魔女や呪いといった迷信を信じすぎたあまりに起こってしまった 事件 3選
現代であっても、世界にはまだまだ、科学では解明できない心霊現象や超常現象の体験談なども多く存在します。
「幽霊」、「呪い」や「魔女」、「悪魔」などは、世界各地で逸話があり
この類では割りとポピュラーなものではないでしょうか。
しかし、地域によっては、呪術師や祈祷師が、その力によって病気や怪我の治療、
さらには呪術で呪い殺す(殺される)ことが可能だと信じられている地域もあるようです。
改めまして、こんにちは!
今回は、魔女や呪いといった迷信を信じすぎたあまりに起こってしまった
事件をご紹介します。
それでは、恐れずに見ていきましょう!
中国四川省で肉まんのような悪魔祓い
中国四川省の漁龍村では、病の治療を祈祷師が行うことがある風習があります。そして、とうとうとんでもない事件が起きてしまいました。
なんと、祈祷師が病気の治療として、この村に住む女性を木製の桶の中で“蒸し殺す”という惨劇が起きてしまったのです。
地元の報道によると、被害者の女性は数年にわたって病気を患っており、
病院で治療していましたが、回復せず、すがる思いで祈祷師に治療を依頼したところ、
蒸して悪魔(病気のことを言ってるのだろう)を追い出すということで、
まるで肉まんのように女性を蒸してしまうという、驚愕の事態が起きました。
悲鳴を聞きつけた、村人に女性は救出されましたが、医師の処置むなしく、
その後間もなく亡くなっています。
日本では、考えられないことですが、中国の田舎の農村部は貧困問題も深刻だといい、経済的な背景から、現在もこのように祈祷師に治療を依頼することがあるのです。
しかし、そもそも、生きた人間を蒸して悪魔を追い出すなどという治療を信じるというのが、
信じられません。迷信にすがるにも程があるといえますが、
被害者の女性もその家族も、蒸し焼きにされそうになった時点で、
なぜおかしいと気づけなかったのでしょうか。
追い詰められた状況では、こうも簡単に騙されてしまうのでしょうか。
周囲に、それを考え直させるなどを、進言する人物はいなかったのでしょうか。
百歩譲って、祈祷師は騙すつもりは無かったのかも知れませんが、
こんな事を実際に行うのは、
現代社会の一員として考えられない発想と行為で、もはや鬼畜の領域です。
実際のところ中国では、祈祷師と称する者が呪術で悩みを解決すると言って、依頼者から金銭を騙し取る詐欺もあるようです。
情報格差や貧困問題、医療福祉など問題は山積みですが、
このような事件がなくなるよう、僻地の農村部まで、
しっかりとした社会を確立できるようになってもらいたいと願わずにはいられません。
タンザニアの魔女狩り
アフリカでも、未だに黒魔術や迷信を信じている人が多く存在します。特にタンザニアに至っては、国民の93%が黒魔術を迷信ではなく
真実だと信じているというのです。この、スマホは当たり前、AIも活躍している現代で
「未だに」そのような地域が存在しているのです。
そんなタンザニアで、最近も悲劇的な事件が起きているというのです。その事件とは、21世紀の話とは到底思えない、「魔女狩り」というのですから
開いた口が塞がりません。
2017年1月から半年の間に、タンザニアでは479人がリンチで殺害されており、
そのうち魔女狩りによって殺害された人たちは少なくとも
115人にのぼると報じられています。
こんな迷信による殺人行為が現代社会の一部であるとはとんでもない話です。
一例としては、ハイエナによって少年が殺されるという事故があったのですが、それはハイエナに呪文を掛けた4人の女性たちの仕業だと、
どこぞの魔術師が糾弾したのです。
こんなのは完全に悪意に満ちた、こじつけにしか思えないのですが、
それを聞きつけた村人たちは集団で刀を掲げ、その女性たちに切りかかり、
挙句の果てに遺体を燃やすという鬼畜っぷりで、村を地獄絵図と化したといいます。
そして、報道による情報からも、この「魔女狩り」に紛れてどうやらカネにまみれた
黒い背景が見え隠れしています。
というのは、犠牲者の中には財産を所有する女性もおり、財産目当ての親族たちが迷信を
悪用し、その女性を魔女だと糾弾し殺害させることまであるというのです。
また、タンザニアでは、先天的に色素が欠乏しているアルビノ(白皮症)という症状の人の体の部位は幸運と富を呼び寄せるという、
極めて野蛮で狂気じみた迷信が信じられており、
7万ドル以上で売買されるというのです。
そのため、アルビノの人たちは2000年から80人ほどが無残にも殺害されています。
さらには、「魔術で金持ちになるため」に魔術師にそそのかされて、
母親が娘を殺害するなど、迷信にかこつけて、
やってることは、ただの金銭目当ての殺人行為もあるというのです。
本当はもう、迷信など信じていないのかもしれません。
それどころか、金と欲望に取り憑かれてしまったのかもしれません。
そしてこの惨たらしい殺戮は、貧困がもたらした結末だというのでしょうか・・・
一日でも早く、こういった罪のない尊い命を奪う、
悪しき風習が根絶やしになることを切に願うばかりです。
悪魔を目撃した11人が窓から一斉に飛び降りる怪奇事件
「悪魔があらわれた」フランス、パリ郊外の小さな町で、悪魔があらわれたと騒ぎ立て、
建物の2階から住民が次々と飛びおりるという奇怪な事件が発生しています。
深夜午前3時ごろである、このアパートの住人の男性が赤ん坊の泣き声を聞いて、ミルクを作るために目を覚ましました。
2階には13人が住んでおり、物音に気付いて目を覚ました一人が、
何を勘違いしたのか、彼のことを「悪魔だ」と騒ぎたてたため、
寝ていた他の住人たちも一斉に目を覚ましました。
アパートは混乱状態に陥り、男性はナイフで切りつけられ外へと追い出されましたが、
自分の部屋に戻ろうと玄関から2階へと上がっていったところ、
他の住人たちは突然窓から飛び降りたというのです。
※建物画像はイメージで、画像の建物は事件と関わりはありません。
もう、完全に意味不明。夢か現(うつつ)か幻かと。何か悪魔だと思う根拠はあったのかと、不思議でなりません。
というか、飛びおりたほうが悪魔に憑かれてたのではないかと思ってしまうほどです。
はたまた、手の込んだ、集団ドッキリだったのでしょうか。
人を悪魔呼ばわりするわ、切りつけるわ、なかなかの事やってますが、
事件後の住民関係はどうなったのでしょうか?
全てが謎でしかない事件です。
最後までお読みいただきありがとうございました。動画版はこちらです。