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11歳の少年が魔女の呪いに立ち向かう!映画「パラノーマン ブライス・ホローの謎」【ネタバレなし】

11歳の少年が魔女の呪いに立ち向かう!映画「パラノーマン ブライス・ホローの謎」【ネタバレなし】

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tolawotolawo
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11歳の少年が魔女の呪いに立ち向かう!映画「パラノーマン ブライス・ホローの謎」【ネタバレなし】
	
2012年にアメリカで製作、日本では2013年に公開された映画「パラノーマン ブライス・ホローの謎」。3Dストップモーション・アニメーションといわれる特殊な撮影法を駆使し、約3年の製作期間を経て公開に至った大作です。

日本語吹き替え版の声優キャストは、ラ・ラ・ランドでエマ・ストーンの吹き替えを担当した武田華や、テレビ番組のナレーションも務めるよのひかりなどなど。

アニメーションということから子ども向けだと思われがちですが、老若男女問わず全世代が楽しめる作品になっています。

3Dストップモーション・アニメーションの気絶しそうな作業過程については、以下の動画を観てみてくださいね。
	

映画「パラノーマン ブライス・ホローの謎」のあらすじ

休日、自室にこもって祖母の幽霊と映画を観る主人公ノーマン。
ノーマンは"死者が見える・話せる"という能力を持っていたが、誰も彼のことを信じなかった。

学校の友人はもちろん、姉や両親にも信じてもらえない。
いたるところで死者と会話をするノーマンの”奇行”はやがて町中のうわさになり、両親は「変な子」と言われる息子にほとほと呆れていたのだ。

そんななか、唯一ノーマンと仲良くなろうとする人物がいた。同級生のニールだ。
ニールは幽霊が見えるノーマンに興味を持ち、庭に埋めた亡き犬と遊びたいと持ち掛けた。

ある日、丘の上に住むノーマンの叔父が訪ねてくる。
彼はニールと同じ能力を持っていると言い、突然「お前が魔女の呪いを解かなければならない」と告げるのだが…。

物語のキー:街に伝わる"魔女の呪い"の謎

本作のテーマは「魔女の呪い」。
ノーマンの叔父いわく、決まった人物が呪文を唱えることで呪いが解けるのだとか。

しかし、有効期限は1年間。
つまり毎年同じ日に、同じ呪文を唱える必要があるというのです。

重大な役割を担うことになったノーマンですが、
楽天的な叔父からは「まじないを唱えろ」というだけで詳しいことは何も教えてもらえません。

ブライス・ホローに伝わる魔女の呪いの正体とはいったい何なのか。
そしてノーマンは無事に呪いをしずめることはできるのか…?

見どころ①見習うべきノーマンの教え

特殊な能力を持っていることを理由に、学校でいじめに遭うノーマン。

前半はただ弱いものいじめの標的にされるだけですが、
後半は見事に自身の考え方をしっかりと語ってくれます。

さらに、注目すべきはクライマックスで魔女に語り掛けるシーン。

「やられたらやり返す」という行動がいかに残酷な結果を生むのか、
復讐で満足を得ることが、自身をどのように変えていくのか…。

孤独な過去を乗り越えたからこそ胸を張って言える言葉があるのだ、ということに気付かされるでしょう。

見どころ②ドジだが揺るぎのないニール

ノーマンの唯一の理解者、ニール。
彼もノーマンと同じようにいじめられていますが、理由を「自分が太っていて汗っかきで…」としたあと、「いじめも人間の本質だ」と断言するのです。

まさか小学生がいじめを俯瞰で見て、人間の"本質"を突くとは誰も思わないでしょう。

ドジで怖がりなニールですが、
いろいろなシーンでハッとさせられること間違いなしです。

見どころ③孤独なアギーの怨念

ブライス・ホローに伝わる呪いを解く鍵となるキーマンは
300年以上前にこの街に住んでいた、アギーという女の子。

魔女になってしまったアギーの悲しい過去を知ることが、
ノーマンが周囲や己と闘いはじめるきっかけとなります。

「正しいと思ったことが間違っていたこともある」
この言葉を聞くと、孤独なアギーの悲しみだけでなく人間のあらゆる過ちについて考えさせられるでしょう。

おすすめ度【★★★★★】

★…ホラーチックだがゾンビも怖くない
★…ふと出てくるセリフに深く考えさせられる
★…幽霊含む登場人物のキャラクターが分かりやすい
★…子どもに分かりやすいが大人も楽しめる
★…まさに"誰も傷つかない"映画

総評は星5。

誰にでもおすすめしたい映画作品です。

ストーリーや事の発端、キャラクターもすべて分かりやすいので子どもでもすんなり受け入れられるのではないでしょうか。
そして、前述した通りセリフが非常に深いのでいろいろと考えさせられます。

映像よし、音楽よし、ストーリーよし、登場人物よし、結末よし。
誰も傷つくことなく、平和にはじまり平和に終わる。BGM的に鑑賞するのも、少し深く考察してみるのもおもしろいおすすめ映画です。

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著者プロフィール
tolawo

フリーランスライター活動中…。 まとめを含む記事の執筆、書き起こしなど。立派な実績はありませんので書きまくって腕磨きます。お仕事はTwitterから。