【雑学】城の周りに植えられた松の木は非常食用だった
篭城時の非常食として植えられていた
実は松は食用です。籠城戦になった時に食料として役立ちます。
美観や風除けという意味もありましたが特別に松の木が選ばれた理由は篭城時の非常食にするためだったそうです
松は昔、美観、風致というより、栄養食、非常食として利用されていました。
「松」は、ある実用的な理由のもとに植えられているのです。その理由とは「戦時の非常食とするため」
その他情報
松には栄養があるため、健康食品として売られていることも
松の葉などにはビタミン、ミネラルが豊富な食材なので、非常食として植えられていたのでした。
不味いですが松の葉もそのまま食べたりするようです。
松葉は殺菌力があることでも知られていますが、とくに葉緑素やビタミン、ミネラルも含まれて、食べるほうに重きをおいていました。
松葉には葉緑素やビタミン、ミネラルが含まれていて、殺菌力も強いのです。
内皮は餅にできる
松の荒い皮を取り除き、白い部分の生皮を臼でついて水に浸し、密閉しておくと、やがて苦みや臭みが抜けます。
松の生皮を臼でひいて水にみたし、その汁を川でこして干すと粉ができます。この粉を使って、餅や団子を作って空腹を満たしていたのです。
皮の外側は食べられませんが、内側にある白い生皮は臼でついて水に浸すと苦味や臭みが抜けるのです。それを粉にして、麦粉や米粉に混ぜると餅を作ることができます。
白い樹皮を臼でついて水に浸し苦味臭みを抜き、乾かして粉にして、もち米や蕎麦粉に混ぜてお餅にして食べるようです。
Twitterより
返信先: @pipamiaoさん
@XUFANGxu 松はお城に必需です。戦で籠城したとき松脂は燃料として使用できますし、松の実は食用になります。もちろん文化として松は若さや不老長寿の象徴とされ、能舞台や歌舞伎にも必ず使われますね。因みに秦の始皇帝が雨宿りした松に爵位を授けたことから、大夫=松の位ともいいます。