したためだと語った。
中国共産党幹部、イスラム教徒の前でたばこ控えて降格に
イスラム教徒が多く住む中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の地元の共産党幹部が、イスラム教徒の前でたばこを吸うのを控えたところ、「あいまいな政治姿勢」を示したとの理由で役職降格の憂き目に遭ったという。当局関係者は環球時報に対し、たばこを吸う「勇気を出さなかった」マトニヤズさんの行為について「新疆ウイグル自治区における過激な宗教思想に譲歩する」ものだと批判した。さらに、忠実な党員であれば信者の前でも宗教におもねらない世俗主義の意志を示すために、たばこを吸うことを選ぶだろうと語った。
新疆ウイグル自治区の住民、旅券申請でDNA提出義務化
中国当局はイスラム教徒が多数を占める新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の一部地区の住民に対し、旅券(パスポート)発給など渡航関係の書類を申請する際にDNAサンプルなどの提出を義務化した。地元メディアが伝えた。新疆ウイグル自治区のイスラム系住民の多くは、この地区の文化や宗教に対する統制に加え、パスポート発給の拒否などは差別だと非難している。
ウイグル自治区の問題とは、どんな内容でしょうか?
ウイグル族の人たちは、次のような不満を抱えているようです。
ウイグル自治区の豊富な資源が搾取されているウイグル自治区が核実験場となっている漢民族がどんどん流入してきているウイグル語の使用制限がある宗教(イスラム教)への制限があるウイグル独自の文化が破壊されつつある政治的な発言権がない又は少ない当局による不当と思える逮捕・拘束があるこういった不満から、中国の中央政府に不満を持つウイグル族と漢族との対立の激化で、多数の死傷者が出る事件が起こり、暴力事件や治安の悪化が実際に起こっています。
2009年には死傷者が最低192名、負傷者が1,721名となる、ウイグル騒乱と呼ばれる事件も起きました。
出典:i-3"