大学生必見!1コマの授業料(1年時)とは!?
大学生の皆さん!大学生活楽しんでいますかー?勉強・サークル・バイト・遊び・恋愛など、高校生から大学生になると急に自由度が増して楽しくなりますよね!しかし大学生の共通の悩み、それは「お金」です。遊ぶにしても、旅行に行くにしてもお金がかかります。中には大学の授業をさぼってまでアルバイトに費やす人もいるでしょう。では大学の授業をさぼってまでアルバイトをするのは良いことでしょうか?普通に考えると良くないですよね。親のお金または奨学金を使ってわざわざ大学に通っているわけですから。本日は、大学の授業料について考えます。
大学っていくらかかるの?
以下の金額は下に記載したベネッセのサイトから調べたものです。この金額は、入学金、各大学の授業料、施設設備費の合計(初年度に払う必要があるもの)です。
国立大 817,800円私立大文系 1,146,819円
私立大理系 1,501,233円
大学で履修する必要がある単位数
単位について簡単に説明します。1つの授業は1または2単位で、学期末のテストで一定以上の成績を収めることで取得できます。成績が不足していると単位を落とすので、再履修という措置を取る必要があります。
卒業までに必要な単位は学校により異なりますが、124単位以上が基本です。ここでは考えやすくするため、すべての授業は2単位で、124単位の習得で卒業するとします。また、1年間にこの124単位を履修はできません。多くは50単位未満つまり49単位以下です。ここではすべての授業は2単位とするので1年間に48単位24個の授業を受けるとします。
1コマあたりの授業料
以上の値を用いて1コマあたりの授業料を計算します。ここで定義を下に示します。・1授業は1コマを15回受ける必要がある
・1コマは90分
・年間24個(48単位)の授業
導出式は以下の通りです。
1コマあたりの授業料=大学1年間でかかる費用 ÷ 24÷15
私立大文系 3186円
私立大理系 4170円
結構高いな!!って思った人も多いと思います。これにさらにテキスト・教科書の代金がかかります。他にも考慮していない要因があります。それは休講(先生の都合で授業がなくなること)です。大学に行っている方、卒業された方ならご存知の通り、休講が1,2回は入る授業は多いですよね。しかし授業の進度によっては補講が組まれないことも多々あります。また多くの授業は初回にガイダンス(授業の概要)、最終回にテストをするので、その両日は講義がないことが多いです。ゆえに1授業は約12回で計算した方が正確な値に近づくと予想されます。ではこの定義で再導出すると以下のようになります。
私立大文系 3983円+α私立大理系 5213円+α
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大学生の時給の相場
都内であれば1000円以上は普通ですが、都内から離れると時給1000円は相当高く、950円前後が一般的でしょうか。信憑性のあるデータがなかったので、ここでは大学生のアルバイトの時給の相場は950円とします。
結果と考察
大学の1コマは90分なので、90分のアルバイトで稼げる金額を考えると、950×1.5=1425円よって、大学の授業の1コマの値段はアルバイトよりも遥かに高いことが分かります。
「私立大文系の学生が1つの授業をさぼって90分バイトをした」と仮定しましょう。親が学費を払っているなら、親は3900円を大学に渡し、学生はバイト先から1500円を受け取るということです。
このことから、大学の授業をさぼってアルバイトをするくらいなら大学を辞めて、親からその分の学費をもらった方が無駄がないのです。上の例なら学生は2400円も多く貰えるのですから(笑)
確かに授業によっては、あまり聞く価値がないと感じるものがあるのも事実です。しかし、将来的にその内容が全然違う分野で役立つこともあります。
最後に…
今回は筆者自身で色々勝手に定義して導出しましたが、何となくご理解いただけましたか?また今回は1年目の授業料ということで入学金も含めたのでかなり大きな値となりましたが、学年を追うごとに授業が高くなる学校もあるので、今回の計算結果以上になる学年もあるということです。
4年間という最後の学ぶ機会です。大切に過ごしましょう。もちろん遊ぶことも大切だとは思いますが、せっかく授業を受けさせてもらっているのなら、それを十分に使わないことはないと思います。