結婚して「幸せになる人」と「後悔する人」の違いとは
結婚して幸せになれる人と、後悔してしまう人、何が違うのでしょうか?徹底的に調べてみました。
どうぞ、参考にしてみてください。
子供のいるいないは「幸せ」に関係するのか
まず。子供がいるかいないかというのは、どれくらい「幸せ」に関係するのでしょうか?
内閣府が行った「一人暮らし高齢者に関する意識調査(平成26年度)」では、次のような結果でした。
■幸福度 (とても幸せ10点、とても不幸0点)・子どもがいる・・・6.74点
・子どもがいない・・・6.12点
■自分の生活に満足しているか (満足しているパーセンテージ)・子どもがいる・・・79.7%
・子どもがいない・・・75.8%
■退屈と感じることがよくあったか? (「はい」と回答した人の割合)・子どもがいる・・・23.8%
・子どもがいない・・・23.4%
この結果からも分かるように、子どもの有無により人生の幸福度に大差はないことが分かりました。
子供はいてもいなくても、あまり変わらないようです。つまり、その夫婦の自由な選択をすれば良さそうですね。
結婚はステイタスではない
結婚はステイタスではありませんし、妻や夫はアクセサリーではありません。子供も同じですね。
結婚はあくまでも当事者同士のもの。幸せな結婚というものは2人が理解し、満足し合えればそれで充分なのです。しかし、中には旦那様や子供を“自分のアクセサリー”のように考える人もいます。そういう価値観の人が周りに多いと、なんとなく“幸せそうでいいな”と周囲から思われたい気持ちの方が強くなってしまうのですね。結婚にステイタスを求めると、一番大切な“相手がどう感じているかに気を配る”という考えが抜けてしまうもの。「わたしが○○なんだから、あなたが従ってよ!」となりがちです。
そうすると2人の価値観に相違が出て、離婚に至ってしまうこともあるでしょう。
出典:違いはココ!結婚して「幸せになる人」と「ならない人」 子供も同じですね。 ステイタスやアクセサリーのように考えていて、幸せになれるとは思えません。
結婚はステイタスではありませんし、妻や夫はアクセサリーではありません。
結婚はゴールか、スタートか
結婚を、ゴールにしてはいけません。
結婚をゴールにすると、結婚式が終わった瞬間、燃え尽きてしまうからです。「一大イベントがようやく終わった。ああ、疲れた」と思い、油断します。
心も体も、一気にだらしなくなります。
男性なら、おなかが出始めるかもしれません。
女性なら、メイクをサボるようになるかもしれません。
結婚で燃え尽きて、仕事や生活に差し支えるかもしれません。
結婚をゴールにすると、ゴールした後が、怖いのです。
結婚は、ゴールではなく、スタートと考えます。
出典:結婚はゴールではない。スタートである。
これは、何に関しても言えることかもしれません。
相手を見る目があったのか
結婚は一人でするものではありません。当然ですが相手がいて、初めて成立するものです。
たとえば、結婚相手が酷い暴力をふるう人だった場合、幸せな結婚生活を語る以前の話になります。
相手を見る目は、非常に重要なのかもしれません。
今、お付き合いしている彼の本当の人間性、把握できていますか?結婚してから離婚までによくあるのが、「夫が結婚前と結婚後で変わってしまった」と感じることです。
女性は特に、そう思うことが多いよう。それは、結婚前に本当の人間性に気付けていないからなんですね。
中略
酔っぱらっているときの性格は、その人の本性である場合が多いのです。酒癖の悪い人とは間違っても結婚してはいけません。普段の生活でも、家族との接し方を注意してみたり、ものを大切にするかなどを見ると、男性の性格がわかってきますよ!
結婚に期待しすぎていないか
女性の多くは結婚生活に幸福でロマンチックな夢を思い描いています。子供がいて夫、旦那がいてマイホームを買い 順風満帆に暮らすとなんとなく思い描いています。しかし、実の所その普通に暮らしていくというのが案外難しい物です。 夫や旦那は仕事から帰ってくれば「疲れた」「メシ」「風呂」しか喋らず会話はほとんどなかったり、 ケンカしてばかりだったり、経済的に厳しくお金をしっかり管理しないと生活できなかったり、様々な障害が立ちふさがってきます。
結婚前に過大に期待していた女性ほどその落差に精神が病んでしまい、「離婚したい」という気持ちがすぐに表に出てきてしまう。 だから、女性は結婚後の暮らしに下手な先入観を持たず、シビアな面もあると自覚して覚悟をしてから結婚をするようにしましょう。 バツイチになったりシングルマザーになると、その後の人生は苦労の連続になってしまいますから、相手選びは慎重にしたいところです。
何に関しても言えると思いますが、期待値が高ければハードルも高くなります。結婚に期待しすぎた人が、離婚しやすいというのも納得できる話ですね。
自分自身(あなた)は結婚に向いている性格なのか
結婚以外のことに関しても言えますが、人間には個人差があり、向き不向きがあります。では、結婚に向いている人と向いていない人の性格の差ってどんなものなのでしょうか?
「結婚したからにはこうしなくっちゃ」という思い込みが少ない人の方が、結婚により向いていると言えそうです。結婚のデメリットだけに注目すれば、「結婚に失敗した」と思うでしょうが、メリットに注目すれば「結婚したからこれができた」という風に考えられます。つまり困難に面したときに「辛い」と思うより、「どうしようか?」と臨機応変に対応できる人のほうが、「結婚に向いている」のではないでしょうか。
たとえば、「結婚したら洗濯物が増えて大変になった」というのが事実だとしても、それに負担を感じるよりは、「でも安心は増えた」と思えれば、気分は楽になりますよね。「夫が家事をしてくれない」と悩み、「家事をしてくれる夫を選べばよかった」と後悔くらいなら、こっそり家事業者に頼むなど臨機応変に対応すればいい。
困難に直面したときに、「つらい」とは思わずに、「解決しよう」と考える人こそが、結婚に向いているというのは、非常に納得できますね。
相手を尊重し、思いやりを持てるか
結婚を語る上で、「相手を尊重し、思いやりが持てるか」というのは最も重要ではないでしょうか。Twitterにてusaoさんという方が、とても素敵な漫画を描かれていたのでご紹介します。
拡大したものが、これ↓。
不要かもしれませんが、ストーリーを簡単に説明しますと。お互いに毎日を、忙しく過ごしている夫婦。
夜、仕事から帰ってきて一緒に食事をします。
食後、妻が風呂からあがってみると、夫が食器を洗っています。
ふと見ると、洗濯物もたたまれているではありませんか。
こたつに入っているときに、妻は思わず泣いてしまいます。
「私と結婚して損ばっかりでごめんね 余裕がなくて もっとこうしよう こうしようっておもっているのに… せっかく一緒にいるのに」
夫は返事をします。
「損とか得とかで結婚したわけじゃないよ」
これぞまさに、相手を尊重し思いやりを持つということではないでしょうか。夫婦共働きだから、夫は当たり前のように家事をし、妻はそれを当たり前だとは思わずに感謝する、素敵なご夫婦ですね。