【衝撃】ついに判明!驚きの食べるだけで痩せる食べ物
痩せる原理
実は、食べた瞬間に脂肪が減ったり、筋肉がついたりするわけではありません。その鍵は、食欲と摂取カロリーです。
原理的には、摂取カロリーを減らすことができれば痩せます。
しかし、三代欲求とも言われる食欲に打ち勝ち続けるには、かなりの意思の力が必要とされ、長続きしません。
しかし、今から紹介する、食べ物を摂取すると、食欲を抑えることができるのです。
つまり、
1. 痩せる食べ物を摂取する
2. (我慢せずに)食欲が抑えられる
3. 摂取カロリーが減る
4. 痩せる!!!
といった流れで痩せることができるのです。
ちなみに、食欲を抑える食べ物に含まれている物質は、水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維とは、食物繊維の仲間です。食物繊維は「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の総体」と定義されています。水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維とに大別されます。食物繊維の多くは、単糖がたくさん結合した多糖類の仲間ですが、消化されないため、エネルギー源にはなりません。
水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。
食欲を抑える以外の効果にも以下のようなものが発見されています。
【水溶性食物繊維の効果】
ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。
食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。
水分保持能力が強く、ドロドロと粘りのある状態にします。
小腸での栄養素の消化吸収を抑えて遅らせます。また、有害物質を吸着して体外へ運びます。
小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。
ガム質
ぬるぬるの成分のアルギン酸、ヘミセルロース
グルコマンナン
ペクチン
その他
きくらげ
ちなみに、食物繊維の1日の摂取基準量は
生活習慣病の発症予防の観点から考えると、成人では、食物繊維を一日24g以上、できれば1,000kcalあたり14g摂取するのが理想とされています。しかし、平成27年国民栄養健康調査によると、実際の摂取量は、20歳以上で一日に平均15.0g(75歳以上で一日に平均15.9g)しか摂取できていません。そのため、理想的な値と実際の摂取量の中間的な値をとって、目標量として成人男性は一日に20g以上(70歳以上は19g以上)、成人女性は一日に18g以上(70歳以上は17g以上)が設定されています(表)。
ダイエットにも、腸の環境を整えるためにも、効果のある食物繊維だが、とり方には注意も必要です。食物繊維は消化しにくいので、体に良いからといってとりすぎると胃腸に負担がかかります。
胃腸が弱っているときは、無理にとらないようにしよう。
また、よくかまずに食べたり、食材にきちんと火が通ってなかったりすると消化に負担がかかるので、胃腸が弱っている時には食べ方、調理法にも気をつけることが肝心です。
さらに、便秘が続いている人が、急に食物繊維の豊富な食材を生のままで大量に食べると、一時的に調子が悪くなることもあります。便秘の際に食物繊維の豊富な食材を食べる場合は、よく加熱して少しずつとるようにしましょう
食べてやせるダイエットのために、また腸内環境を整えて生活習慣病を予防するために、食物繊維の豊富な食材を、もっと積極的に活用してはどうでしょうか。