南海トラフ地震で信用できる情報は何を見ればいいのか?

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2018年6月大阪北部の地震により、もしかして南海トラフ地震がもうそろそろあるのではないか?


千葉沖のプレートがスロースリップしているが、巨大地震の前兆ではないかと心配している方もいると思います。

ニュースやネットではたくさんの予知や予測の情報があり、何がどうなっているのか、不安な気持ちがあおられます。


何が正しい情報なのか?信用できる情報を整理しました。

南海トラフ地震の情報は何を信じればいいの?

大阪北部であった地震や千葉沖のプレートがズレでいるニュースを聞くと、どうしても南海トラフ地震について気になるところです。


いままで地震の被災者になった人なら、どうしてもその時の光景がよみがえってくる。


二度と同じようなことになりたくないと思うでしょう。


被災していない人でも、ニュースで目にした光景が自分の身におこるかもしれないと想像すれば、どうすればいいのかと不安な気持ちになります。


ニュースでは地震があった事実と、今後予想される地震について発信されていますが、いつどこであるかはわかりません。


ネットでは地震の前兆、予知、予言、デマなどがたくさんあります。


信用できる情報であれば参考にできますが、あまりにも情報がたくさんありすぎて、何がなんやらわけがわからない状況になっているのではありませんか?


このままでは、たくさんの情報を取捨選択するだけで時間がすぎていき、災害にそなえることはできません。


ここは冷静に何が正しい信用できる情報なのかをきちんと理解した上で、情報を入手して判断できるようにしたいですね。

地震予知情報は信用できるの?

地震予知情報があれば知りたいですね。あなただけではなく、今住んでいるところや会社、子供の学校や保育園などに影響があるのかどうか?いつあるのか?どの程度なのか?だれもが知りたい情報です。


それがわかればいいのですが、いまの科学的なところで言えば、予測は難しい。


いつ、どこで、どのくらいの規模の地震があるのかなどは、根拠としてだせるものがないのです。これは、気象庁のサイトではっきりと明記しているのです。


なんだよ!税金をたくさん使って何を調査しているのかと言いたいでしょう。


地震予知について東日本大震災があったから研究しはじめたのではありません。1980年ころから防災対策として40年近く研究されてきた分野です。


しかし、その間、直下型の阪神淡路大震災にはじまり海溝型の東日本大震災、ここ数年では熊本と大阪北部の地震がありました。


つまり、どれだけ地震の分析をしたところで、地震予知はできないことが証明されたのです。2017年、国はどれだけ研究しても地震予知はできないと見解を出したのです。


これは日本だけではなく、世界的にみても地震予知ができる国はありません。


これが現実なのです。2018年時点では、あなたの知りたい情報は前もって入手できないのです。


国は国民のために何もしてくれないのではありません。地震の前触れのような兆候があれば情報開示はしてくれますが、それが巨大地震になるかどうかはわかりません。

政府がそうだったらジュセリーノ氏の予言しかない?

ジュセリーノ氏はダイアナ妃の暗殺や米国9.11テロなどを的中させた預言者です。

2018年6月南海トラフ地震の予測をしていました。南海トラフ巨大地震はありませんでしたが、大阪北部の地震はありました。


これだけ聞けば、すごい!となりますが、あくまでノストラダムス大予言と同じです。


科学的根拠はないものなのです。


聞くのは別にいいですが、それを周りの人に力説することや、それを信じ込んでの行動はしないほうがいいでしょう。


いままでの予言であたっていたことは10%と言われているので、あなたが適当に言い続けてもあたるくらいの予言になるのです。

そうなの?と反論したい人もいるでしょう。


日本の地震についてはある程度の情報があれば、適当にいってもあたる確率は高いのです。

ここ30年で記憶にある地震は阪神大震災・東日本大震災・熊本地震・大阪北部地震と言えるでしょう。実は東日本大震災以降、全国で約60件もありました。これはマグニチュード5以上の地震になります。


日本は世界でも有数の地震国で、適当にいったとしてもあたるのです。

預言者はいいがデマを流す輩に注意!

預言者はそれを職業にしていいます。ネットに情報アップしてアクセスを増やして収入を得ているのです。


これは未来予想の小説くらい考えてもいいですが、TwitterやFacebookなどのSNSを使ってデマを拡散する輩です。受ける人の心理を全く考えずに、面白半分でデマを拡散して不安をあおるのです。


ワクワクする情報を拡散して楽しんでいるのです。


不安な心理のときは、デマは心にスーと入ってくる傾向があるので、常に本当なのか?と裏どりをしてください。


すぐに信じ込んでTwitterやFacebookにあがっている情報を拡散させるようなことをしていたら、あなたもデマ共犯者。

地震雲で予知できないのか?

変わった形の雲があったあとは、地震があるというような情報もネットでチラホラあがっていますが、これも気象庁のサイトでは、科学的根拠はないものと解説しています。


竜巻型・太い筋状・あばら骨型・断層型などの画像がアップされているサイトもありますが、根拠はありません。

信用できる情報は何かまとめ

・地震予知はできない。

・予言に根拠はない。

・デマは楽しんでいるだけの情報。

・地震雲に根拠はない。


信用できる情報は政府や気象庁、NHKや民法ニュースが発信している情報です。
これらの情報をもとに、あとはあなたの第六感を信じたほうがいいでしょう。第六感は預言者やデマ情報をもとするのではありません。第六感とは理屈では説明できないもの。

東日本大震災でもそのような経験をした人が多くいたようです。地震が発生したとき、いつもと違う行動で津波からのがれて助かった人はいます。理由はなくとっさの判断のようなものです。


預言者やデマの情報ではなくあなた自身から発せられるサイン。ただ、そこには正しい地震の情報があってのことです。

南海トラフ地震はなぜ発生するとわかるの?

政府は南海トラフ地震がいつあるかわからないと言っているが、地震にそなえろと言っています。なんか矛盾している気がしますね。予測できないが南海トラフ地震は発生すると言えるの?


そこは科学的根拠ではなく、歴史から予測しているのです。

過去にあった地震ではどうだったのか予測

南海トラフは静岡県から四国までの太平洋側にある地形のことで、100年から150年の間隔でM8.0の地震を起きている地帯になっているのです。


過去の記録から、この地域であった地震は12回あります。


直近の地震では、1854年12月23日安政東海地震・1864年12月24日安政南海地震・1944年12月7日昭和東南海地震・1946年12月21日昭和南海地震になっています。

前々回から前回まで90年から92年あいています。


つまり、過去の地震の発生間隔や周辺で発生している災害から考えて、もうそろそろあってもおかしくないと予測しているのです。


最短で計算すると1944年プラス90年で2034年になります。現在2018年なので16年以内に南海トラフ地震があるかもしれないと予測しているのです。


南海トラフ周辺地域の地震や地殻(ちかく)変動、過去の地震などを総合的に判断して、南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくないと政府は国民に伝えているのです。

海底の地殻変動から予測

海上保安庁がまとめた海底地殻変動の観測結果から、強いひずみがたまっていることがわかりました。過去の地震からひずみが強くあると巨大地震につながる可能性は高くなります。


この地殻変動の情報をもとに、政府は今後30年以内の南海トラフ巨大地震の発生確率を70%から80%に引き上げたのです。


明日か1カ月後か1年後か30年後かはわかりません。しかし、巨大地震は迫っていると政府は情報を開示しているのです。

南海トラフ地震で信用できる情報まとめ

南海トラフ地震の情報で信用できるのは、政府や気象庁、NHKや民法ニュースが発信している情報だけです。


最新情報では、科学的に予測はできないが過去にあった地震と海底の地殻変動で地震確率を開示しています。

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ひとりでも多くの方々が南海トラフ地震について理解してもらい、被害を最小限にしていければと願っています。

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Sharetube