【雑学】砂漠での死因No.1は、水死
枯れ川「ワジ」に流れ込む雨水が原因
平坦で歩きやすいため、交通路として利用されるワジ
アフリカ大陸やアラビア半島などの砂漠気候地帯や乾燥地帯の各地にある、流水のない「涸れ川」 (かれがわ)。雨季の一時的な豪雨のときのみに水が流れる。
人間が砂漠を移動する時は比較的平らで歩きやすいこのワジと言われるところを利用している場合が多く、このようなところがオアシスとオアシスをつなぐ交易路に成っているようです
砂漠の低地には、しばしば『ワジ』と呼ばれる涸れ川が存在しているんだな。それはかつての洪水後だったり、数十年か数百年かに一度姿を現す水無し川でもある。
水がないときは涸れ川となっており、その場所は「ワジ」と呼ばれているんですが、雨以外のときは普通に人が歩いたりしています。
車を流す砂漠の鉄砲水、モロッコ南部 写真7枚 国際ニュース:AFPBB ...
https://www.afpbb.com/articles/-/3032536?pid=14855033
【11月24日 AFP】モロッコ南部の砂漠地帯に位置する都市ワルザザート(Ouarzazate)で22日、豪雨による鉄砲水が発生し、車が濁流に流された。
激しい豪雨で、枯れていたワジが濁流と化す
砂漠の死亡事故、一位は「水死」なんです。ちょっとビックリですよね?
砂漠での死亡で一番多いのは、実は溺死だというのです。知っていましたか?
砂漠で一番多い死亡原因は溺死と言うのは本当のようです
水気ない砂漠でも、人間の死因で一番多いのが溺死というのはご存知でしょうか?
砂漠では渇きによる事故死はそれほどなく、むしろ溺死が多いのだ。
その他情報
枯れ川の砂地は水を吸収しない
ふだん滅多に雨が降らないこともあって、砂漠の砂はきわめて透水性に乏しい。
実際の砂漠と言えば大地が渇ききっており、雨が降ったとしてもほとんど吸水されません。
普段乾燥しきっている砂漠で雨が降る時、激しく鉄砲水のように降ることがあります。そうして大量の雨が降った場合、雨は砂漠の砂地に吸収されることなく、地表を伝ってザーッと流れていくのです。
乾ききっている土地に雨が降れば、スポンジのように吸収されるのかと想像してしまいますが、そうではありません。
地下にしみ込んでしまいそうであるがそれもないのです。その為、雨水は自然と低地に流れ、その水の流れに飲まれて溺死してしまうようです。
砂漠にはほとんど雨が降らない。だから、砂漠の砂っていうのは乾き切っていて、ぎゅっと固く引き締まっているんだ。容易なことでは水を通さない。
砂漠にも雨が降る時期があるんですが、実はほとんど吸水されないのでワジが川のようになります。