【心霊スポット】潰れた精神病院の内部⑧

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真っ暗な部屋

ついたての後ろは窓なのだが、もちろん土砂で埋まっていて景色どころか真っ黒である…。


しかし、なぜ埋めるのか・・・。


…何か理由があるのだろうか?

犬の写真

ついたての表側にはファクスでコピーしたような犬の写真が貼ってあった。


看護師さんか先生が飼っていたものなのだろう。

可愛く写っている。

手付かずの本棚

机などが置かれている奥には本棚にさまざまな資料がそのまま残っていた。


多分、中を見ても分からないだろうし、量が多くてきりがないと思ったのか手付かずのままだった。


相変わらずのんびり見てみる心の余裕などないので先に行く。

請求書

これは、カルテが保存されている棚だろうか? 


請求書もいっぱい散らばっていた。


良く心霊系では持って帰ると電話がかかってくるみたいな話があるが…。


万が一、電話がかかってくると気味が悪く、良い趣味とも思えないのでそっとして

置いた方が安全だ。

院長のカルテ

取り敢えず、一つ何気に手に取ってみると・・・。




・・・!!!!!!!



良く見ると、これはこの病院の院長のカルテではないか・・・!!!!


院長も精神を病んでしまっていたのか……。


偶然とはいえ、ちょっと因縁めいたものを感じてしまう……。


話によるともうこの世にはいないそうで、この病院がこのような状態になった原因でもあるのだが・・・。


しかし、最初に手に取ったものがこれでは、もうここにはいたくない気持ちがここで最高潮に達してしまった……。

カルテの棚

他にも棚にはいっぱいカルテがあったが、もうとっくに呑気に見ている心の余裕などこれっぽっちも無かった。


一人は嫌である……!

早く帰りたい……!!

公衆電話

というわけで、抜け出した。

ここは、入り口を入ったところでだろうか。

公衆電話が設置されていた。


張り紙は確か人権保護団体みたいなとこの電話番号だと思った。


いや、タクシー会社だったかも知れない。

病院の入り口

先程の公衆電話の右側である。


なんか色々置かれているのだが、ここがかつてのこの病院の入り口であったところだ。


完全に封鎖されている。

渡り廊下

さらに右側は、閉鎖病棟へつながる渡り廊下へつながっているはずなのだが……


ここも天井近くまでダンボールが重ねられており、向こう側に行けそうにはなかった。


と言っても実は、渡り廊下部分はすでに土砂で埋まっており、その重さに耐えられず崩れてしまっているのだ。


もう既に中まで埋まっているようである…。

壁の落書き

いっぱいいっぱいな一階を後にして三階まで戻ってきた。

そしたら壁にこんな落書きが。


これを見た俺もすごい・・・のではないか?

俺も来た!


取り敢えず一人で来る場所ではない確かだ・・・。


何かあったら助けも呼べない・・・。

大量のダンボール

やはりここもダンボールが天井までぎっしり積み重なっており、行ける部分は限られていた。


具体的には、建物の奥には行けない感じになっている。


ということで、今まで行けたのは主に窓側である。

四階へ…

さて、四階に上がろうとしたが、踊り場当たりから粗大ゴミのようなもので封鎖されていた。


しかし、そんなものはよじ登ってしまおう。

家財道具

振り返って見ると、家財道具で埋め尽くされている……。


ここから上は病院という感じはしなかった。


住宅として使っているのだろうか?

家具がそこらじゅうに転がっている。


立派なイスも埃を被っていた。


残念なことに奥の防火扉は開かなかった。


他に入り口はないものか・・・?

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院長家族の生活が分かる…。

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Sharetube