え?その話も嘘だったの?実は間違っていること、また集めてみました

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みなさんまだまだ勘違いしていることがありませんか?

様々な情報が簡単に入ってくるこの時代

インターネット上では、本当の知識も嘘の知識も飛び交っています


そこで今回は、ネット上などで有名な間違った知識について解説したいと思います

牛乳を飲むと酔いにくくなる?

アルコールの分子はとても小さく、血管から内臓へ浸透するほどである

しかし、牛乳の分子はアルコールより大きい

つまり、牛乳の分子を隙間を通過してアルコールは体に吸収されるのだ

それに井の中に入った飲食物は井の中で撹拌される

そんな状況で胃をコーティングすることなど到底不可能なのだ

だが、牛乳が全く二日酔いに効かないというわけではない

牛乳に含まれる乳脂肪が胃の動きを抑えある刻子吸収の速度を遅らせることができるのだ

この生き物の名前はウーパールーパー?

皆さんはこの画像の生き物の名前は?と聞かれた何と答えるだろう

おそらく多くの人が「ウーパールーパー」と答えるのではないだろうか

30年ほど前にこの不思議な見た目が人気となったが

実は「ウーパールーパー」と言って通用するのは日本だけなのだ

画像の生物の正式名称は「メキシコサラマンダー」もしくは「メキシコサンショウウオ」という

ではなぜ「ウーパールーパー」などという名前がついたのだろうか

なんと実は当時売り出そうと考えていたプロデューサーが適当につけたのだとういう

最初は「スーパールーパー」という名前にしようと思っていたのだが

「スーパー○○」という名前は当時非常に多く、承認をもらうのに時間がかかった

そのため「ウーパーでよくね?」となった結果、現在に至るそうだ

鳩時計の鳥は本当に鳩?

「鳥が出てきてなく時計には何の鳥が使われている?」とたずねたら多くの人は「鳩」と答えるだろう

しかし実はこの鳥は鳩ではない

世界的には「カッコウ時計」と呼ばれていて

「鳩時計」と呼ぶのは日本だけだそうだ


そもそも、よく見てみれば全然鳩じゃない


ではなぜ「鳩時計」と呼んでいるのだろうか

日本の時計メーカーがカッコウ時計を売り出した時、カッコウでは「閑古鳥が鳴く」が思い出されてしまい、あまり良い印象ではなかった

ちなみに、閑古鳥はカッコウの和名である

こんな売れなさそうな鳥にするならば、平和の象徴である鳩を使おうとなったそうだ

さらに、日本で初めて作られたカッコウ時計が聞きようによっては「ポッポー」と聞こえたことも

「鳩時計」という名前が一般化した理由でもあるという

闘牛士が赤い布を持っているのは牛を怒らせるため?

闘牛といえば、怒り狂った牛を闘牛士が華麗にかわすという、スペインの代表的な競技だ

闘牛士がかっこよく赤色の布を動かし、牛を挑発している映像がテレビでもよく使用されている

そういった映像を見て、牛は赤い色に反応して突っ込んでいくのだろう、と思う人もいるかもしれないが

実は牛には色が見えていない

牛は、闘牛士が持つ布が赤色だろうが青色だろうが虹色だろうが関係ない

牛の修正として、動くものに過敏に反応して突進するというものがある

つまり闘牛士にとって重要なことは、色ではなく、布を動かすことだったのだ

では、なぜ赤色が一般的になったのか

赤色というのは、人間のアドレナリン分泌を促進させるといわれている

つまり赤色は牛を興奮させるのではなく、観客、人間を興奮させるためのものだったのだ

シロクマの毛は白い?

ホッキョクグマ、別名シロクマの毛の色はなんだろうか

誰がどう見ても「白」である

名前もシロクマというほどなのだから


だが驚くことに実はシロクマの毛の色は白ではない

ではシロクマの毛の色は何色なのかというと

実は色がナック、輝くような無色透明をしているのだ

シロクマの毛を顕微鏡で覗いてみるとほかの動物と違い、先の詰まったストローのような毛をしている

この構造のおかげで太陽からの熱を体に伝え、マイナス40度という過酷な環境でも生活ができるのだ

じゃあ、地肌の色は何色なのか

実は黒色なのである

地肌も毛も白くないとしたら「シロクマ」と呼ぶのはもはや間違いのように思えるが

実際城に見えるのだから仕方がない

電球を発明したのはエジソン?

電球を発明したのは誰?と聞いたら

多くの人が「エジソン」と答えるのではないだろうか


だが電球を発明したのはエジソンではない

エジソンは電球を普及させた人なのだ


最初に電球を発明したのはイギリス人科学者の

「ジョセフ・スワン」という人物だ


「え?誰?」と思う人が大半だろう

1982年にイギリスで生まれたスワンは生涯を通じて多くの発明をした

その中に電球も含まれているのだが、スワンの発明した電球の「フィラメント」と呼ばれる部分は

短時間で使えなくなってしまうという大きな欠点があった

それを改良したのが「エジソン」だ

エジソンが日本の竹をフィラメントに使った、という話は聞いたことがある人は多いだろう

確かにエジソンの改良もすごいが、初めに発明したスワンもすごいはずだ

なぜこんなにも知名度に差が生まれてしまったのだろうか…

世界で初めて空を飛んだのはライト兄弟?

世界で初めて空を飛んだのは誰だろうか

ライト兄弟と答える人が多いのではないだろうか

だが実際は違う

ライト兄弟は世界初の動力飛行に成功したのであって

初めて空を飛んだ人類なわけではない

人類で初めて空を飛んだのはフランスのモンゴルフィエ兄弟である

彼らは現代でいうところの熱気球を作り、およそ上空2000mまで上がることに成功した

今では考えられない話だが、まだどこに飛ぶかもわからずいつ落ちるともわからない熱気球に

当時は本当に死刑囚を利用する予定だったそうだ

しかし、人類初の偉業を死刑囚に与えてはいけない、と判断され勇気ある若者二人が空へ旅立った

それは今から200年以上前、1783年のできごとであった


ちなみにライト兄弟は人類初の動力飛行に成功しているが、その時乗っていたのは弟だけである

きっとあなたも勘違いしていることがあったはず

現代では、インターネットという不特定多数が利用できるもののおかげで

便利になってはいるが、嘘の情報なども多数存在している

この記事だって、もしかしたら嘘の話かもしれない


大事なことは「嘘の情報と本物の情報を見極められる能力を身に着ける」なのだ


このほかにも、「え?その話嘘だったの?」という記事を書いています

もし興味があればそちらもご覧ください

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Sharetube