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【不便すぎ】そろそろ選ばせてください・選択制夫婦別姓まとめ

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殿堂

【不便すぎ】そろそろ選ばせてください・選択制夫婦別姓まとめ

Author:
原田サキ原田サキ
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【不便すぎ】そろそろ選ばせてください・選択制夫婦別姓まとめ

選択制夫婦別姓、そろそろ認めてくれませんか?

時々思い出したようにニュースになる別姓の裁判。2015年は随分世の中を賑わせたと思います。

実はこれ何十年も前から動きがあるんですよね、だけど全然認めてもらえない…。結婚して名字を変える、当たり前のようでいて困っている人がいるんですよ。そろそろ選択制夫婦別姓制度、認めてください。ちなみに正確には「選択的夫婦別氏制度」になります。

久々にニュースが出てきた!

●「サイボウズ」の社長さんの青野氏が裁判を起こしていますが、やっぱり認められませんね。ほかのかたも裁判を起こしています。

2015年の時はかなり期待していましたが「家族の呼称を一つに定めるのは合理的。夫婦同姓で女性が受ける不利益は、通称使用が広まることで一定程度緩和されることも考慮すると違憲ではない」となりました。夫婦が同じ名字なのは「合憲」ということですね。

でも「一定程度緩和」されないケースもあるから困っているんです、変えてほしいのです。

この時は15名のうち、3名の女性の判事全員が、同じ名字でなければならない事を「違憲」とした=反対した、事も話題になりました。そしてこの裁判では、裁判所で決めることではないから国会でやってね、との流れになっています。

賛成?反対?割合はいかに

少し古いです

法務省より、平成24年までしか無いのでちょっと古いです。
内閣府は10日付で「家族の法制に関する世論調査」の結果を発表した。選択的夫婦別姓制度の導入に向けて民法を改正すべきかを問うと「改めて(改正して)も構わない」とする賛成派(42・5%)が「必要はない」との反対派(29・3%)を上回った。これまで20歳以上だった対象年齢を今回、18歳以上へと引き下げたため単純比較できないが、賛成派の割合は最も高くなった。

出典:夫婦別姓:賛成42% 反対派上回る 内閣府調査 - 毎日新聞

●平成24年では「法律を改正しても構わない」が35.5%。「必要ない」が36.4%。2018年になると「改正も構わない」が40%を超えました。少しずつ賛成派が増えてきています。認められなくても地道な活動を続けることが重要かもしれません。

名字を変えるってこれだけ大変なのです

●まず基本的な所から。保険証、免許証、銀行の通帳の名義変更。それぞれ必要な書類が違うこともあるので、前もって調べて婚姻届を出したその足で新戸籍などを必要なだけ取り、あちこち回ります。住んでいる地域や持っている物によって多少は変わりますが、これ位で最低限ではないでしょうか。

さらにパスポート、クレジットカード、入っている保険、持っている資格、携帯電話…持っている物が多い人ほど増えます。変更しきれずに、放置している物がある人は意外といます。変更してないということは、この世にいない人が何かを持っている状態です。
●仕事を続けるなら、まだあります。一般企業でのケースが多いと思うのでそこを例に。

この辺りまでが「通称使用が広まることで一定程度緩和されている」と思われているのではないでしょうか。どちらにしてもまず、手続きでお休み取らないと無理です。以下を見ると「旧姓=通称」で働き続けた方が便利な気がします。

■新姓で働く場合
・名前が変わった事を社内、社外に知らせる。仮に離婚して旧姓に戻す時も知らせる。改姓した側だけプライバシーがダダ漏れ
・メールアドレスを持っていて「名字@会社名」だったら、名前とアドレスが合わなくなってしまう
・中途半端に名前を覚えられている関係だと、いなくなったと思われることも

■旧姓で働く場合
・「○○さん」との認識は変わらないので便利ですが、給与や福利厚生の手続きは新姓とややこしくなる。主に総務部の人、大忙し
・会社を出れば新姓なので2つを使い分けることになり、人によってはアイデンティティーが揺らぐ
・意外とすぐに慣れるものでないので、病院などで呼ばれたのに気が付かなかったりもする

さらに大変な人たちが!

私は個人事業主なので、名前を変えるのがいろいろ不便です。
 例えば、新姓になると銀行口座の名義を変更しなければなりません(名義変更は強制です)。
すると、取引先(複数あります)にも報酬の振込先の名義が変更になったことを通知せねばならず、また取引先がすべて海外のため、説明が必要になります。

出典:夫婦別姓について意見を聞かせて下さい : 妊娠・出産・育児...

●発言小町より。自分が事業主だと、取引先への名義変更の連絡なども全て自分でするため、労力がかかります。
内科医で政策研究大学院大教授の鈴木真理さん(61)は、名刺に旧姓の「堀田」をかっこ書きで記している。結婚前から多くの論文や著書があり、旧姓が使えなくなるのは仕事に支障があった。周囲にはハイフンで二つの姓をつないでいる人もいる。女性医師や女性研究者にとって、名前をどうするかは共通の悩みだ。 

 結婚で改姓した途端、担当する患者から「いなくなった」と勘違いされた。

出典:変わる家族:働く女性、改姓「理不尽」 医師「積み重ね、途...

●毎日新聞から。旧姓の時に、名前が出ている仕事をしていると実績が消える可能性も。医療や研究職では原則、戸籍の姓を使ようですね。いなくなったと思われるのは悲しいですね。
姉妹だけで、姉妹とも最悪な事に(笑)長男に嫁いでます。
 墓は誰が引き継ぐ・・・というより
姉妹で協力して管理していくしかないですよねぇ。
 法要とかもいろいろ・・・

出典:一人っ子や姉妹だけという場合、女性の実家は家が途絶えてし....

●YAHOO知恵袋でも姉妹だけの家庭では、お墓やご先祖様のことでの相談がよく見られます。
会社の取締役が改姓した場合、登記は必要でしょうか?
 新任、重任、退任・解任などの場合は必要なようですが、改姓した場合はどうなのでしょう?

出典:会社の役員が改姓した場合の登記 - 法人登記に関する質問です...

●こちらもYAHOO知恵袋。法人の役員にまでなっている人だと登記などの手続きも出てきます…。
●原則旧姓が使えず旧姓での実績が消えてしまうような仕事、自分名義での不動産など持たされている、家業を手伝っていて自分名義の融資などがある、会社役員、本家で姉妹しかいない家のお墓など、背負うものが多いと本当に改姓が煩雑になってきます。知らないだけでもっと大変な事もあるかもしれません。

私自身は離婚後旧姓に戻しましたが、上記に当てはまるものが幾つかあります。名刺も海外まで渡ってしまっているので、改姓は考えるだけでげんなりします。

賛成反対それぞれの言い分

■賛成派
私も2回親の都合で名前を小学生の時変えた
担任は転校してまた転入しますと、いい感じに説明してくれた
小学生の私はみんなの前で発表して泣いた…何か自分でなくなる気がしたんだろうな

結婚の改姓も似てる心境

選択的夫婦別姓叶えばいい
同じ思いをする子どもも減る

●おそらくご両親の離婚で名前を変えているのでしょう。名字が変わることで、それが分かってしまうのは子どもにとっても辛いだろうと思います。
夫婦別姓選択制、自分はいいことしかないと思うけどな。結婚件数、増えることはあっても減ることはないのでは? だって、結婚前に二人で苗字をどうするか話しあうことで、どんな共同生活おくっていきたいか相互理解深まるじゃん。
●女性が変えて当然と思う男性、男性側の家族が多いのが実感です。話し合う気持ちすらないこともあります。結婚前に話し合えるのはお互い理解するのに良いですね。
でも、旧姓で通すことができない職場もありますからね。そういうところで仕事している女性にとっては、姓を変えることは大きな不利益。

出典:10年後、夫婦別姓は実現するか? 3人の弁護士が予想する日本...

●「ウートピ」より抜粋ですが、通称を使えない職場ではどうしているのか気になりますね。知り合いの医療関係者、理由は忘れましたが結婚した直後に名札を2つ着けていたそうです。
■反対派
俺には関係ないし!なんて「夫婦別姓」認めたりしたら→「親子別姓」→「兄弟別姓」その次に来るのが「戸籍制度の廃止」です。こうして日本は中韓、在日に蝕まれていきます。間接侵略は始まっている。
●反対派の人がよく言うのがこれ。私自身保守寄りの考えですが、帰化しないと名前は中国や韓国の名字のままですよね?日本人じゃないと分かってしまうと思うのですが。
マジで夫婦別姓とか止めて欲しい。
こんなものは人権でもなんでもない。
共通のルールであり文化であり伝統であり、日本国内では平等なもの。
●文化で伝統だった期間は案外短く、それも時代に合わせ変わっていきます。
選択制夫婦別姓は自由度を増やすだけで別姓が嫌なら同姓を選択すればいいだけなんだから反対する理由なんかないはず、って言ってる人は選択制の一夫多妻制・一妻多夫制も当然賛成のはずだよね。
●はい、反対ではなく応援しています。「選択制の一夫多妻制、一妻多夫制」希望する人は声を挙げて欲しいです。問題点としては、血のつながった子が増えて結婚が難しくなる可能性です。
名字が同じ家族の方が、精神的に一体感が高まる。名字が違う場合は、家族がバラバラで別人のような気になる。

出典:どこまでもいっしょ?

●「どこまでもいっしょ?初心者のための夫婦別姓(事実婚)基礎知識」とても丁寧に解説がまとめられています。
別姓を認めれば親戚関係が消滅し、その家に伝わってきた家系図が崩れる。

出典:「どこまでもいっしょ?」

●引き続き「どこまでもいっしょ?初心者のための夫婦別姓(事実婚)基礎知識」から反対意見。
どうしても別姓にしないと困る理由がない。
夫婦だけの問題でなく、子供や新しく親や親族になる人のこと考えるべき。
「点」でしかとらえない女性の傲慢だと思う。

また、最高裁の判決に従わず世論を動かそうとするあたりが執拗で醜態すぎる。
日本から出ていけばいい。

出典:夫婦別姓に賛成?反対? - フォーラム:朝日新聞デジタル

●「朝日新聞デジタル」から反対の意見を。困る理由が無い人もいれば、困っている人もいることを、知ってほしいのです。
●名字が同じでないと家族ではないのなら、結婚して姓が変わった娘や孫はもう家族ではないのでしょうか。そうすると親戚関係が消滅し、家系図が崩れるというのと矛盾しませんか?それとも娘だけの家の方は無くなってよいという事でしょうか。

家という単位は同じ名字でも家族間での事件などよくニュースで見ますし、虐待を受けていた、家族仲が良くない家庭だった人なども多いです。その次、困る理由がないかたは良いですけれど困ってるから求めてるんですよ。

事実婚にするしかない現状

一般的には、事実婚といえるための条件としては、①当事者間の夫婦関係を成立させようとする合意と②夫婦共同生活の存在であると言われています。

出典:事実婚(内縁関係)のメリットとデメリット | 弁護士岩熊豊和...

「はかた共同法律事務所」さんから。
●別姓で一緒になりたいなら今のところ事実婚(内縁)しか方法がないようです。

定義があいまいなのですが、生計を共にすること、「夫婦である」との意思、または周囲にも夫婦だと認知されているのが一般的なようです。ただし婚姻届けを出した「法律婚」と同じ扱いがされません。例えば相続権がない、子どもが自動的に母親の子になるなどです。どうにもあいまいな事実婚ですが、なんと、証明できる方法もあるようです。住民票です。
事実婚の場合、住民票の「続柄欄」に「夫(未届)」、「妻(未届)」と記載することができます。「妻(未届)」と届け出ておくと、職場の扶養確認の際や、生命保険の保険金受取人の指定の際など、事実婚の証明が必要な場合にスムーズです。

出典:#01 なぜ、あえて事実婚を選択する人が増えているのか? | DA...

●「DAILY ANDS」さんに対策が載っていました。他にも結婚式をあげたり、「結婚しました」と通知したり、遺言をしっかりと準備することでデメリットは回避できそうな気もします。
■ちなみにこんな動きがでてきましたね!私のまとめに登場率の多い、自民の野田氏は加わっていないようです。

やっぱり多様化は近くて遠い日本

「選択的夫婦別氏制度」実はもう何十年と別姓を認めてほしいと望んでる人がいるんです。日本では約9割が男性の姓に変えているそうです。愛する人と同じ名字になりたい女性もいればそうでない女性もいて、名前に関するアイデンティティーの問題もあります。

地方ではお墓や本家などの問題、家業がある、そんな家庭で姉妹だけの家は今まで続いた家系や家業を捨てるか、家族中で決断を迫られます。そんな状況を知りながら「名前変えるよ」という男性は少ないのも実感しています。

また原則、旧姓しか認められない職種では長年かけて積み上げた実績の問題もあります。

こういったケースはまれで実際に困っている人は少数でしょう。だからこその「選択的夫婦別氏制度」なんです。全員が別姓にしろというわけではなく、困っている少数に道を残して欲しいのです。もしかしたら結婚する人も増えて、少子化も解決するかもしれませんよ?

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著者プロフィール
原田サキ

3年ほどウェブライターをした後、現在は再び会社員に。 世の中に溢れる、隠れるたくさんの情報、特に社会的な疑問を色々と発信したいです。 個人的な趣味も♪