ビジネスにも日常にも役に立つ?論理的な思考ってどんなもの?

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なんだか頭良さそう…実際役に立つの?

よくビジネススキルの話になると、「論理的思考」や「話し方」が大事と見聞きします。ロジカルシンキングとも言いますね。


自分も身に付けてみたい!と思ったのですが、そもそも、どういった事?どんなメリットがあるの?という事で、調べてみました。

ロジカルシンキングとは…

。「複雑で込み入った問題をシンプルに整理するための手法」であり、「自分の考えをどんな相手にも誤解なく伝えるためのコミュニケーションスキル」だといえるでしょう。つきつめれば、ロジカル・シンキングとは「わかりやすさ」を生み出す技術。

出典:「ロジカル・シンキング」とは? - 『日本の人事部』

「日本の人事部」というサイトより


「論理的思考」とは、一言でいえば、「筋道を立てて考え、結論を出すこと」です。

出典:面接に勝つ!論理的思考 【転職・求人サイトしごとナビ】

「しごとナビ」にもありました。

●「論理的」と聞くと難しく感じますが、実際は逆なんですね。

物事が込み入って複雑になった時に「わかりやすく」する方法。「わかりやすく伝える」のもロジカルシンキングになるそうで、身に付いたら多少の事はスムーズに進みそうですね。


2つ目の引用ですが、確かに寄り道ばかりの話はわかりにくいです。筋道を立てるように考えて話しができれば、交渉やマネジメント、トラブルの対応に役に立ちそうです。


また、最初の引用の記事によるとマネジメント力のある人や、仕事で成果を出す人は、自然とロジカルシンキングをしているそうです。

ロジカルシンキングの基本!

MECEとは、「ミーシー」や「ミッシー」と読みます。

• Mutually Exclusive(互いに重複がなく)

• Collecticely Exhaustive(全体にモレがない)

出典:ロジカルシンキングの基本「MECE」とは?代表的なフレームワ...

「BizHint」と言うサイトから。ビジネス系のサイトに多いですね。

MECEって?

●まずはこの考え方が土台のようです。簡単なような難しいような印象ですが、図にするとわかりやすいですね。

筋道立てて物事を考える時、根拠になる情報に洩れやダブりがあると、そこから崩れそうですよね。


それでは、ロジカルシンキングの手法を調べたらたくさん出てきたので、よく目にしたものをいくつかご紹介です。


引き続き「BizHint」からです。

ロジカルシンキングの手法1・「ピラミッドストラクチャー」
ストラクチャ(Structure)は「構造」を差す英語で、ピラミッドはその名の通りエジプトにあるピラミッドを指し、ひとつの主張が複数の根拠によって支えられている構造が、まるでピラミッドのように見えることからこの名が付きました。

出典:ロジカルシンキング用語集 第19回 ピラミッド・ストラクチャ

ずばり「ロジカルシンキング・カレッジ」というサイトより。


ピラミッド・ストラクチャ

●同サイトから図もお借りしました。分かりにくい時は図に限りますよ。

これによると主張したい、伝えたいことの根拠を何層かに分けることになります。これを行なおうと思ったら、MECEはやはり大事。支える根拠に穴あきや重複があると、その1か所が弱点になるのではないでしょうか。


ところで、この方法は上からと下からの方法があるそうです。

「トップダウンアプローチ」とは、その名のとおり、上から全体を見て、大枠を決め、そこに要素を当てはめていく方法で、いわゆる演繹的なアプローチだ。 

出典:「MECE(ミーシー)」とは何か、5つのフレームワークの基本...

	
 「ボトムアップアプローチ」は、事前にどのような分類をしていいのかわからないような場合や、各要素をブレーンストーミングで洗い出していくような場面で有効な手法である。 


 「トップダウンアプローチ」が演繹的なアプローチであるのに対し、こちらは帰納的アプローチといえる。

出典:「MECE(ミーシー)」とは何か、5つのフレームワークの基本...

「ビジネス+IT」から。詳しく説明されているので、抜粋しました。

●トップダウンは「仮説→根拠→事実」、ボトムアップは「事実→根拠→仮説」という順番になるとのこと。基本はトップダウンで、上から要素を入れ込みます。

ところが全体像がよく見えなかったり、情報が足りないケースでは、ボトムアップアプローチで思いつく要素をどんどん出していく方法が向いているようです。

ロジカルシンキングの手法2・「ロジックツリー」
「ロジックツリー」は、ある1つの課題や問題があるときに、どのような道筋でその事象を解決するのが適切なのか?を導き出すフレームワークです。


英語で「Rogic Trees」「Issue Trees」と言われるように、「問題をツリー状に分解し、論理的に原因や解決法を探すこと」を目的として使います。


問題をロジックツリーにすることで、1つの問題が次の階層で2つに。そして、次の階層で4つに・・・網羅的に考えることができます。

出典:【3分でわかる】ロジックツリーの使いこなし方

株式会社い...
「株式会社いないいないばぁ」というサイトで、とてもわかりやすく説明されていました。下の図もお借りしました。

問題の解決法を色々な考えで枝分かれさせていくと、わかりやすくなりますね。そして、この方法は取り入れ易そう。これもMECEが大事!

フレームワークは沢山あった!

「ピラミッドストラクチャー」も、ロジックツリーも「フレームワーク」のくくりという印象でしたが、「フレームワーク」で検索すると、色々な種類のフレームが沢山出てきて「こんなにあったのか」とビックリしました。


自分の抱える問題に合うものを使えば解決の糸口も早く掴めそうだし、自分でフレームワークを作るのも面白いのではないでしょうか。

息抜きにロジカルシンキングテスト!

「結論を先に述べる→理由を述べる→根拠で固める」

という話し方のトレーニングを繰り返せば、

あなたはきっと論理的な思考力を身につけることができます。

出典:論理的思考力を鍛えるための習慣・トレーニング方法とは -

class="author_word">同じく「就活SWOT」より。
考える対象は、どんなことでも構いません。通勤時間中にスマートフォンやモバイルデバイスなどで、書籍、雑誌、ニュースなどを読み、それに対して考えてもよいですし、日常のささいな事柄に対してでもよいと思います。

出典:ロジカル・シンキング基礎の基礎:考える癖をつけよう - JTP ...

「日本サード・パーティ株式会社(JTP)」さんのサイトでも、わかりやすく掲載されています。
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このような感じで、簡単なものご紹介

1風が吹くと桶が倒れる

2桶が倒れると、壊れる

3やっぱり桶屋が儲かる

出典:ロジカルシンキング(論理的思考力)を鍛える10個のトレーニ...

人事コンサルティング会社の「株式会社ピース」さんのサイトより。抜粋しながらです。
●「風が吹くと桶屋が儲かる」を例にしています。リンク先に別の根拠を並べている例文もあります。基本としてトピックの数(この例では1、2、3と3個になってます)を、短くしていった方が、伝わり易いとのことです。
根拠人間は必ず死よね

前提ソクラテスは人間だよね

主張だから、ソクラテスは必ず死ぬよね

出典:ロジカルシンキング(論理的思考力)を鍛える10個のトレーニ...

	

三段論法

●どうしても、ロジカルシンキングの説明は長くなるので、同じサイトより抜粋しました。

聞いた事があるのではないでしょうか「三段論法」。根拠、前提、結論と進みます。これくらい短くて根拠もしっかりしていると、会話や問題解決が本当に簡単にできてしまいそうですね。


これはじっくり勉強したほうがいいかも…

数日で調べてまとめてみたら、かなり混乱しました。この文章も論理的ではないでしょう…。

概要は何となくつかめましたが、細かい手法が沢山ありすぎて、頭になかなか入ってきません。これは基礎からじっくり勉強して、実践で磨いていくしかなさそうです。


多くのサイトに書かれていましたが「何故」を日々、考えるのが大事、とありました。確かに、ロジカルシンキングには物事を掘り下げること、理由、根拠が必要で重要。


何かの出来事やニュースに対して「そうなんだー」で終わったり、感情的に反応したまま思考が止まらないようにしたいものです。本も多く出されていますから、合いそうな本で勉強しても、基礎がしっかりするのではないでしょうか。

著者プロフィール
Sharetube