【指名手配】沖縄警官二名殺人事件の「又吉建男」とは

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沖縄警官二名殺人事件

1990年11月23日午後11時過ぎ、沖縄県沖縄市で暴力団抗争を警戒中の警察官2名が暴力団員とみられる2人組の男に射殺された。また、事件を目撃した主婦(当時49歳)も左足を撃たれて重傷を負った。


射殺されたのは、沖縄署防犯少年課主任の比嘉正雄巡査部長(当時43歳)と同課勤務の拝根正吉巡査(当時42歳)。2人とも至近距離から撃たれ、運転席の 比嘉巡査部長は胸、首、顔面に3発、助手席の拝根巡査は左こめかみに1発受け、ほぼ即死の状態だった。この事件の前日には、アルバイト中の高校生が組員と 間違えられて射殺される事件も起きていた。

出典:

	

共犯者は事件後まもなく逮捕。一方の又吉は逃亡中に病死との噂も


1990年11月23日午後11時過ぎ、沖縄県沖縄市で暴力団抗争を警戒中の警察官2名が暴力団員とみられる2人組の男に射殺された。また、事件を目撃した主婦(当時49歳)も左足を撃たれて重傷を負った。

射殺されたのは、沖縄署防犯少年課主任の比嘉正雄巡査部長(当時43歳)と同課勤務の拝根正吉巡査(当時42歳)。2人とも至近距離から撃たれ、運転席の比嘉巡査部長は胸、首、顔面に3発、助手席の拝根巡査は左こめかみに1発受け、ほぼ即死の状態だった。この事件の前日には、アルバイト中の高校生が組員と間違えられて射殺される事件も起きていた。


警察官を射殺した2人組の暴力団員は、三代目旭琉会錦一家組員の座間味秀雄と、同会幹部の又吉建男である。座間味と又吉は、対立する組員の殺害を計画。職務質問をしてきた私服姿の比嘉巡査部長と拝根巡査を組員と間違え射殺したのであった。


事件翌月の12月12日には、座間味が沖縄県内で逮捕された。現在は無期懲役の判決を受け服役中である。一方又吉は、現在も所在が不明のままである。通常であれば時効を迎えている事件だが、「共犯者の裁判中は時効の進行が停止する」という刑事訴訟上の規定により、又吉の時効は2015年2月まで引き延ばされ、さらに2010年4月の法改正により時効廃止となった。


一部には、又吉の死亡説も取り沙汰されている。又吉は逃亡中の2000年10月に腰の痛みを訴え、暴力団関係者とともに京都市伏見区内の病院を訪れたという。検査の結果、脊髄に腫瘍の転移巣が見られ、早期入院を勧められたようである。病院につきそった暴力団幹部は犯人隠匿罪で逮捕されたが、又吉の居場所は今現在も不明のままである。


2002年3月には、射殺された警官2人の遺族ら10人が、実行犯の暴力団組員とその使用者としての暴力団最高幹部ら4人を相手に、約4億4000万円の慰謝料などを求め、那覇地裁沖縄支部は被告側に3億2000万円の支払いを命ずる判決を言い渡した。

出典:沖縄警官二名殺人事件 指名手配犯 又吉 建男|未解決事件X

	

指名手配:又吉建男

又吉の為に警察が作ったビラ

沖縄警官二名殺人事件【指名手配:又吉建男】

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