感動の絶景!春or秋に神秘の世界【雲海】を見に行こう♪

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雲海とは?

雲海を知っていますか。雲に海と書く雲海(うんかい)は、漢字を見るだけでファンタジー的なイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。


雲海とは航空機や山の上など高度の高い位置から見下ろしたとき、雲が海のように見えるとき表現する言葉です。雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから雲海と呼ばれます。

発生原理は?

見える時期や場所は?

雲海は主に春または秋が起きやすく、夜明けから8時〜9時頃までが鑑賞時間のピークといわれています。


雲海が発生する条件としては以下の状況が必要です。

・湿度が高い

湿度は70パーセント以上が条件で、なるべく100パーセントに近ければ近いほど発生しやすいです。

・放射冷却がある場所

山間部や盆地など放射冷却があります。

・無風

深夜から早朝にかけて無風または風が弱い日など良いでしょう。

・快晴

前夜から早朝にかけて上空が良く晴れている日がおすすめです。

・気温に差がある

早朝5時~6時ごろの気温が前日の最高気温に比べて10度以上低いことが条件になります。

日本で見える雲海スポットを紹介!

それでは日本の雲海スポットで有名な地名をいくつか紹介していきます。

雲海テラス(北海道勇払郡占冠村中トマム)

北海道ならではのダイナミックさを感じる雲海。日高山脈を越えて流れ込む雲は壮大です。朝の光を浴びながら13分、ゴンドラでの空中散歩の先には想像を遥かに超える絶景が広がります。 標高1088メートルあるので冷え込みます。暖かい恰好で向かいましょう。

坂戸山(新潟県南魚沼市)

コシヒカリで有名な新潟県魚沼市。実は魚沼市は雲海が見える場所でもあります。


新潟県南魚沼市六日町にある坂戸山は標高634mの山であり、4月から5月下旬、もしくは10月から12月上旬に雲海を見ることができます。


ロープウェイもあるので、雲海見学にはおすすめです。山頂では、温かい雪室珈琲でひとときを楽しむことができます。

秩父ミューズパークの展望台(埼玉県秩父郡)

秩父雲海は、東京から1時間半ほどで来ることができ、都心から一番近い雲海として人気を集めています。秩父雲海の良さは春と秋だけではなく、夏でも冬でも見られることがあるという点です。発生条件が揃い予測が高い日を狙えば、一年中雲海を見る機会をうかがうことができるでしょう。


秩父雲海を見たわせるスポットの秩父ミューズパークの展望台は、船をイメージした形状になっていて、船首から夜景を見渡すような気分を味わえます。


雲海から頭を出しているH型の柱が見えるは秩父公園橋という高さ40mの大変大きな橋です。このアクセント的な橋も秩父ミューズパークから見える雲海の特徴といえるでしょう。

絶景。。

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秩父雲海を見る場所として美の山公園もおすすめです。ミューズパークの展望台は小さいため混み合っていると雲海鑑賞しにくいときもあります。そんなときは美の山公園へ行きましょう。


秩父地域唯一の独立峰の美の山公園はミューズパークから車で10分ほどの場所にあり、秩父の盆地全体が見渡すことができます。街明かりと相まって幻想的な雲海が見れると人気です。

高ボッチ(長野県)

	
高ボッチ高原は、長野県の塩尻市に位置しています。標高1665mから望む360℃の景色は東は諏訪湖が一望でき、西に北アルプスの山々を眺望できる絶景スポットです。


高原の名になっている「高ボッチ」という名は、ダイダラボッチという国造りの神様がその地に腰を下ろして一服したという言い伝えが由来です。地名からも神秘的な雰囲気を感じるのではないでしょうか。


高ボッチ高原は、気象条件が揃えば富士山と雲海を両方見ることが可能です。日が落ちて間もない時刻であれば、富士山と夜景をカメラに収めることができるでしょう。天上と地上、自然と文明の対比を一つにおさめるような構図が素敵です。

冬には雪が降り美しい雲海景色を見ることができます。