銀行の金利を10倍以上にする方法

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 マイナス金利が実施された今、銀行の金利は、ますます低下すると予想される。2016年4月現在、100万円を大手銀行の1年間定期預金に預けたとしても。利息は0.01%、普通預金にいたっては0.001%と、限りなくゼロに近い値となっている。

 しかし、銀行を選べば10倍以上の利息が付くところもある。それは、ネット銀行だ。たとえば、ネット銀行大手の楽天銀行なら100万円を1年間の定期預金に預けると0.04%と4倍の利息が付き、普通預金なら0.02%と20倍。そのほかのネット銀行は、普通預金こそ店舗型の銀行とほぼ同じだが、同じ条件の定期預金の場合、ソニー銀行なら0.07%で7倍、大和ネクスト銀行なら0.1%で10倍、さらにトマト銀行ももたろう支店の「きびだんご定期預金」や香川銀行セルフうどん支店の「超金利トッピング定期預金」に預けると0.25%と25倍の利息が付く。

 ネット銀行は店舗の維持費や人件費が抑えられ、その分を金利に反映しているので、高金利が可能になっている。ただし、今後マイナス金利政策が進めば、ネット銀行でも利息の低下が予想されるので預けるなら今のうちともいえる。

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Sharetube