【これで給与UP!】会社で出世する方法_2

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お久しぶりです。

最近、ようやく温かくなってきました。

新しい職場で心機一転する方も多いかもしれませんね。

今回も前回に引き続き会社出世する方法について書いていきたいと思います。

まずは前回のあらすじから。


前回は、仕事は苦しいから始まり、その原因環境なのか?というお話でした。

自分で環境を作るというのがポイントであり、そうなる為には自分勝手になるという事がキーでしたよね?


今回は、ここまでを実際の仕事振りに当てはめてみましょう。

一般社員Aの場合

Aさんは、一般事務の仕事をしていて課長からの指示により、あるプロジェクト業務の資料作成をしています。

Aさんは、この仕事に対してやりがいもあります。

資料作成についても、どれだけ見やすい資料を作れるか?を日々考えるのも楽しいので、作成した資料の見やすさには定評がありました。


同時にAさんは、プロジェクト資料を作成しながらもその内容の稚拙さに苛立ちを感じています。

 ・もっとこうした方が良いのに

 ・根本的に破綻している

そんな言葉が頭の中をめぐり課長へ進言したい思いが強くなります。


もちろんAさんはプロジェクト内容に意見できるような立場ではありません。

しかし、思い切って自分の思ったことを言ってみようと決断して課長へそのことを伝えます。

課長への意見

Aさんは、自分の役割や立場外であることを認識している旨を伝えた上で、課長へプロジェクト内容についての意見をしました。

プロジェクト運用設計が曖昧であることや、何のためのプロジェクトなのか?が見えないなどAさんが資料作成をしている中で感じたことを伝えます。


すると課長は意外にも、その意見に賛同してくれました。

Aさんの言っていることは何も間違っていない。

そういった考えを常に持っておくことが大事だと。。。


しかし、最後には「〇〇部長が変わらないと」とか「経営陣がもっと引っ張らないと」という意見で終話してしまいます。

Aさんの意見が無下にされることはありませんが、課長レベルで意見を止められてしまうのが目に見えてしまうというオチです。

こういった例を出す場合、上司である課長がAさんの意見を聞き入れないといったパターンが多いですが、近年ではそのような傾向はあまり見られません。


前述のように、個人的に賛同するが上へ通せない言い訳をするというパターンが実情として最も多いと言えるでしょう。


さて、この時点で既に会社の奴隷が2人いると言うことが理解していただけたでしょうか?

理解していただけたなら、もう筆者から何も言うことはありません。

2人の奴隷

分かりやすいので、1人目の奴隷である課長から説明しましょう。

課長はAさんの意見に対して、個人的には賛同しています。


しかし、次に上へ進言するのは自分自身の役割になってきますよね。

となれば課長は責任を感じます。

何故かというと、受け取った上層部の印象が自分にとって不利益なことに繋がりかねないと思うからです。


つまり「結果を気にしている」ですね。

この時点で自分の思いを閉じ込めています。


もしかすると課長はAさんから意見される前から同じようなことを感じていたのかもしれません。

その考えがAさんきっかけにより、明確化されたと考えられますね。

課長はAさんがこのプロジェクトに関わる前から、自分を抑制して自分勝手な意見や行動を取らないことで、会社のためにひいては自分のためになると信じて今まで生きているということになります。

2人目は主人公Aさんです。

現時点では、自分の意見を言っているので抑制している感じはありませんね。

しかし、この後プロジェクトが進んでも恐らくAさんの意見が反映されることはありません。

それは課長や会社そのものに対しての不信感にも繋がります。


この後、Aさんはどうなっていくのか?

皆さん手に取るように予想できると思いますが、徐々にモチベーションは下がって退職という結果ですよね。

「会社にとって私は必要ない」という思いに駆られ会社を去ってしまいます。

結果はそこまで重要ではない

この2人の共通点は「結果を気にしている」という点です。

一見、Aさんが被害者で課長が準被害者、会社が加害者みたいに映るかもしれませんが、実態はAさんと課長が被害者で、会社はこの戦いに参加すらしていません。


だって、そんな意見があるなんて知らないんだもん。。。ってことです笑


課長は、上層部の反応(結果)を気にしていました。

Aさんは自分の意見が反映されない絶望感に苛まれていました。

つまり、これも結果を気にしているからこその反応ですよね。


結果=自分への承認という仕組みを持つとこのような反応がおきます。

確かに良い結果が出ると嬉しいし、元気もやる気も出ますよね。

それは筆者含めて誰しも同じです。

人は何故そこまで結果に対して想いを馳せるのでしょうか?

それは、生きていくためのリスクヘッジとして備わった能力だと筆者は思っています。


自分より強い生き物を獲物として狩ろうとすると、逆に狩られて食べられてしまいますよね。

しかし、現代の人間社会においては命まで取られることはありません。

社内の立場的には「死」になるかもしれませんが、それはいくらでも復活させることが出来ます。


この観点でいくと、結果ってそこまで重要ではないですよね?

むしろ悪い結果は、次の復活の肥やしにもなるので、どんどん良い結果に近づけることが出来るんです。


なんて恵まれた環境だ!

こう感じるしかなくなれば、こっちのもんですよ笑

結果は未来

会社における自分が出した良い結果は、自分の評価にも繋がり出世や給与にも関わってきます。

だから、たくさん良い結果を出したいですよね。


かと言って、良い結果にすることばかりを考えて行動すると何も前に進まないどころか、自分自身が戦意喪失してそのフィールドから去ってしまう結果になります。


結果は未来であり「今」には存在しません。


人間にとって、最高にパフォーマンスの良い状態は「今」を100%生きている状態です。

未来である結果や実績である過去を「今」に含めることで、このパフォーマンスは激減して良い結果どころか結果自体がついてきません。


じわじわと悪い結果が、少しずつ自分の人生に侵食してきます。

うつ病などの原因にも過去や未来が「今」と混在させることが多いんです。

「今」を生きる

課長が「今」を生きた場合、Aさんから意見される前からプロジェクト内で上層部へ意見していたでしょう。

そのことがきっかけでプロジェクトから外されたとしても、別の配属先で「今」を最高品質で出して仕事をすることで、すばらしい新規プロジェクトをプロジェクトリーダーとして回し始めるかもしれません。


それが開花した場合、既存プロジェクトは形骸化され、課長指揮のプロジェクトが全社に認め始められます。

もうここまで来れば、会社にとっても課長でいさせ続けるのが逆に不自然になってきますよね。

Aさんも「今」を生きていれば、課長へ進言した時点でAさんからは手離れしていきます。

逆に、プロジェクト運用をAさんなりに設計して上層部へ提出することまでしちゃうかもしれませんね。

でも、それを無下にされようがAさんにとっては重要ではありません。

もちろん、落ち込むことはあるしモチベーションも下がると思います。


しかし「今」を生きるということは、思ったことを行動し、悪い結果になれば落ち込み、良い結果になれば喜ぶといった一連の流れを個別に感じるということです。

すべての成り行きには意味があるので、その時に感じる100%の今に対して100%の行動を取ってみましょう。

今回のまとめ

なんか構成的にもうまく書けたんじゃないでしょうか?(自画自賛)


今回はAさんと課長のお話をしました。

社内で自分勝手にとかワガママにって、完全に秩序を無視していると思われがちですが、人間の本質を無視した会社が多いと筆者自身は思っています。


極端な話、思ったことを行動してクビになっても良いと思いますよ。

それぐらいの行動力があれば、フリーランスか起業もできちゃうと思うんで。。。


今回のまとめは、「今」を生きるですね。

これは仕事だけでなく人間として幸せに生きるキーワードだと思っています。

色んなところで使える最高ツールではあるんですが、如何せん我慢で育てられてきた大人にとっては難しいですよね。


ということで次回は、もっと具体的に、日常的に、そして簡単に「今」を生きる方法を書いていこうと思います。

先に言っておくと地味ですよ笑


あと、筆者のプロフィールからtwitter飛べるんで荒らしでも何でも書いてくださいね。

肥やしにするんで笑


では次回をお楽しみに!!

著者プロフィール
Sharetube