【雑学】フランスでは赤い雪が降ることがある
赤い砂粒が雪に混じって降る
パリでは春先にほんのり赤みを帯びた雪が降るそうです。
出典:パリに降る赤い雪
パリではなんと、赤い雪が降るということを皆さんはご存じですか?
パリでは、春先に薄紅色の雪が降ることがあります。研究者がこの雪を顕微鏡で調べると、直径50ミクロンの赤色の砂粒が核になっているとのことが発見されました。
人間、固定観念にとらわれてはいけない。なにごとにも例外はある。たとえば「雪は真っ白なもの」。はたして本当にそうだろうか。 フランスのパリでは「赤い雪」が降ることがある。
ヨーロッパ、特にフランスパリで有名ですが、春先にほのかに赤い雪が降ることがあります。この赤い雪が積もることでまるで血に染まったような雪面が形成され、何とも不気味です。
その他情報
赤い砂粒は、サハラ砂漠から
この砂粒の発生地はアフリカのサハラ砂漠。砂粒が気流に乗って地中海を渡りフランスの上空で雪の結晶の核となり、パリに、ほんのり赤い雪を降らすというコトなんですって。
出典:パリに降る赤い雪
顕微鏡でこの雪見てみれば、核の部分に直径50ミクロンの赤い砂粒がある事がわかった。砂粒は、アフリカのサハラ砂漠のものだ。
赤い砂粒はアフリカの赤土に覆われた乾燥地帯「サハラ砂漠」が発生源です。春先に砂漠上空に吹く南風にのってヨーロッパまで運ばれてきます。
赤い雪は、直径50ミクロンの赤色の砂粒が核になっているそうで、この赤い砂粒はアフリカのサハラ砂漠から、春先吹く強い春風に乗りフランス上空にまで運ばれ、赤い雪が降る原因になっていて、サハラ砂漠からヨーロッパに飛んでくる砂はなんと、年間約100万トンにもなるそうです。
日本でも赤い雪がふることがある
日本で時折見られる赤い雪は、季節風に巻き上げられた中国大陸の黄砂が、日本上空で雨や雪と混じることが原因だそうです。
日本では春先に中国大陸で起こった黄砂が混じって降る場合に見られることがある。また、高山や極地の雪中でクラミドモナスなど微小生物が繁殖して紅色を呈する現象。
なお、日本でも時折見られる赤い雪が見られるようで、こちらは、季節風に巻き上げられた中国大陸の黄砂が、日本上空で雨や雪と混じることが原因だそうです。
Twitterより