現在、地球上で最強の生物(動物)はなにか?

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今現在の地球で、最も強い生き物は何か?



強さというのは、「何をもって強いのか?」の定義によります。


・人間が戦って強いと感じる生き物なのか?

・動物同士で戦ったときに勝った方が強いのか?


・それともどんな環境でも生き残るものが強いのか?


このように、定義によって強さも変わります。


ここでは、上記3つのパターン全てにおいて、強い生物を上げてみたいと思います。

人間を最も殺している生物は何か?ベスト3

第3位 ハエ(蝿)


意外なことに、世界中で人間を殺戮している生物の3位は蝿です。


感染症を媒介するためだと考えられます。

実は怖いハエ

世界規模で見ると、年間に約50万人を殺しているそうです。 

第2位 蚊


これまた意外なことに、またまた昆虫がランクイン。


蚊もマラリアなどの怖い病気を媒介しますから。


殺人無視なんですな。

痒いだけでなく恐ろしさもある蚊

なんと、驚くべきことに世界中で、年間100万人が蚊に殺されているのだとか。

第1位 人間


人が人を殺しているようです。


何とも皮肉なことに、人間の最大の敵は人間のようです。

軍隊

人が人を殺すというのは、とても馬鹿げてますね。


しかも、年間に測定不能なほど、人は人を殺しているのだとか…

動物同士で戦ったときに強い生物5選

アフリカゾウ

地上では、最もデカい動物アフリカゾウ

最強候補に必ず名前があがる動物です。

ちなみに、象は年間に人を500人を殺しているそうです。

体長6 - 7.5メートル。尾長1 - 1.3メートル。肩高3 - 3.9メートル。最大体重10,000キログラムと、現生する陸棲動物では最大種。皮膚は分厚く、多くの皺がある。深く被い皺により皮膚の水分が保持しやすくなる役割があるとされる。皮膚の色彩は灰色で、老齢個体ではピンク色。

耳介は非常に大型で幅広く、放熱や体温調節などに役立つと考えられている。門歯(牙)は雌雄共に発達する。オスでは最大350センチメートルに達する。この牙は争いや、塩や木の根を食べるために土を掘る時に用いられる。生後30年ほどのオスは興奮すると側頭部から液体が分泌される(マスト)。鼻の先端には上下にそれぞれ1つずつ突起がある。

出産直後の幼獣は肩高85 - 140センチメートル、体重90 - 135キログラム。

出典:アフリカゾウ - Wikipedia

	
このタックルを食らって、生きている動物はいないかもしれません。

間違いなく最強候補です。

ライオン

言わずと知れた百獣の王ライオン

最強候補の一角と言えば、確実にランクインするライオン。年間に人を70人殺しているようです。
体長オス170 - 250センチメートル、メス140 - 175センチメートル。尾長オス90 - 105センチメートル、メス70 - 100センチメートル。肩高オス123センチメートル、メス107センチメートル。体重オス150 - 225キログラム、メス120 - 182キログラム。オスはケニア山の近くで体重272キログラムの記録もある。頭部は太くて短く、丸みを帯びる。背面の毛衣は黄褐色や赤褐色、腹面や四肢内側の毛衣は白い。耳介背面は黒い体毛で被われる。尾の先端には房状に体毛が伸長し、色彩は暗褐色や黒。

出産直後の幼獣の体重は1 - 2キログラム。幼獣には暗色斑が入るが、成長に伴い消失する。

オスの成獣は頭部から頸部にかけて鬣が発達する。鬣は体を大きく見せたり頭部や頸部に対しての攻撃を防ぐのに役立つと考えられている。

出典:ライオン - Wikipedia

	
鋭い牙と爪が大きな武器ですが、象と大きさを比べるとあまりにも違いすぎますから、かなり不利でしょう。

タイマンでは、絶対に敵いません。

しかし、集団でライオンが象を狩ることはあるようです。

この動画では、象が何とか逃げ切っています。

ですが、逃げ切れないこともあるようです。

事の発端は非常に飢えたライオンの群れがアフリカゾウの子供を襲ったというものでした。さすがのアフ リカゾウも子供の頃は身体が小さいため、群れからはぐれた子ゾウがライオンに襲われるという事例は過去にも数多く報告されていました。しかし今回のケース では、子ゾウを襲ったこのライ オンの群れは次第により大きな青年期のゾウも襲うようになり、最終的には完 全に大人のゾウも餌食となるようになってしまったというので す。

出典:ライオン

	
1体1では、ゾウの方が強いですが、複数戦ならライオンが勝つことがあるようです。

トラ

こちらも最強候補のトラ

ライオン同様、最強候補に名前が必ずあがります。

年間に人を100人を殺すそうです。

体長140 - 280センチメートル。尾長95 - 119センチメートル。メスよりもオスの方が大型になる。腹部の皮膚は弛んで襞状になる。背面は黄色や黄褐色で、黒い横縞が入る。縞模様は藪などでは周囲に溶けこみ輪郭を不明瞭にし、獲物に気付かれずに忍び寄ったり待ち伏せることに適している。腹面や四肢内側は白い。黒化個体の発見例はないが、インドでは白化個体の発見例がある。

鼻面は太くて短く、顎の力が強い。前肢の筋肉は発達し、後肢は前肢よりも長い。これにより前肢は長い爪も含め獲物を押さえつけることに、後肢は跳躍に適している。

出典:トラ - Wikipedia

トラとライオンはどちらが強いか?という話が良くありますが、互角のようです。

昔、金持ち連中がトラとライオンを戦わせるという道楽をしていたそうですが、やらせてみたら、トラが勝つこともあれば、ライオンが勝つこともある、10回やれば5勝5敗と言ったところだそうです。

ソースは某動物園に行ったときに書かれていた説明書きです。

トラとツキノワグマが戦っています。

タイマンでないので何とも言えませんが、ツキノワグマの大きさではトラの方が強い印象を受けます。

これがヒグマだとどうだかわかりませんが。

ホッキョクグマ

地上最大の肉食動物ホッキョクグマ

とにかくデカいですから、確実に強いですが、住んでいる場所が場所だけに、あまり激しい喧嘩というのはないかもしれせん。(狩りは一方的でしょうからね)
体長オス:200-250cm メス:180-200cm 体重オス:400-600kg(最大800kg)メス:200-350kg(妊娠時500kg)。生息地によっても大きさに違いがあり、ロシアのチュクチ海に生息する個体群が最も大型化する傾向がある。

出典:ホッキョクグマ - Wikipedia

800キロの体重ですからね。

弱いわけがありません。

血が大量に出る映像ですので、閲覧は注意してください。

イリエワニ

怖いイリエワニ

今回の5選の中の動物で、人間から見て最も危険なのは間違いなくイリエワニです。

なにせ、ワニは年間1500人~2500人の命を奪っているそうですから。

現生の爬虫類の中では最大級の一種であり、オスの平均は全長5m、体重450kgになる。最大の個体は、全長8.5m以上のものが記録されている。口吻はやや長く基部の1.75-2倍で、隆起や畝が発達する。下顎の第1歯が上顎の先端を貫通する。後頭鱗板が無い。頸鱗板は4枚。胴体背面に並ぶ大型の鱗(背鱗板)は規則的に並ぶ。体色は緑褐色。

出典:イリエワニ - Wikipedia

もしも、野生のワニと遭遇することになったら、真っ先に逃げなければなりません。

ワニは本当に恐ろしいのです。

もしも、何の装備もない状態でワニに出会ってしまったら、死ぬほど怖いでしょうね。

どんな環境でも生き抜く最強の生物

ゴキブリ最強説

ゴキブリはすべての生き物の中で一番強いのでしょうか?
まず。

どんな環境にも適応できる最強の生物というと、ゴキブリが候補に挙がりやすいかと思います。


「もしも、核戦争が起きたとしても、ゴキブリだけは生き残る!(ゴキブリは核戦争後に生き残ることのできる唯一の生物である)」


なんてことが、まことしやかに囁かれていたりしますが、本当なのでしょうか?


ゴキブリ


確かに、ゴキブリは環境の適応能力が高く、雑食性であるので、どんな状況でも生き残りやすいです。


繁殖力も異常に強いので、瞬く間に増えます。


一生のうちに一匹のゴキブリが、数十個の卵が入った卵鞘を数十回産むらしいので、とてつもない繁殖力と言えるでしょう。


さらには放射能にも強いのですね。


人間の6~15倍の放射能に耐えられるそうです。


空気がなくても45分は生きられるそうですから、「こいつ無敵なんじゃない?」と思ってしまいます。


でも実は、ゴキブリよりも放射能に強い生き物は他にもたくさんいるようです。

ゾウムシ類やショウジョウバエ、コクヌストモドキなどの昆虫の方が、放射線への耐久力ははるかに高いことも示されており、決してゴキブリが絶対的に強いというわけではない。

出典:

	
と、こんな感じで、放射能だけで考えるとゴキブリが最強というわけでもないようです。


ゴキブリ最強説は放射能に耐えられるというところからきている話なので、どうやら少し雲行きが怪しいです。


そこで、本物の最強の生物に登場してもらいましょう。

クマムシ

本物の最強はクマムシだった

何をしても死なない、不死身な生き物。
温度で最強!

クマムシさんのすごいところの1つ目は温度への耐性。人間の細胞は55度あたりませ耐性がありますが、クマムシはなんと151度の高温でも大丈夫。


さらに低いほうでいうと、 絶対零度(0.0075ケルビン)までほぼ耐えられるのです。ケルビンよかよくわからないのが出てきましたが、これ以上冷たくならないという限界で、−273.15 ℃くらいだということです。ただし、これは乾燥状態に限り。151度の高温は平気ですが、熱湯では死んでしまいます。

出典:アルパカパカス

	
乾燥 : 通常は体重の85%をしめる水分を3%以下まで減らし、極度の乾燥状態にも耐える。


圧力 : 真空から75,000気圧の高圧まで耐える。


放射線 : 高線量の紫外線、X線、ガンマ線等の放射線に耐える。X線の半致死線量は57万レントゲン(ヒトの致死線量は500レントゲン)。

出典:緩歩動物 - Wikipedia

	
	
どんな環境にも強いという意味なら、本物の最強は、やはりクマムシで決まりですね。

結論

強さというのは、「強さ」の定義によって異なるため、一概には言い切れません。


ただ、最強候補の上位はだいたい絞れます。


このページに載っている生物が、ほぼ最強決定で良いかと。


まあ、カバとかグリーズリー(ハイイログマ)などは出していませんが、トップレベルの強さを持った生物は分かるかと思います。

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Sharetube