冬の神秘!極寒のために起こったすっごい現象

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湖に現れた巨大な氷壁

中国とロシアの国境にあるハンカ湖に

「強烈な寒波と風」により高さ20メートル、長さ数キロにも及ぶ

巨大な「氷の壁」がたった数日で作られたというのです。


ハンカ湖の位置は地図を見る限りでは、緯度的に北海道の北部と同じくらいの場所です。


中国の科学者によれば、これまで起きたことのない出来事のようで

「数日前まではこんなことにはなっていなかった」とのことです。

この現象が起こった時、この地域では1週間以上に渡り最低気温は

氷点下 20℃を大きく下回り続けていました。


もちろん、ただ気温が低いだけでこのような現象が起きるわけもなく、

相当強い風が湖の湖面に吹き荒れ、

それにより「大きな水の塔」のようになったものが凍結してしいったのだと考えられます。

大寒波によりナイアガラの滝が完全凍結

ヨーロッパ、ロシア、北米大陸など北半球の多くの地域が

大変な寒波に見舞われることがありますが、

カナダとアメリカの国境にあるナイアガラの滝が

「凍結する」という事態が発生しています。


ナイアガラの滝に行ったことがある方はその壮大さをご存知でしょう。

そうでなくとも、画像や動画からでも迫力は想像できるのではないでしょうか。


そのナイアガラの滝は、アメリカのニューヨーク州とカナダのオンタリオ州の国境にありますが、

この日の北米の上空の寒気は -67℃に達していて、カナダ側では気温が -22℃まで下がり、

これは57年ぶりの低温記録とのことです。

地球温暖化が続いていると言われているのに大寒波が襲来する

というのは確かに矛盾した感じがしますが、

専門家によると、温暖化により地球規模で気流の状態が変化し、

その影響により厳しい寒さをもたらす「極渦」(通常北極圏にある大気)が

北極から抜け出してくることで、大寒波をもたらすといいます。

驚くことに、記録的な寒波をもたらすのも温暖化の影響なのです。

幻想的で、氷河期的な絶景現象「光柱」

「光柱」とは、気温が非常に低くて風のない中で、街灯や、漁船の漁火などが、

大気中に ほぼ水平に何層にも浮かんだ氷の結晶に反射し、

柱状に輝いて見える幻想的な自然現象です。


どのような光柱でも、基本的には美しいものでありますが、

光柱が出現しているということは、その場所の気温は

かなり低い状態であることを示しているともいえそうです。


ロシアなど極めて寒い地域で多く見られる現象ですが、

記録的寒波に見舞われているアメリカでも見られるという珍しい事態となっています。

日本では、北海道の函館市、稚内市などで観測されています。

青い雪

ロシア西部にある大都市サンクトペテルブルグで 2017年12月26日、

「青い雪」が降ったことがロシアの多数のメディアで報じられていました。


この奇妙な色の雪は、サンクトペテルブルクに約 1cmの降雪をもたらしたとのことで、

それまでにも雪は降っていたため、「白い雪の上に青い雪が降り積もる」

というような光景となったようです。


報道によれば、雪が青くなるような自然的な原因も人工的な原因も見当たらず、

今のところ原因はわかっていません。


現在、雪のサンプルを地区当局が検査しており、

人体などへの有害な影響の有無等を調べているとのことです。


そして、一般的に「青い汚染」を作り出す原因は、

コバルトかメチレンブルーであることが多く、その線から原因を探っているようですが、

今のところは、いかなる化学物質も検出されていないそうです。

神々しい太陽「幻日」

幻日というのは、太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象で、

太陽を中心に両サイドの同じ高度に光が見えるものです。


現象自体は、しばしば起きるものと言われていますが、

基本的に幻日は大気中の「氷の結晶」に太陽の光が反射して起きるものですので

「相当寒い状況」でないと出現するものではありません。


日本でも見られることがありますが、

ここまで鮮やかな状態ではなかなかお目にかかれないようです。


北海道などはかなり気温が低くなることもありますので、

幻日のような寒冷化の象徴の現象が何度か出現するかもしれません。

海岸を埋め尽くす謎の氷の球

フィンランド湾のいくつかの沿岸で、

「無数の氷の球体が沿岸に出現する」という現象が発生しました。


このような氷の球体は、極めて低い気温の場合に、

ロシアとアメリカでも現れたことがありますが

その明確な理由は未だに説明されていません。


湖面に張った氷と風の影響によって作られるのではないかというように

一般的に言われていますが、どうしてこのような状態に至るのかは説明されていません。


また、ほとんどの氷の球がほぼ均等の大きさであり、これもミステリアスに拍車をかけています。

このように大自然の中には、まだまだ、人類が驚き、時には感動し、

そして解明することができない謎が、地球上にたくさん存在しています。

日本でも見られる珍しい現象もあるようなので、次に目撃するのはあなたかもしれませんね。

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Sharetube