国立社会保障、人口問題研究所が行った調査で、20代～30代の男性の約6割近くが「結婚に利点がない」と思っているという事が解っています。
しかし、「一生独身で居たいかどうか」というアンケート調査で、一生独身が良いと考えている男性は10パーセント未満とのこと。
20代～30代の男性は「今は結婚は考えられないけどいつかはしたい」というのが本音のようです。
では、なぜ若いうちの結婚に前向きになれないのでしょうか？

○友人と飲み歩けなくなる
20代前半から30代前半にかけての男性が結婚したくない理由に必ず挙がるのが「友人と飲み歩けなくなる」との意見。
結婚して子供が出来ると、お嫁さんに「子供がいるのにどうして飲み歩くの？」と厳しく言われたり、飲み代が出せなくなったりするという理由で結婚を遠ざけてしまうのだとか。
しかし、30代を過ぎると周りがどんどん結婚して、家を出れなくなるので代えって独身側が寂しい思いをするなんて意見も。

○家族を養える給料をもらえていない
景気が良くなりつつあるとは言え、まだまだお給料が目に見えてUPしている企業は少ないようです。
そのために結婚願望がある男性でも、「自分のお給料じゃ奥さんや子供を養っていけない」とお金に対する不安から結婚を遠ざけている人も沢山いるようです。
こういうパターンの男性は「夫婦共働きで行けるのなら結婚もOK」と考える人が多くいます。
お互いに自立しているカップルなら問題なく結婚できるという事でしょう。

○一人の時間が持てなくなる
男性は、疲れたりストレスが溜まると「一人の時間」を持ちたがる人が殆どです。
家にボーっと引きこもったり、とにかく寝る！なんて人も多いみたい。
でも、結婚をするとそうも行かなくなりますよね。
奥さん、子供のためにやっともらえた休日も家族サービスをしなければいけないと結婚から遠ざかってしまう人もいるみたい。
一人の時間を確保する事が出来るような生活スタイルを話し合い作っていけることが出来れば、結婚のハードルも下がるはずです。

○子供が好きじゃない
男性の中には、子供が嫌いという人も結構います。
そのため、「結婚して子供が生まれても可愛がれ無かったらどうしよう。」と結婚を遠ざけてしまうのだとか。
でも、こういうタイプの男性は意外に自分の子供だと平気という人も多く居て、結婚して子供を産んでみたらビックリするほどマイホームパパになってしまったという人も沢山います。
仲良くなったら、友達の子供に合せて抱っこさせてみるなど、直接子供とのふれあいの時間を持つことで彼の「父性本能」に火をつける事ができるかも。

いかがでしたか？
結婚適齢期にあるカップルだとお互いの結婚への意識が気になったりするもの。
確かに、結婚だけが幸せの道だとは思いませんが、二人で協力して生活する事は人生の深みを増す素晴らしいことです。
お互いに、結婚への本音を話し合い、プラス面マイナス面、改善策を話し合う事で無理だと思っていた結婚も簡単に進んでいけるようになるはずです。