【雑学】チーズは砲弾にされたことがある
世界海戦史上屈指の珍事「チーズ砲撃事件」
出典:Amazon アメリカのジョン・コウ海軍大尉が指揮するウルグアイ艦隊が、イギリスのウィリアム・ブラウン提督に率いられたアルゼンチン艦隊と大西洋上で遭遇、交戦しました。
ウルグアイ艦隊の弾丸が尽きたために、アルゼンチン艦隊はとどめをさすべくで接近、ウルグアイ艦隊は「もはやこれまで」という状態です。その時コウ大尉は固くなって食べることが出来ずに大砲の横に放置されていた丸いチーズに気付きまた。「あれを大砲に詰めて撃て」と、コウ大尉はやけになって発砲を命じました。
ジョン・コウ海軍大尉は、「そのチーズを大砲に詰めろ!」と大声で命令して、チーズの弾丸を近距離に近付いてきたアルゼンチン艦隊に浴びせまくる
アルゼンチン艦隊は、今がチャンスとばかりに距離を一気に詰めてきました。そしてまもなく射程距離に到達しようとした、まさにその時。もうしょうがない!固くなって食べられなくなったチーズを大砲でぶっぱなせ!コウ大尉はそのように部下に指示を出しました。そして、次々とウルグアイ戦艦からアルゼンチン戦艦に向けて「硬いチーズ」がぶっ放されました。
1860年代の初頭ブラジルとウルグアイは戦闘状態にありましたが、大部分は船で戦われました。ある時の戦闘で、ウルグアイ軍のある軍船が大砲の弾を切らしてしまった。普通はこの時点で降伏しますが、船長は無謀にも「チーズ」を大砲に込めて発射するように命令。
1841年、アルゼンチンとウルグアイの海戦で使用された。戦況は互角でしたが、ウルグアイ艦隊の弾丸が尽きたために、アルゼンチン艦隊はとどめをさすべく全速で接近、ウルグアイ艦隊は「もはやこれまで」という状態。苦肉の策で固くなり食べられなくなったチーズを大砲で打った
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その他情報
結果、ウルグアイの逆転勝利
結果、アルゼンチン艦隊は一目散に退却。敵に攻めこまれることなく、追い払うことに成功したのでした。
新手の兵器と勘違いしたアルゼンチン提督 ・ ブラウンは戦線を離脱してしまったのです。(^o^;) アルゼンチンの試合放棄により、ウルグアイの勝ちwww
驚いたのはアルゼンチン艦隊。敵艦には弾丸が無くなったと思って、全速で接近したところ、不思議な弾丸がいっせいに撃ち込まれたのですから。ブラウン提督はアルゼンチン艦隊に射程外に全速力で逃げるように命令。
チーズって、そんなに硬いの?
そんなバカなと思うかもしれないが脱水して長年熟成を重ねた超硬質チーズなどは凄まじい硬さと重量を誇る。 例えば超硬質チーズのパルミジャーノ・レッジャーノなら一塊で数十kgにも達する重量とノコギリで切らないと切断できない硬さを誇る
例えばパルミジャーノ・レッジャーノは硬さではエキストラハードに分類されており、ハードチーズよりも基準のなる水分値が低く32%以下となっています。非常に硬いので食べる時は専用のおろし金を使用する必要があります。