浴衣のマナー 昼に来てもいい? ダメな場所は?
浴衣でおでかけ♪ いいですね~お祭りや花火大会などでは年々浴衣姿の人が増えています。
ワンピースを買うような感覚で買えるお手頃価格の浴衣セットもおしゃれなのが増えましたネ!
しかし、普段着ないので、疑問もいっぱい⁉
今日は浴衣のマナーについて、まとめます。
浴衣はいつ着るもの?朝や昼はNGなの?
答え: 朝や昼に来てもOKです!でも、お出かけ用のものをきちんと着ましょう。
ご年配の方は、「浴衣は夕方以降に着るもの」とおっしゃることがあります。
昔は、寝間着や湯上りに来ていたので、浴衣を昼に着て出かけるのはマナー違反だったんですね。
今でも、寝間着(パジャマ)として着る浴衣での外出するのはNG。
寝間着用とお出かけ用では、生地の厚みや柄、デザインが違います。
★浴衣は、お出かけ用と寝巻用、二種類あることを覚えておきましょう。
きっちり着るって?
寝間着やお部屋着の浴衣は、素肌に着ますが、お昼間に浴衣を着てお出かけするときは、下着やすそ除けをつけて きちんと着ます。
浴衣も、しわしわ よれよれなんてことのないように!
ずっとたたんだままだったなら、しばらく和服用のハンガーにかけて、しわを伸ばしておきましょう。
生地も透け感のない厚めの物を。
襦袢を着るなら、可愛い半襟をつけて、襟芯も入れると着物っぽくなります。
ちょっと半襟が見えるとおしゃれ度もグンとアップ!
襟部分だけの「うそつき襟」「仕立て襟」という製品もあります。
襟の部分だけで衣紋抜きもついてるので便利です。
襟のぬけ具合が簡単きれいに決まります。
うそつき襟
足元も素足に下駄ではなく、足袋と草履や雪駄にするとよいでしょう。最近は総レースの足袋などもあり、暑くありません。
ちょっと半襟が見えるとおしゃれ度もグンとアップ!
下の画像は、しまむらのレース足袋。
足袋は、呉服屋さんでも安くなってることがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
レース足袋
浴衣の時、ブラジャーってどうしたらいいの?
洋服だと、胸が大きくウェストが細く メリハリボディが美しいとされているようですが…。和服は、あまりメリハリのないのほうがきれいです。
ですので、いつものブラジャーはしません。
よせてあげてなんて、もってのほか(笑)
和装ブラをつけましょう。
和装ブラがなければスポーツブラなどノンワイやーのもので代用できます。
パットつきキャミソールのパットが深くないものでもいいですよ。
襟もとから下着がみえないように注意しましょう。
胸の大きな人は、胸を小さく魅せるブラもおすすめ。
セシールのさらしみたいなブラは和服にも使えます。
セシール さらしみたいなブラ
デザインも和装ブラよりおしゃれ♪ベージュだとどんなアウターにもつかえるます(^▽^)
パンティラインにも気をつけて
おしりに、パンツの形がクッキリなんて、ダサいです。気を付けましょう。
浴衣用のスリップなら、安いものなら千円以下で買えます。
洋服用のスリップやペチコートでもシンプルなものなら代用できます。
浴衣スリップ
これ、なんと790円。すごい!安い!
浴衣で行けない場所は?
浴衣は着物よりカジュアルな和服なので、あまりフォーマルな場所には着て行けません。ドレスコードのあるところは避けるか、事前に調べておいたほうがよいでしょう。
冠婚葬祭も浴衣ではNGです。
今はホテルでも浴衣では入れるところが増え、京都のホテルなどでは浴衣パーティなども行われます。
なれない和服だとついつい洋服のように振る舞いがちですが、着方と所作には気を付けましょう。