うまくて安くて最高!魚のアラ
おいしくて旨味もたっぷりなのに、身が少なく料理しづらいからと安値で捨て売りされがちな魚のアラのグルメ紹介まとめです。
魚のアラとは
粗(あら)は、魚の下ろし身を取った後に残る頭部、骨、エラ、ヒレやそれらに付着した肉である。通常は「魚のアラ」と呼ばれ、食材となる。製品としては形状が整っておらず可食部が少ないため、捨てられるか、一般的に他の部位よりも安価に販売される。ぬめりや臭みの元となる血合いが含まれるため、調理前に下拵えされることが多い。アラ料理によく使われる霜降りという作業は、熱湯に晒した後で冷やし、浮き出てきた血合いなどを取り除く。
魚の骨・身より旨味成分の出汁がとれるため、その出汁を活かした、調理が手軽な汁物での利用が多い。アラのうち「かま」は、魚の鰓蓋から胸鰭までの部分を指す。鰤のカマは鰤鎌(ブリカマ)と言い、煮物、焼き物、汁物として定食屋、居酒屋などで出ることがある。一匹から一人分または二人分しか作れないため、鰤を大量に消費するお店、または魚介類を大量に仕入れるお店で使うことがある。
近年、アラの部分に含まれる有用成分が健康食品に活用されている。マグロなどに多いDHA(ドコサヘキサエン酸)、カルシウムが多い骨を加工した菓子やサケ中骨の水煮缶詰、サメ軟骨(コンドロイチン、グルコサミン、コラーゲンなど含有)といった製品である。各地域でも水揚げされる魚種に合わせて独自の商品が開発されている。
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肉のモツ、ホルモン料理は有名だが、魚の内臓も捨てるとこがなく、おいしいものです。そんな魚類の内臓料理をご紹介。
飼料や調味料に使われる魚粉の原料にもなる。民間企業による魚粉用アラの需要が増えたため、愛知県の魚アラ処理公社は2017年度での解散を決めている。出汁、あら汁(味噌仕立てのもの)、潮汁(塩仕立てのもの)、アラ鍋、あど汁(サケの頭と内臓の味噌汁)、マグロのかぶと焼き(兜焼き)、ブリカマ、煮物、甘露煮、アラ煮(タイやブリなど)、マグロの大和煮、などの用途に。
おいしいアラ料理
アラ料理の定番中の定番です。どこの部位でもよいのでアラを入れ、大根、にんじん、ネギなどと煮込んで味噌仕立てにすれば魚の旨味たっぷりのアラ汁の出来上がりです。
魚屋さんに行ったらコチのアラをおまけにつけてくれた。このアラをぜいたくに使って、味噌汁に仕立てる。具はねぎとコチのアラだけ。味付けはコチの出汁と味噌のみ。pic.twitter.com/YByJf4MPhp