【行政処分へ!】ビットコイン取引所コインチェック、金融庁「全額返金、納得できる説明ではない」

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関連まとめ

 

(2018/1/26) コインチェック 深夜の緊急記者会見 - AbemaTV(アベマTV)で生放送

	

サービスを運営するコインチェックは1月26日、その詳細を説明する会見を東京証券取引所で行った。23時30分にスタートした会見は(当初のアナウンスは23時開催)、27日1時過ぎまで続く異例のものとなった。

会見には、コインチェック代表取締役社長の和田晃一良氏、取締役COOの大塚雄介氏、同社の弁護士である堀天子氏が出席。

出典:1/27 TechCrunch Japan

	

和田社長「お騒がせし、深く反省している」

26日深夜に都内で記者会見した和田晃一良(こういちろう)社長は「お騒がせし、深く反省している」と謝罪。被害補償については「ご迷惑をかけないように検討したい」と述べるにとどまった。


同社はこの日、取り扱う全ての通貨の出金を停止したほか、ビットコインを除く12種類の仮想通貨の売買も停止。再開のめどはたっていないという。この影響で、多くの仮想通貨が値下がりしている。


同社の本社前には、トラブルを知った利用者が駆けつけた。

会社は金融庁や警視庁に報告するとともに原因の究明や流出先の調査を進めていますが、売買や出金を再開させるめどは立っていないとしました。

会社は顧客に対し補償を含めた対応を検討しているとしていますが、補償のしかたや詳しい財務状況などを明らかにせず、具体的なめどは立っていません。

出典:1/27 NHKニュース

	

580億。お客様の保全を最優先に検討。金を返せる体力があるかも含めて。保証するとは言わない。

class="twitter-timeline-link u-hidden" dir="ltr" href="https://t.co/nBPuI0NSRj" data-pre-embedded="true">pic.twitter.com/nBPuI0NSRj

	
仮想通貨ではこうしたトラブルを防ぐため、ネットからのアクセスを遮断したコンピューターでデータを保管するなどより安全な対策をとっている取引所が多いが、コインチェックはNEMについて対応していなかった。「(ネット遮断した)オフライン(で保管)にするには技術的な難しさがある。人材が不足していた」(和田社長)と説明した。大塚雄介取締役は「資産を預かっている立場として、できる限り十分な対応はしていた」と述べた。

出典:1/27 朝日新聞デジタル

	

【悲報】コインチェックの顧客資産…ホットウォレットに保管されていた模様

(´-`).。oO(和田社長…そのリスクは自分でも理解していたんじゃないの…)

通常、取引所というのは、全通貨の95%程度はコールドウォレットに保管しているはずです。

Coincheck会見まとめ

・5億2300万xemが盗まれた
・被害額は580億円相当
・原因は不正アクセス
・全部ホットウォレットで保管してた
・NEMの保証も検討中
・取引履歴は残ってる
・抜かれた送金経路を調査中
・他のコインに関しても調査中
・社長が泣きそう

	
渋谷区にあるオフィスには続々とユーザーが集まりはじめ、夕方から報道陣も加わり、大混乱になった。

「2億返せ」「どうなっているんだ」「いつ、社長が会見するんだ」などと怒号が飛び交い、警察が出動する騒ぎとなった。和田社長らの釈明会見のネット中継がはじまると、静まり返り、各自スマホを食い入るようにみていた。会見後、「再建を応援したい」というユーザーもいたという。

経済ジャーナリストの田茂井治氏は、コインチェックが流出した仮想通貨、ネムについてこう話す。

「中国が作った仮想通貨で、ユーザーは中国人と日本人が圧倒的に多いと思います。コインチェックに預けていた人の資産は、今回の件で消えた可能性があります。肌感覚ですが、ネムは渋谷系の20代の若者に人気があります。仮想通貨は趣味感覚でやる人が多いのですが、最近ふたたび仮想通貨が注目を浴びたことや、出川哲朗さんのCMを見たことで、儲けられそうだと参入した人もいるのではないか。知識もなく財産を突っ込んですべてパーになったなんて人が出てくるかもしれません」

CMに出た出川哲朗さんを非難するSNSも飛び交っているという。

出典:page=2"

target="_blank">AERA dot. 2018/01/27 01:49

	

経緯 -Coincheck blog の記述より

1/26 12:07


現在、NEMの入金について制限をさせていただいております。入金を行いました場合、残高に反映がされませんため、入金を行わないようお願い申し上げます。


みなさまには大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承くださいますようお願い致します。

詳細に関しましては、判明次第、当ブログや公式SNSにてお知らせを致します。


何卒、よろしくお願い申し上げます。


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1/26 12:38 追記


現在、NEMの売買についても一時停止をしております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


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1/26 12:52 追記


現在、NEMの出金についても一時停止をしております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


——————

1/26 16:33 追記


現在、JPYを含め、取り扱い通貨全ての出金を一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


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1/26 17:23 追記


現在、BTC以外(オルトコイン)の売買を一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


——————

1/26 18:50 追記


現在、クレジットカード、ペイジー、コンビニ入金による入金が一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

出典: Coincheck(コインチェック)

	

コインチェック本社前の様子です。数時間前にビルのオーナーさんから「のちのち記者会見などが正式にある」ということで3階から外に出されたのですが、記者会見の時間・場所は現時点でわかりません。

外にいると、ちらほらと「カネ返せー!」の声が聞こえてきます。(西山里緒)

	

使っておいてなんですが、コインチェックの社長のTwitterでの発言は、他の仮想通貨関連の人と比べてレベルが低いというか、あんまり人として好きになれるような感じではなかったので、擁護する気にもなれない。
もしネム以外の通貨が戻ってくるのなら、ハードウェアウォレットに移しておこう。

	

ファンが要約してくれたわ
戻るといいわね。

NEM財団
「ネム財団は状況を監視していてコインチェックにサポートの提供を申し出ています。現在それ以上のお知らせはありません。」

	
参考情報:過去のハッキングにおけるビットコイン価格への影響


・2016年8月2日にビットフィネックス(Bitfinex)で発生したビットコイン消失事

⇒被害総額約120,000BTC(約777億円)⇒下落率13%程度


・2017年12月7日に発生したマイニングプールNiceHashのハッキング

⇒被害総額は4,736BTC(約76億円)⇒下落率15%程度


・2017年12月19日韓国のユービットが北朝鮮からと見られるハッキングで破産申

⇒被害総額は約4,000BTC(約17億円)⇒下落率13%程度

出典:【フィスコ・ビットコインニュース】 市況 - 株探ニュース

	

(2018/1/28) 返金の意思を発表 -時期は未定-

不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について

コインチェック株式会社(代表取締役社長:和田晃一良、以下:当社)が運営する仮想通貨取引所サービス「Coincheck」において発生した仮想通貨NEMの不正送金に伴い、対象となる約26万人のNEMの保有者に対し、以下の通り、補償方針を決定いたしましたので、お知らせいたします。

1月26日に不正送金されたNEMの補償について


総額 : 5億2300万XEM

保有者数 : 約26万人

補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。

算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。

算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)

補償金額  : 88.549円×保有数

補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。   


今般の不正送金に伴い、一部サービスの停止などお客様、取引先、関係者の皆様にご迷惑をおかけしており、重ねてお詫び申し上げます。原因究明、セキュリティ体制の強化などを含めたサービスの再開に尽力するとともに、金融庁への仮想通貨交換業者の登録申請の継続的な取り組みも併せて、今後も事業を継続して参りますので、引き続き、宜しくお願い申し上げます。


コインチェック株式会社

http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

大塚氏は記者団から、返金のための十分な現預金があるということかと問われ、「さようでございます」と回答。「(現預金などで)返金して事業を継続できると思っている」とした。

出典:朝日新聞デジタル

	
金融庁幹部によると、全額を返金できるという説明について、金融庁としては、納得できる内容ではなかったという。

出典: 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

	
「保有26万人に返金」発表も補償不十分の恐れ 


仮想通貨取引所の運営大手コインチェック(東京)から約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題で、コインチェックは28日未明、ネムの保有者約26万人に対し、日本円で総額約460億円を返金すると発表した。しかし、時期や手続きは検討中としており、十分な補償ができなくなる恐れもありそうだ。安全対策の不備に加え顧客保護でもつまずけば廃業する可能性もある。

出典:zakzak

	
コインチェックが流出したNEMの保有者に対して補償を発表したことで事態は収束したかに見えるが実際に大変なのはこれからだ。まず26万人に対して460億円を補償するのは事務手続きだけでも膨大な作業となる。補償の発表を受けてNEMの価格は急反発しており、暴落時の時価を日本円で補償するだけでは納得しない利用者も出てくるのではないか。 

出典:楠正憲 Yahoo!ニュース

	
仮想通貨をめぐっては、平成26年に当時世界最大級の取引所だったマウントゴックス(東京)が、ビットコインの大量消失をきっかけに経営破綻。今回も、二の舞いを危ぶむ声が上がる。

また、コインチェックは仮想通貨の登録業者の審査を受けている最中だが、審査で重視される安全策の確保や顧客保護の体制整備が不十分とみなされれば、登録を受けられずに廃業に追い込まれる可能性もある。

出典: 産経ニュース

	

コインチェックは自己資金で返金するって言ってるけど。

そんな金あるんだったらセキュリティ機能を強化しているよね、とっくの昔に。

つまり返金は宣言だけですので期待をしないように。

	

(2018/1/28) コインチェック広報担当者「補償の時期は見通し立たず」

コインチェックの広報担当者が、28日午前、NHKの電話インタビューに応じ、仮想通貨の流出の被害を受けたおよそ26万人への補償について自己資金で賄うとする一方、補償の時期については、「できるだけ早く行いたいが見通しは立っていない」と述べるにとどまりました。


また、流出したNEM以外も含め、現在停止している仮想通貨の売買や出金サービスの再開については、「流出の原因調査やデータの精査のため、すべての取り引きの安全が確認できるまでは再開できない」として、時期のめどは立っていないとしました。流出したNEMの行方も、つかめていないとしています。

出典:2028/01/28 12:21 NHKニュース

	

コインチェックさんに金融庁から指導が入りそうですね。利用者へは日本円にて自社資金で返金との事ですが時期については見通しが立っていないそうです。
今日明日に返せる額ではありませんよね。

	

(2018/1/28) 金融庁が「コインチェック」処分へ

金融庁は、不正アクセスにより時価約580億円相当の仮想通貨「NEMネム」が流出した仮想通貨取引所大手「コインチェック」(東京都渋谷区)に対し、週内にも行政処分を行う方針を固めた。

改正資金決済法に基づく業務改善命令を出す方向で検討する。一部業務停止命令も出す可能性がある。

出典: 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

	
消費者庁は昨年9月「仮想通貨交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホーム ページで確認してください。」と呼びかけていた。コインチェックは執筆時点で金融庁・財務局に登録されていない。

出典:楠正憲 Yahoo!ニュース

	

コインチェックが行政処分するみたいですが、これにより経営破たんとかならないよね?折角日本円で返金することになったのにだんだんうたがわしくなってくる・・・。
はぁホールドのもの全て損切りしてザイフにでも移そうかな

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「コインチェック」に関する以前からの噂

コインチェックは以前から危険だった / 利用者がハッカーから襲われた瞬間を公開

ひとつの動画が大きな注目を集めている。コインチェック利用者のニックネーム「ろいす」さんが、仮想通貨を引き出そうとするハッカーに襲われ、その攻防のようすを動画でYouTubeに掲載しているのだ。

ろいすさんのコインチェック口座が2017年にハッカーに襲われ、どんどん仮想通貨のビットコインを引き出そうとアタックされた。しかしろいすさんはハッカーに気が付き、タイミング良く出金をキャンセルさせ、どうにか自分の資産を守り切った。

なぜ仮想通貨市場は暴騰と暴落を繰り返すのか?

(1)仮想通貨に実体が存在しないため、将来的な期待度が価格を決定している

株式であれば企業、REITであれば不動産、為替市場であれば国家の経済力などです。


(2)信用取引を行うデイトレーダーの存在

株式の場合は信用取引は約3倍という規制がありますが、仮想通貨はFXと同様に個人であれば25倍までの取引が可能です。


(3)仮想通貨市場を分析できる専門家が存在しない

仮想通貨は金融とITが合わさってできたフィンテック(Fintech)の申し子です。そのため、仮想通貨を正しく理解するには、金融の知識とITに関する技術の知識が求められます。

出典:まえはらけいこ 財経新聞

	

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Sharetube