ドラゴン桜名言集

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概要

さまざまな受験テクニックや勉強法が紹介され、和田秀樹の著書『受験は要領』や福井一成の著書『一発逆転○秘裏技勉強法』と並び受験業界で話題を呼んだ。一話ごとに、受験に臨む心がけなども紹介されている。

また、子育てに関するエピソードも盛り込まれており、カバーする領域は広い。桜木は物語冒頭において、大勢の生徒たちを前にして「世の中のルールは頭のいいやつに都合のいいように作られており、勉強をしないやつはそれに騙されつづける」と言い放つなど、現実の厳しさも生徒に叩き込んでいく。


「ドラゴン桜」とは、作品の舞台である龍山高校の“龍”と「サクラサク」など“合格”を意味する“桜”から来た造語であり、来年の4月に東大に合格しようという誓いの木(そして桜木にとっては龍山高校の体制への挑戦状と、大物弁護士への一里塚)のようなものである。


2005年にドラマ化されたが、生徒の数が原作に比べて多い、登場人物の恋愛模様が描かれている、原作の完結に先んじたためオリジナルの結末が用意されているなど原作と作りが大きく違っている。また、里見蘭によりノベライズもされている。2010年1月4日からは、韓国でも本作品を原作としたドラマ『ドラゴン桜〈韓国版〉』がKBSで放送された。第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。


2007年10月から『モーニング』にて、この作品の続編にあたる『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』が連載開始。転職をテーマにしている。


もともとは廃校寸前の学校が再生する物語を描こうと思ってアイデアを進めていたが、そのひとつとして三流校が一流の進学校に変わるストーリーを考えて担当編集者と話していた時に進学校になるからには最高峰である東大を目指す設定を考えていたが作者が「(普通の学生が)東大に入るのは難しいよね」と語ると担当編集者が「東大など簡単に入れますよ」と答え、その担当編集者が東大卒であった事から『ドラゴン桜』誕生のきっかけとなった。 連載中も担当編集者の受験時代の勉強方法から東大の同級生のつてを頼って勉強方法を聞きだして作品のなかで反映されている。

あらすじ

元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二(さくらぎ けんじ)は、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった。


始めは清算を計画していた桜木だったが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案する。


かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めながら、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美(みずの なおみ)と矢島勇介(やじま ゆうすけ)を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。受験の結果、水野は東大に合格し進学、矢島は不合格となったが翌年の再挑戦を表明する。


続編の『ドラゴン桜2』では桜木が水野と矢島を指導した10年後を舞台としている。


桜木らのノウハウを引き継いだ龍山高校は進学校へと一気に成長した。しかし、教職員らが影で「女帝」と渾名する龍野久美子が理事長代行となってからは、有名私立大学の合格実績がさらに上がる一方で東大合格者は年々減少しついにゼロとなった。これを機に桜木は龍山高校の理事となり、既存の特進クラスとは別に東大進学クラスを設置すると独断で宣言する。

名言集

他人に促されなくても努力する人間が一番成長する

人を番付けするな、なんてホザくやつは、肝っ玉の小さい甘ったれ野郎だ


うまく行かなくても、そこで終わりじゃない。ダメなら新しいものに挑戦すればいい。さっさと次に乗り換えりゃいいんだ


思い通りに運ばないのが世の中だ。利益を損なう一番の障害は何だと思う? それはな・・・”人間の感情” だよ


テストは最後の1秒までが戦いなんだ


隣のやつを蹴落としたって何になる。仲間を失うだけだ


自分で反省して立ち直る。そういう精神的な強さがなければ、受験では絶対に勝てない


底辺校でも1位だと、進学校の下位よりも優秀ということが起こりえる


基礎学習が全ての根源であり、まさに王道


蛍光ペンで要所を塗っても、何も頭には入っとらん!そうすることで、お前らは勉強した気になっているだけだ


実は子供も大人も、みんな点数は好きだ。企業収益、給与、ボーナスの評価、社会は常に数字という結果を求めている


1位にこだわって競争しろ。1という数字のインパクトは、人間を劇的に成長させる力を持っている


自分が精神的に自立していれば、本音とか建前とか、細かい事は気にしないはずなんだ


勝手に祭り上げ、勝手に諦め、そして勝手にコンプレックスを抱く。成功している人間はそれはもともと才能があったからで、自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ、そういう思い込みが人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけてることか。世の中に越えられない壁なんてねえんだ。だからおメエら、どんなことにもできないという先入観を持つな


東大に行ったってだけで人生成功したと思ってるやつら、目の前の相手が東大出たと知った瞬間に卑屈になるやつら、こりゃみんなゲス野郎だ


「でも頑張ったから」などという慰めには何の価値もない。それにしても日本人は結果より過程を重んじたがる


いいかお前ら、詰め込みこそ真の教育だ


わざわざ連れ戻しにいかなきゃならねえようなやつはいらねえんだ


とにかくたくさんの問題に触れるんだ。そうすりゃどこかで見た問題が出る可能性がある


ヘコんで閉じこもるか、前向いて次の道を探すか。要は自分の気の持ちよう


成功している人間は、それはもともと才能があったからで・・・自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ。そういう思い込みが、人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけていることか


本当にダメなのはその失敗を次に生かせないやつだ


今いる場所から抜け出したいとき、その方法はふたつしかない。自分を高め、一段上の社会的ステータスを得るか。あるいは、社会からドロップ・アウトして、より日陰で惨めな暮らしに身を落としていくか。おまえはどっちだ


まだやり始めて間もないじゃないか。これからなのに、どうして無理だとわかる。お前は結果を出すための手段を完璧にやっているのか


自分にも厳しく客観的になれる自信を持とう


龍山高校では生徒に孤独な戦いはさせない。全員で一致団結して東大全員合格を目指すんだ


当然のことだが、学力は生まれつきの能力だけで決まるわけではない。成長期におけるトレーニングの質と量が大きくかかわっている。そのひとつはズバリ、母親、父親とのコミュニケーションだ


大人になるってことは、客観的にものをみられるかどうかってことだ


蹴落とすことと競うことはまったく違う。1位にこだわって競争しろ。1という数字のインパクトは人間を劇的に成長させる力を持っている


事と睡眠をしっかりとって、脳を疲れさせないこと。そのうえで脳が効率よく吸収できるスケジュールを組むこと。これを間違ったら、いくら机にかじりついて、がむしゃらにやっても、全く無意味だ


人間が自分の力をほぼ100%出せるのはどういう場合か。それは慣れていてリラックスしている時だ。演劇でも歌舞伎でも、徹底的に稽古して舞台を踏む。その経験と慣れがいい技を出せるのだ


人は生れてくる時、己の人生を選べない


一つの能力だけだといびつな人間になると言うのは果たして本当か…。それはまったく間違った解釈…スポーツで一流になった選手はどうか…。頂点に立つ人間は総じて人格的にも立派だ。謙虚であり思いやりややさしさをしっかり持っている。厳しい練習をつむことによって、精神的に鍛えられ、人格者としての資質も身につくからだ。さらに…もう一つ一流になる人が共通して身につけているものがある。それは…集中力だ


脳は変わったことをした方が、ルーティンワークをするよりも活発に働く


100点以外はクズだ!ミスを許すな。ミスをしたら悔しがれ


書くことによって手を動かすと、脳もより一層活発に働くのだ。何かを覚えようとするのなら、とにかく書け!ノートでも紙切れでも、そばにあるものに書いて書いて書きまくれ


努力しても伸びないやつなんて、この世には存在しない。正しい方法で努力さえすれば、人は必ず伸びる。ナンだって、出来るようになる


当たり前のことを当たり前にできるようになれ


テクニックは付け焼刃では身につかない。普段の地道な努力の上に立つもの。つまりテクニックを持っているということは、その人間には計画性、持続性、実行力、そのうえで目標を達成しようという情熱があるということだ


勉強とは、まず己を知ることから始まるのだ


問題とは、天から降ってくるのではなく、人が考えて解く人のために作るのだ


無理は決して続かないということだ。するなら一時(いっとき)、勝負所でだ


テストに真剣に向かえば、終わった後自分のミスが気になる。すると悔しさが芽生えてくる。それはいい徴候だ。悔しさを胸に秘め、勉強をして、反発力を生かして一気に飛び上がるんだ


周りの人は敵ではない。意識しないのがポイントだ。試験は常に自分との戦い・・・と心に深く刻め


入試のプレッシャーに負けない自信。明確な根拠のある自信。それを得るためにはひたすら勉強するしかないのだ


計算ミスで点が取れなかったというのは甘え


テクニックは付け焼き刃では身に付かない。普段の地道な努力の上に立つもの。つまりテクニックを持っているという事は、その人間には計画性、持続性、実行力、その上で目標を達成しようという情熱があるという事だ


たとえ最下位でも合格は合格


自分の周りの環境を一度全て肯定する。すると前向きでポジティブな思考ができるようになる


多くの浪人生には大きな苦手分野はない。その安定感が浪人生の最大の強み。ただ、落ちる恐怖を知っているだけに直前期のメンタルは不安定になりがちだ。その点現役生は落ちる恐怖を知らない。いい意味で世間知らずなのである。苦手分野があっても精神力でカバーできる


ヒトの睡眠時間は90分周期。90分×4周期の6時間が理想の睡眠時間だ


受験が辛くなったら、合格した時に家族や友達に送るメールを作って保存するんだ。そのメールを一斉送信する自分を思い浮かべろ


テクニックを使う奴は要領がいいだけとか、本物じゃないとか、批判を浴びせるやつらがいるが・・・そんな見当違いな批判は、テクニックも使えない奴の負け犬の遠吠え。痛くも痒くもない


さっと身支度をして即座に帰る受験生、こういうタイプは合格しやすい。逆にいつまでも教室に残って、周りの友達とおしゃべりをしたり、モノを食べたり、だらだらとしている子はたいてい落ちる


これからは、歯を磨くように勉強しろ!歯を磨かないと、気持ちが悪くて寝れないだろ。それと一緒だ。勉強しないと気持ちが悪いと感じるようになれ


トイレへ行って鏡に映った自分の姿を見る。鏡の中の人が自分にこう言葉をかけて鼓舞してくれるところを想像するのだ。力は持っている。いつも通りやればベストを出せる


要は、やる人間はやるが、やらない人間はやらない・・・ということです


誰かの後ろに隠れてぬくぬくと生き延びられると思うなよ


いいか矢島、、、本当の自由とは、、、自分のルールで生きるってことなんだよ


子供をバカ呼ばわりするというのは、親である自分自身のことをバカと告白しているのと同じですよ


一時の感情で利益を失うバカにだけはなるなってことだ


思いどおりに運ばないのが世の中だ。利益を損なう一番の障害はなんだと思う? それはな…“人間の感情” だよ


勉強とは合理性と効率、つまり脳と身体のメカニズムを相乗した科学的トレーニングだ


これからは・・・・・・歯を磨くように勉強しろ


東大合格の三原則 “広く” “浅く” “確実に” だ


ルールが気に食わなくて てめえの思い通りにしたかったら・・・・・自分でルール作る側にまわれっ


だまされたくなかったら・・・・・損して負けたくなかったらお前ら・・・・・・勉強しろ


社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作ってる。つまり、社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ


ただ単に東大に入りたいだけなら理科1類をねらえ


人間ははっきりとゴールが見えれば準備をし達成へと着実に進む。逆に目標と持たなければ漂流しやがて無気力になっていくんだ


お前らガキは社会について何も知らないからだ。知らないというより大人は教えないんだ


お前だって薄々感じているんだろ。このままいきゃロクな人生じゃないって


東大出りゃ人生180度変わる


受験に知能はさほど重要ではありません。必要なのは根気とテクニックです


いいか!学校ってのはな、言うなりゃキップ売り場だ。目的地までのキップは用意してある。それを決めて買って乗るのはお前らだ。だがな、俺が売ってるのは、そこらのキップとはちがう。東大行きという超極上のプラチナチケットだ!これを買えば旅の初めは大変だが、あとには見事な絶景と快適な列車が待っている。買わなきゃ一生ボロ汽車で断崖絶壁を走るんだ。問題は買うか買わないか、答えは買うに決まってる

終わりに

いかがでしたか?東大に一度でも入ってみたいものですね。また会いましょう。

著者プロフィール
Sharetube