近年流行りの魅惑の調味料塩レモン
元々北アフリカで日常的に使われていて、日本でも人気の出てきた発酵調味料の塩レモンの紹介です。
魅惑の万能調味料の塩レモンとは
塩レモンは簡単に言えば「レモンの塩漬け」のことで、レモンを塩漬けして発酵させたものです。塩漬けというのは長期保存のためだったり、味を付けるために食塩に漬けておくという、古くからの方法です。実は!塩レモン発祥の地は、アフリカのモロッコなんです。モロッコではみそやしょう油のような一般的な食材で、「肉や魚などの臭みを消す」という役割で使われることが多いそうです。
そして、モロッコからアフリカ各地に伝わり、ジブラルタル海峡を越えてスペインに伝わり、ヨーロッパ各地に伝わり…、というように、今では世界中で馴染みのある調味料になっています。
レモンを塩漬けにした「塩 レモン」は、グリル料理や和え物料理など、さまざまな料理に酸味の利いた味とさわやかなレモンの香りを加える【香りの調味料】として注目されています。まるでレモンの皮や果肉が時間をかけて溶け込んだような味わいに。フランスやモロッコ、中東などで使用される調味料で、料理の風味や香りが豊かになります。
塩レモンの作り方
塩レモンの作り方はシンプルです。レモンと食塩しか必要有りません。そして、レモンの重量の10%ほどの食塩が必要になります。
レモンは、外国産ですと外皮にポストハーベスト農薬の残留の可能性がありますので、国産のものがおすすめです。
レモンを薄切りや、八つ切りにカットし、瓶などの密閉容器に、レモン→塩→レモン→塩、と層になるように詰めていきます。そのまま1週間~1ヶ月程度置いておけば、風味豊かな塩レモンのできあがりです。