GWの予定におすすめ【日本の秘境】を紹介!

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今年のGW(ゴールデンウイーク)の予定はもう決まったでしょうか。2019年に限り新天皇の即位の日である2019年5月1日は祝日となり、GWは10連休となります。せっかくの長い休みなのでとっておきの場所に出かけたいと考える人は多いのではないでしょうか。


本記事ではGWの予定におすすめな日本の秘境を紹介していきます。

花の浮島「礼文島」

	
北海道の北部、稚内の西方60キロメートルの日本海上に位置する礼文郡礼文町に属する礼文島。この島は別名「花の浮島」と呼ばれています。これは一番北の島、海抜0メートルから高山植物が咲くという、礼文島独特の植生が見られるためです。約300種類以上の花が礼文島内に咲き乱れます。

鉄府漁港から澄海岬に通じる丘の上

幻の橋「タウシュベツ橋梁」

タウシュベツ川橋梁の一年
北海道上士幌町の糠平湖にあるコンクリート製アーチ橋・タウシュベツ川橋梁4~5月GWが全貌が見える時期で、夏の間は湖に沈むことから限られた季節だけ姿を現すという幻の橋とも呼ばれています。


11個のアーチは古代ローマ時代の水道橋を思わせる美しい造りです。年々風化が進み、近い将来崩落するともいわれているのでまだ見たことない方はGWなど長期休暇に足を運んでみてはいかがでしょうか。

神秘の湖「五色沼湖沼群」

【4K空撮】神秘の五色沼!fukushima-Japan
福島県の裏磐梯にある色沼湖沼群。1888年(明治21年)に起きた磐梯山の噴火で磐梯山の噴火によってつくられた大小30ほどの湖沼が点在する景勝地です。青からエメラルドグリーンなど、さまざまな色をみせてくれる湖沼は神秘的な魅力を持っています。


毘沙門沼・赤沼・深泥沼・弁天沼・瑠璃沼・青沼・柳沼など約1時間ほどの散策コース「五色沼自然探勝路」があり、短い時間の中で美しい沼を見て回ることができます。

民話の里「遠野」

民話のふるさと・遠野(河童、オシラサマ、早池峰神社、遠野ふるさと村、デンデラ野、荒神様、他) 
柳田國男の『遠野物語』のもととなった町であり、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」など古い言い伝えがたくさん残っていることからも「民話の里」と呼ばれる岩手県の遠野。


日本の原風景と出会える遠野で、 長閑な自然に癒されてみてはいかがでしょうか。

日本三景の一つ「松島」

	
日本三景のひとつ、宮城県の松島。仙台市から電車で30分、松島海岸駅に降り立つと、美しい海に浮かぶたくさんの島々が広がります。


町の名前にもなっていますが、この海に点在する260余りもの島々を総称して「松島」と呼びます。


遊覧船に乗って実際に海に出ると岸からはみれなかった奇岩や、波に侵食されてできた島の形を間近で見ることができます。自然の作り出した美しさをより近くで感じることができるでしょう。松島の美しさは世界的にも認められ、ミシュランガイドでは三つ星を獲得しています。

大正ロマンの湯の街 「銀山温泉街」

	

まるで地下神殿?!「首都圏外郭放水路」

	
埼玉県春日部市にある巨大地下神殿「首都圏外郭放水路」。メディアでも取り上げられていたので知っている方も多いのではないでしょうか。この首都圏外郭放水路は、首都圏を水害から守るために放水を行う防災施設ですが、パルテノン神殿の列柱のように壮大な印象があります。


見学ツアーへの参加は電話または公式ウェブサイトを通しての事前予約制になっています。安全上の理由からツアー毎に参加人数に制限があるため、予定が決まったら早めに予約しましょう。

湖上の秘境駅「奥大井湖上駅」

	

国賀海岸

日本海の激しい海食作用を受けることで東西に約7キロメートル、断崖・絶壁・洞窟が続き隠岐一と称される景観美を誇ります。

赤壁

赤壁がある西側の海岸は紺碧の海に赤壁が映え美しい景観が楽しめます。

ローソク島

インスタ映え最高のローソク島。高さ約20mの奇岩の先端に夕陽がかかるまさにその瞬間、ローソクに陽が灯ったように輝くことからこのように呼ばれるようになりました。

海に浮かぶ祭殿「 厳島神社」

[美しき日本] 広島 厳島神社
社殿が海の上の回廊によって結ばれ、その海に浮かぶ姿は世界を代表する景観の一つの厳島神社。広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社で、全国に約500社ある厳島神社の総本社でもあります。


日本三景にもなっている「安芸の宮島」に浮かぶこの古社は、平清盛が一族の繁栄を祈って建てたものです。島全体を神として信仰したことによって栄えたといわれています。廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくると海に浮かんでいるように見えるため「日本のモンサンミッシェル」とも呼ばれています。

錦帯橋/山口県

Yamaguchi Kintai Bridge - 錦帯橋 - 4K Ultra HD
山口県岩国市の錦川に架橋されたアーチ状橋の錦帯橋。この橋は江戸時代、岩国藩主吉川広嘉によって創建され、反り橋の構造は精巧で、現代の橋梁工学からみても文句のつけようがない精巧な作りだと言われています。日本を代表する木造橋なので一見の価値があるでしょう。

平家の隠れ里伝説の「祖谷」

	
日本三大秘境の一つである祖谷。徳島県と高知県の境、険しい渓谷の側の深い山の中にある集落が祖谷です。平家の落人が隠れ住んだという伝説がある地です。

ここには約20kmに渡って続く祖谷渓谷があり、平家一族が約800年前に架設したと言われている奥祖谷二重かずら橋があります。


志度合戦に敗れた平家一族が馬場での訓練に通うため作ったといわれている吊り橋で、高さが約15m、長さが約45m、シラクチカズラ(サルナシ)という樹木を編みこんで作られています。


この橋は並んで二本かかっており、通称「夫婦橋」「男橋女橋」と呼ばれています。女橋のすぐ隣に、手でロープを引きながら渓谷をわたる「野猿」(人力で動かすロープウェイ)があるので訪れた際は利用してみてはいかがでしょうか。

ロマンチックスポット「小豆島エンジェルロード」

香川県 小豆島 エンジェルロード
瀬戸内海・播磨灘にある島「小豆島」。小豆島で一番最初に上がるくらい有名な観光スポットはエンジェルロードではないでしょうか。


エンジェルロードは潮の満ち引きによって、小豆島本島と砂浜で繋がった4つの島(余島)を繋ぐ道としてあらわれる特別な道です。「手を繋ぎながら散歩道を渡ったカップルは将来結ばれる」というなかなかロマンチックな噂があるといわれていることもありカップルに大人気です。


チャンスは1日2回なので、潮見表を見てしっかりと予定を立てておく必要があります。今年のGWは大切な人を誘って、エンジェルロードを歩いてみてはいかがでしょうか。

日本三大秘境の「椎葉村」

椎葉村
宮崎県の北西部にある椎葉村。この地は、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家の落人伝説が残っていて、奥深い隠れ里としての歴史があります。那須大八郎と鶴富姫の物語を伝える鶴富屋敷があり、宮崎県の民謡「稗搗節(ひえつきぶし)」で知られている場所です。


標高1000メートル以上の九州山脈の山々に囲まれ、この村で人が住めるとされる地域は全体の4%ほどしかありません。限りなく深い山々と空の景色が続く秘境となっています。


外界とのつながりが薄い山奥のこの地では、かつて狩猟の生活が行われたり、ヒエやソバを主食にしていた時代があるとされ、犬を用いた猪鹿狩りや、農薬を用いずに行われた焼き畑農業などの古き伝統が今も残されています。


椎葉村は遥か昔の日本文化の姿が残る地であり、訪れると今もその独特の文化や雰囲気を感じられることでしょう。

GWに日本の秘境へ出かけてみてはいかがでしょうか?

日本の秘境をいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか。なかなか足を運ぶ機会もない場所なので、GWなど大きな連休を使ってぜひ計画を立ててみてください♪

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Sharetube