本当なのか都市伝説なのかわからない微妙な常識 5選
現代は、スマホの普及もありとても多くの情報が世に溢れています。その中には、昔はこう言ってたけど、今はこうなんだ。とか。
こんなイメージだったけど、本当はそうだったのか~
など、自分の知っていたことが、違うのかも?ということもあります。
今日はそのような、へ~そうだったのか~、というストーリーをご紹介します。
富士の樹海に入ると出られない
「青木ヶ原樹海は、強力な磁力によりコンパスが正確に動かない」という都市伝説は本当なのでしょうか?
地元の観光協会によると
樹海内でもコンパスは正常に機能するが、ごくごくまれに磁気を帯びた石があり
その上にコンパスを置くと正常に動かないとのこと。
その石の近くなどではなく、「石の上に置く」という行動がなければ問題ないということです。
迷ってしまい出られなくなるといわれている事に関しては、
確かに奥に入り迷うと出るのは、それほど簡単ではないだろうといわれます。
しかし、これは他の山林でも遭難することがあるように、
同じ理屈の単なる遭難ですので、青木ヶ原樹海だからということではなさそうです。
また、青木ヶ原樹海には遊歩道があるので意図的に遊歩道から外れ奥に入り込まなければ、迷うことは無いそうです。
仮に迷ったとしても、携帯電話はほとんどの範囲で繋がり、
樹海の四方を囲むように道路も整備されているので、
【意図的に迷っている】のでなければ現在では大丈夫ではないかというのが真相のようです。
ただ、昔から、都市伝説や心霊スポットというジャンルでは青木ヶ原樹海は名高い存在です。
その強いイメージから異世界感が先行してしまい、怖い場所と感じてしまうのも無理はないですね。
白髪を抜くとかえって白髪が増える
若白髪などで、一本だけ白髪があると、気になって抜きたくなってしまう人も多いかと思います。しかしこれには「抜くと白髪が増える」という常識的な話が気になって、思い切って抜けない。
という人も多いのではないでしょうか。
ところが、この説は医学的に証明されていません。
それどころか毛を抜くということは、まわりの毛母細胞にダメージを与えるので、
白髪が増えるのではなく、逆に毛髪がなくなる原因になります。
つまり、ハゲるということです。
白髪か、ハゲか、どちらを選ぶかは人それぞれなので、
どちらがいいかとはわかりませんが、白髪は抜かずにそのままにするか、
はさみで切るか、染めるのが、全体としてのダメージは少ないのかもしれません。
シロクマの毛は白い
白(髪)つながりでこちらの常識はどうでしょうか。シロクマの毛の色は誰がどう見ても「白」ですよね。
本当はホッキョクグマという名前なのに、
シロクマと呼ばれるほど白い毛に覆われているのです。
と誰もが、その白い毛を1mmも疑わないのですが、
実は、シロクマの毛は白ではなく無色透明なのです。
そして、その毛はストローのように芯が空洞になっており、
これにより断熱効果があるとされています。
しかも驚くことに、地肌は黒いのです。
シロクマと呼ばれ、全身白にしか見えないのに、
本当は白なんぞどこにも使ってないというアンビリバボーな動物だったのです。
お酒をちゃんぽん飲みすると悪酔いする?
これもよく言われることですが、真相はどうなのでしょうか?人それぞれですが、確かに同じお酒を飲み続けていると、
他のお酒も飲みたくなってしまうことはありますよね。
お酒の種類の相性や好みもあると思いますが、途中で違うお酒に変えると、
口当たりがよく感じ、結局飲むペースも上がり、量も飲んでしまうため、
結果ちゃんぽん飲みすると酔いが回ってしまう。
という説が有力とされています。
確かにアルコールが一気にたくさん体内に入ると、
分解をするのに負担も時間もかかってしまうため体調を崩す原因にもなります。
特に、空腹時や、気分が乗らない時(嫌いな人と飲む時でしょうか)は
代謝も落ちると言われていますので、気をつけたほうがいいですね。
お酒は飲みだすと楽しくなって、ついつい飲みすぎてしまう人も多いと思いますが、
一度に飲みすぎず、自分の適量を知って、
ヤバそうな時にはソフトドリンクを挟むなど調整をし、
楽しくお酒を飲んでいただければと思います。
ワライタケを食べると笑いが止まらない?
ワライタケは毒キノコです。誤って食べると、歩行の乱れ、嘔吐、意識混濁、幻覚、めまいなどの症状と共に、
興奮状態に陥るという、危険ドラッグカラーの強い、ヤバイキノコです。
笑うのかということについては次のようなエピソードがあります。
【隣人からもらったキノコをワライタケと知らずに夕食として食べてしまった夫婦がいて、
食べた後に二人とも酩酊状態になり、怒ったり、笑ったり、歌ったりしたという。
妻の方は恥ずかしげもなく素っ裸になり、三味線を弾くマネをしながら踊ったりと
数時間にもわたって大騒ぎした。】
他にも似たような事例もあり、結論としてはワライタケを食べると本当に笑う場合もあるようです。
しかし、エピソードからもわかるように、しっかりとキマッちゃうようなので、
現在は麻薬及び向精神薬取締法において麻薬原料植物として指定されており、
売買はもちろん故意の採取や所持も法律で規制されています。