地球上にかつて実在した巨大生物!絶滅したモンスターたち
我々が暮らすこの地球に、かつて存在した巨大生物を紹介します。その姿は、まるでモンスターですから。
今は絶滅してしますので、見ることはぜきませんが、一度でいいから実物を見たくなること必至ですよ。
リアルキングコング「ギガントピテクス」
ギガントピテクス(学名:Gigantopithecus)は、ヒト上科の絶滅した属の一つである、大型類人猿。 身長約3m、体重約300- 540kgに達すると推測される本種は、現在知られる限り、史上最大のヒト上科動物であり、かつ、史上最大の霊長類である。約100万年前(新生代第四紀更新世前期後半カラブリアン)前後に出現したと見られ、中国、インド、ベトナムなどに分布していたが 、30万年前(更新世後期前半イオニアン、中期旧石器時代の初頭)あたりを境にしてそれ以降確認されない。本種の生存期間はホモ・エレクトゥス類が栄えていた時期と重なり、両者の生息域はかなり重複していたようである。
ちなみに、ゴリラの雄が体長170~180センチメートルの、体重が150~180キロくらいだそうですので、とてつもない大きさです。これでもしも、性格が凶暴だったら、出会った瞬間あの世行き決定です(苦笑)顎の骨や歯の特徴から、草食動物だったようですが、殴られでもしたら人間は粉々になりそうです。
まさに、リアルキングコング。実際に、キングコングはこの「ギガントピテクス」がモデルに作られたそうです。
UMA(未確認動物)であるヒマラヤのイエティ、中国の野人、北米のビッグフット、オーストラリアのヨーウィなどギガントピテクス系の生き残りだという説もある。
出典:戦え絶滅動物
もしも、もしも、この世に生き残りがいるのなら、見てみたいですね。でも、絶対に近づきたくはないです。
一説には パンダとの生存競争に敗れて絶滅したといわれています。
出典:ギガントピテクス(Gigantopithecus)・川崎悟司イラスト集
この仮説は、パンダに生存競争で負けた可能性があるということであって、喧嘩で負けたわけではありません。また、気候変動に対応できなかった説もあるようです。
なぜ絶滅したかについては詳しく分かっていないが、気候変動による生息環境の変化や、生態的に競合する動物の出現による淘汰圧(とうたあつ)が主な原因であろうと推定されている。後者については、竹を食物とすることによるジャイアントパンダとの直接的競合、もしくは、ホモ・エレクトゥス類とのより広い意味での生態的競合が、該当する可能性を持っている。
この動画は目が回りますので、見られるときはご注意を。
モンスター級の大蛇「ティタノボア・ケレジョネンシス」
最大全長12-15メートル、体重およそ1,135キログラム、最も太い部分の直径は1mと見積もられた。
主食はクロコダイルだったとか。 化石は地名などから餌にしていたとみられるワニやカメのほか、植物の化石が一緒に見つかっており、熱帯雨林の水辺に生息していたとみられる。
出典:ティラノサウルスに匹敵する巨大ヘビ?
ワニは超危険生物なんですよ。 ティタノボア・ケレジョネンシス幻獣や恐竜と古代巨大生物や未確認生物・UMA・野生動物の図鑑
こんな奴が、もしも現代に蘇ってしまったら、生態系が壊れまくること必至でしょう。
超巨大ワニ「サルコスクス」
サルコスクスは白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニである。全長は11~12メートルと推定されている。デイノスクス(またはフォボスクス)と並び、現在知られている中では最大級のワニである。
11~12メートルって、デカすぎます。現在地球上に生息している最大種のワニがイリエワニです。
イリエワニの雄の平均は、全長5メートルです。
ですので、単純に倍以上の全長です。
人間で例えるなら、4メートル近い人類がいたと想像すれば、そのあり得ないサイズがイメージしやすいのではないでしょうか?
サルコスクスの噛む力は8トンもあったといわれています。これは、ティラノサウルスよりも2倍~3倍の噛む力に相当します。サルコスクスの背中に走る堅い装甲うろこは、強固なので、体を防御し保持するために使われていました。
出典:オリジナルCGで送る、史上最大のワニ、サルコスクスのご紹介
ロケットランチャーくらいないと難しそうです^^;
うわ、こんなのと出会ってしまったら、生きた心地しません。
メガテリウム
メガテリウム (Megatherium ) は、新生代第四紀更新世(164万~1万年前)ごろ、南アメリカ大陸に生息していた巨大なナマケモノの近縁属である。和名は大懶獣(だいらんじゅう、だいらいじゅう)またはオオナマケモノ。
全長6メートルでヒグマの3倍近い圧倒的な巨体を持っていました。巨大な爪を持ち、立派な骨格のメガテリウムですが、動きは緩慢で草食性であったと考えられていますが、肉食だったという説もあります。
出典:絶滅してしまった巨大生物10選 全長6メートルの「メガテリウム」 - ライブドアニュース
こんな化け物が肉食だったら、人間など一瞬で殺されますね^^;ただ、このメガテリウムが絶滅したのは、人間が狩猟したからだという説もあるようです。(一つの説です)
メガロドン
メガロドンは、約1,800万年前から約150万年前(新生代第三紀中新世半ばから鮮新世)にかけての、海が比較的暖かった時代に生息していたサメである。
映画「ジョーズ」でおなじみのホオジロザメの近縁だそうです。ということは、かなり獰猛だったのかもしれませんね。
600万年~200万年前に絶滅と言われてますが… 1900年代に4件の目撃談があります。オーストラリア2件、タヒチ(オーストラリアと中米の中間)2件です。
もちろん、目撃情報は見間違いでしょうが、仮にこんなのが今でもいたら、怖すぎて海にいけません(笑)
クジラ類などを捕食して生きていたそうです。こんなのがいたら、クジラも怖かったでしょうね^^;
絶滅理由としましては…
大陸棚の海水温低下と、クジラが寒冷な海域に逃げ込んだことによって、その生態的地位が存在しえなくなったためとされる。変温動物であるサメは恒温動物であるクジラのようには低温の環境に適応できない。
また。このほかにも、メガロドンにとって餌も対抗種も強力になってしまい、進化について行けなかったという説もあるようです。
リードシクティス
リードシクティス・プロブレマティカス (Leedsichthys problematicus) は、中生代ジュラ紀後期(約1億5500万年前)に存在した魚の一種で、「史上最大の魚類」という説もある。
フィルターの働きをする四万本以上の細かい歯を持ち、現生のジンベイザメやヒゲクジラなどと同様、プランクトンを濾過摂食する温和な性質の魚だったと考えられている。
出典:リードシクティス・プロブレマティカス - Wikipedia
肉食ではなかったようです。少し安心(笑)
自分よりも遥かに小さいメトリオリンクスというワニ系の生き物に捕食されていたそうです。
インドリコテリウム(パラケラテリウム)
サイの仲間であるが、角はなく、首が比較的長かった。頭胴長約8メートル、肩高約5.5メートル、長い首を伸ばせば7メートル近い高さに達した。体格はウマ的でやや細身であり、体重は約15–20トンに達したと考えられる。
ちなみに、現在地球上に生息する最大の動物はアフリカゾウですが、アフリカゾウは体長6~7.5メートルで、肩高3~3.9メートル。体重が最大体重10トン。アフリカゾウの倍くらいの大きさです。
四肢の近位部が長い形態から、巨体に似合わず高速で走れたとも言われる。巨体であるが故に沼地などでは足をとられ、そこで死を迎える事も少なくなかったようであり、そうした場所から発見された化石もある。
沼地に足を取られて死亡するなんて、ちょっと間抜けで可愛いです(笑)
史上最大の陸生肉食獣「アンドリューサルクス」
アンドリューサルクス(学名:genus Andrewsarchus)は、約4,500万- 約3,600万年前(新生代古第三紀始新世中期- 後期半ば)のユーラシア大陸東部地域(現在のモンゴル)に生息していた、原始的な大型肉食性哺乳類の一種。下位分類は現在、A. mongoliensis (A・モンゴリエンシス)の1種のみが知られている。蹄(ひづめ)を持つ有蹄動物であり、推定体長(頭胴長)382cm、推定体重180-450kg
かつて、アンドリューサルクスは、狭義でいう肉食獣(捕食性の高い肉食獣)として語られてきた。しかし今日では、そのように描かれることはない。彼らの歯は肉を切り裂くような形態ではなく、むしろ、強靭な顎の力で硬く丈夫なものを強引に咀嚼(そしゃく)するのに適当な構造をしていると考えられるからである。つまりこれは、カメの甲羅や貝殻・大きな甲殻類といったものを食するための顎と歯ではなかったか、という意味である。通常、それらの動物は陸生肉食獣の手には負えないもの、どれほど飢えていても素通りするよりほかにないもの達である。学説が正しければ、本種は他のものが手出しできないまたと無いニッチ(生態的地位)を獲得していたことになろう。
アンドリューサルクスの食性については、次に挙げる3つの説が現在の主流となっている。
・水辺などで小型・中型の動きの速くない動物や貝類を漁るもの(厳密にはこれも肉食であるが)。
・陸生大型哺乳類や水際に打ち上げられた大型水生動物の死体を主食とする腐肉食獣(スカヴェンジャー、屑あさり)。
・草の根であろうと何であろうと貪欲に口にする雑食獣。
意外なことに、それほど狂暴でなかった可能性があるようです。
気候変動や乾燥により、絶命した可能性があるようです。また、他にも以下の理由が考えられているそうです。
また、それとは別に以前から言われていることではあるが、彼らはその体の造りから動きがさほど敏捷でなかったとされており、また、脳容積も大きいとは言えなかった。そして、遅れて台頭してくる肉歯目に比べての前時代的劣等性は否めない。
新しく出てきた種に劣っていた可能性があるわけですね。
最後に
いかがでしたでしたでしょうか?巨大生物は、見ているだけで恐ろしく、とても夢があり面白いですね。
こんな生物たちがかつて地球上にいたかと思うとワクワクします。
そして、今我々人類がこうして現代に生きていることが、なんだか不思議にも思えてきますね。
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