うっとおしい梅雨時期は頭がぼけーっとしがち!コーヒーを積極的に飲むと脳を活性化できる訳があった!

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コーヒーを飲むと脳の活性化につながる?

いろいろな効能が認められているコーヒーですが、脳との関係は今や、世界中で注目されています。

美味しくてリラックスもできるコーヒーは、将来の自分自身の健康のためにも、良い効果があるのなら意識的に摂取してきたいですね。


コーヒーは飲むだけでなく、香りは脳の働きを確実に活性化させ、知的作業能率アップ につながります

ふっとコーヒーの香りがしてくると、イライラしていた気分が何故だか楽になったり、集中力が落ちた時に気分がスッキリと切り替わったりもします。

これらはコーヒーの香りと脳の関係性があるともいえます。

コーヒーと脳の関係の研究では

日本人の死亡要因としても挙げられる脳卒中とコーヒー、緑茶の摂取で研究を進めた医師がいました。

日本人はかつてはコーヒーを日常的に飲む飲習慣がなく、緑茶が主流だったのです。

緑茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用、抗炎症作用、抗血栓作用、などの、血管を保護する効果がある。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸にも抗酸化作用があり、動脈硬化などの予防に有効であるという研究が報告されている。

 研究チームは、岩手、秋田、茨城、長野、沖縄、新潟、高知、長崎、沖縄に在住していた45?74歳の男女約8万1,978人(男性3万8,029人、女性4万3,949人)を対象にデータを収集。緑茶およびコーヒーを飲む量のほか、通院記録、死亡診断書、心疾患および脳卒中による死亡のデータを追跡した。


 平均13年の追跡の結果、緑茶やコーヒーを1日に1杯以上飲む人では、ほとんど飲まない人に比べ、脳卒中リスクが低下することが判明した。


 緑茶を「全く飲まない」「週1~2回飲む」「週3~6回」「毎日1杯」「毎日2~3杯」「毎日4杯以上」のグループに分けて解析した。


 すると、脳出血のリスクは、ほとんど飲まないグループに比べ、「毎日1杯」が22%、「毎日2~3杯」が23%、「毎日4杯以上」が35%、それぞれ低かった。


 また、脳卒中のリスクは、「毎日1杯」が6%、「毎日2~3杯」が14%、「毎日4杯以上」が20%、それぞれ低かった。


 コーヒーを飲む人でも同様の結果を得られた。脳出血のリスクは、「毎日1杯」が17%、「毎日2杯以上」が18%、それぞれ低かった。脳卒中のリスクは、「毎日1杯」が20%、「毎日2杯以上」が19%、それぞれ低かった。


 得られた所見が緑茶およびコーヒーによるものであることを確かめるため、今回の研究では年齢、性別、体重、喫煙、飲酒、食事、運動などの因子が考慮されている。


 「これまでにも複数の研究でコーヒーや茶が脳卒中や脳出血の予防に有益な効果をもたらすことが示唆されています。今回の研究は、脳卒中発症との関連を多数の対象者で調べたはじめてのものです」と、国立循環器病研究センターの小久保喜弘氏は述べている。

出典:糖尿病ネットワーク

	
日本人の死亡要因としても挙げられる脳卒中とコーヒー、緑茶の摂取で研究を進めた医師がいました。

日本人はかつてはコーヒーを日常的に飲む飲習慣がなく、緑茶が主流だったのです。


コーヒーも緑茶も全く飲まない人と、コーヒーや緑茶を毎日定期的に飲んでる人を比べると脳卒中のリスクが格段と低いのです。

それも、コーヒーだけ飲む人でも緑茶だけを飲む人でも大差がないことをみると、脳卒中を抑えていたのはコーヒーに含まれる中のクロロゲン酸という成分ということがわかりますね。

効果を発揮させたいときにコーヒーの種類はなんでもよいの?

コーヒーの種類

			
コーヒー豆の種類によっても脳に与える影響は異なり、脳の活性化に作用する香りと、癒しの効果を与える香りに分かれています。

脳を活性化するには「ハワイ・コナ 」、「マンデリン」や「ブラジルサントス」が効果的です。

癒しの効果には「ブルーマウンテン」や「グァテマラ 」がおすすめです。

缶コーヒーの飲みすぎには注意!!

一日に数杯のコーヒーが効果的と言っても、缶コーヒーはおすすめしかねます。

なぜなら砂糖の摂りすぎに陥ってしますからです。

缶コーヒーは、「微糖」「甘さすっきり」などと書かれていても、多くの砂糖が含まれています。砂糖は体内で吸収されやすいため、摂取すると血糖値が一気に上がります。すると、それを下げるために膵臓からインスリンが分泌され、今度は血糖値が急激に下がってしまいます。本来、血糖値は緩やかに上下するのですが、砂糖によって急上昇して急降下するという不安定な状態になってしまうのです。


血糖値が下がるということは、脳にとって重要なエネルギー源であるブドウ糖が供給されないということであり、そのときに強い眠気に襲われます。そのため、缶コーヒーで一度は「元気が出た」と思っても、1~2時間後には眠くなってしまうのです。

 そして、眠気を覚ますためにまた缶コーヒーを飲む……という悪循環にはまってしまうと、血糖値の反応が緩慢になり、いくら砂糖を摂っても血糖値が上がらない「無反応性低血糖症」になってしまいます。

出典:

	
リラックス効果どころでなく、イライラが増してしまうんですね・・・。

缶コーヒーについてのオススメの本を紹介!

●姫野友美(ひめの・ともみ)

心療内科医・医学博士

ひめのともみクリニック院長・日本薬科大学教授・東京医科歯科大学医学部卒業

分子整合栄養医学に基づく栄養療法を実践し、日々診療に当たっている。糖質制限をいち早くメディアで紹介し、テレビやラジオでも活躍中。主な著書に『成功する人は缶コーヒーを飲まない』(講談社)

出典:ビジネスパーソンに送るニュース情報サイト ビジネスジャー...

	
缶コーヒーそのものよりも、砂糖の過剰摂取が脳にとっても逆効果に繋がってしまいます。

また一日の適正カロリーをオーバーしてしまったら、太ってしまうだけでなくほかの疾患にもつながってしまうかもしれません・・・!

リラックスした気持ちで味わうからこその効果

コーヒーの香り

			
アドレナリンの分泌も刺激するカフェインはドーパミンに作用することで幸福感も与えます。

これがリラックスを作り出しているんですね。

実はこの作用はコカインがもたらす脳への効果と全く同じで、低い度合いで作用しているんです。

これを聞くとやはり飲みすぎないように上手にコーヒーと付き合うことに注意も必要ですね。


コーヒーを味わいながら時間がゆっくり流れるような至福なひととき を持つことは何よりも大切です。

リラックスした気持ちは脳にも良い影響を与え続けてくれますよ。

著者プロフィール
Sharetube