【心霊スポット】潰れた精神病院の内部④

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独房(続き)

となりも左右対称で同じような部屋があった。

驚いたことに、この部屋が先程の食堂の前にあったことだ。


つまり、食堂からはこの部屋の中が丸見えということになる。

これでは見せしめのために見世物にされていたのでは、と思ってしまう。

とても患者が可哀想でならない。

鉄格子の跡…

やはりおかしいと思っていた。

こんなにすんなり出入り出来ては隔離室の意味がない訳だ。


上を見ると鉄格子の鉄の棒がここに存在していたという跡が分かる。

ボキッっと取り外したのだろうか。


やはり部屋の中は廊下から丸見えである。

ここに入れられてしまったら相当な屈辱であるのは想像しなくても分かる。


しかし、なぜ中途半端に部屋を解体されているのだろうか・・・。

鉄格子がそのまま残っていてもおかしくはないのだが・・・。

法律の改正の関係か何かか?

診察室

こちらは診察室だろうか。

本日だけでなくこれからもずっと休診のままであろう・・・。


左のはレントゲン写真を見るためのバックライトのように見える。

面会ノート

面会簿が残されていた。

面会時間はたったの30分・・・。


落ち着いて話も出来ないのではないだろうか。

あまり面会時間が長いと、患者が家に戻りたくなってしまうという懸念があったのかも知れない。


こんなところに居るぐらいなら、さっさと家に戻りたくなるだろう。

患者のノート

床にもノートが落ちていた。

こちらには意味不明な電波な落書きとしか思えない言葉などがぎっしりと書いてあった。

きっと患者さんのものであろう。


中身をパラパラ見てみたが、確かに日本語っぽい文字で書いてあった。

しかし、文章がまったく理解できない。


今だったら予備知識があるので落ちついで見れたと思うが、この時はとてもじゃないけどそんな気分にはなれなかった。


ここに来たことを後悔していることを自覚してきたのだった。

冷蔵庫

冷蔵庫をあけてみると、中には水ばかり入っていた。

薬の副作用で、のどが乾くのだろう。

また、精神薬を飲むために水は無くてはならない筈だ。


冷蔵庫のボディーが昭和臭がして懐かしい。

そして撤収

さて、撤収・・・

というところで、作業員がパワーショベルを動かしていて、出るに出られずここで1時間もチャンスを待つことに。


この本はなぜこんなところにあるのか・・・。

看護師用の本だと思うが。

ちょっと覚悟してたりもしていた。


無事に帰れて良かった良かった。

気軽には絶対行けない場所である。

作業員も日曜くらいは休んでも良いのではないか…。

 

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天井に貼ったポスターのある病室…。

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Sharetube