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【死刑判決】群馬・暴力団組長ら3人射殺事件とは

【死刑判決】群馬・暴力団組長ら3人射殺事件とは

Author:
sicsic
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Update date:2019年10月23日
【死刑判決】群馬・暴力団組長ら3人射殺事件とは

群馬・暴力団組長ら3人射殺事件

群馬県高崎市島野町の「サンピア高崎」で05年10月、山口組系の福本陽一幹部(当時56歳)が射殺された事件で、県警捜査本部により稲川会前橋一家総長の山下真史容疑者(42)ら4人が14日、逮捕された。同事件直前に同会系の渡辺良夫組長(当時61歳)が射殺される事件があり、報復とみられる。今回の逮捕で山口組と稲川会による一連の報復事件は全容解明へ大きく前進した。
 調べなどによると、事件の発端は同年8月。稲川会系組長だったが破門となり山口組に出入りしていた福本幹部の自宅に同会系組長ら数人が襲撃し、金属バットで殴るなどして重傷を負わせた。これに対し、同組系組長の高見沢勤被告(51)=公判中=らは犯人探しを始め、渡辺組長に接触。情報提供や傘下入りを求めた。だが、渡辺組長は拒否し、同年9月4日に安中市の路上で射殺された。翌5日、別の同会系組長が拳銃を持って高見沢被告宅を襲撃。そして10月、福本幹部が射殺される事件が発生した。

出典:高見澤勤:群馬の元組長射殺事件: 日本の殺人裁判

	

経緯

高見沢被告は幹部YA受刑者に指示し、土木作業員の男性(当時60)を連れ出した。組長代行YO受刑者と幹部O被告は2001年11月25日、群馬県安中市内(当時松井田町)の林道で射殺した。その後、遺体を山林に運び遺棄した。
 土木作業員の男性は、2000年7月頃に車3台で玉突き事故を起こして保険会社から約1300万円をだまし取った交通事故保険金詐欺事件で被害者役を演じていた。しかし2001年11月頃、詐欺容疑で組員ら7人が逮捕されたことや、男性が単独で保険会社に保険金を請求したことなどから、男性が逮捕されると高見沢被告らの詐欺事件への関与が発覚することを恐れ、口封じのために殺害した。
 男性の遺体は受刑中の組員らの供述に基づき、高崎市上里見の山林で2006年10月4日に遺体が発見された。

出典:???Y?m????i2012?N?j

	
高見沢被告は組幹部S(旧姓Y)被告、組幹部I被告と共謀し、2005年4月3日午前3時半ごろ、群馬県安中市内の組事務所で、同組幹部の男性(当時35)の胸や頭に拳銃2発を頭部などに撃って失血死させた。高見沢被告はその後、男性が持っていた拳銃2丁や貴金属類、現金3万円などを奪った。その後、高見沢被告、I被告、NA被告、YO受刑者とともに遺体を同市内の組事務所から乗用車のトランクに積んで、松井田町の山林に遺棄した。死体遺棄容疑ではT受刑者も逮捕されたが、関与の度合いが低いと起訴猶予処分になっている。
 殺害された男性はかつて高見沢被告と同じ組に所属。4、5年前、関西から移り住み、高見沢被告の組に身を寄せていたが、男性の言動や銃の扱いなどをめぐり、組織内でトラブルがあった。

出典:???Y?m????i2012?N?j

	
高見沢被告は配下のT受刑者に指示。T受刑者は2005年9月4日午後11時25分頃、群馬県安中市の路上で指定暴力団稲川会系のW組長(当時61)を拳銃で射殺した。同5日未明、高見沢被告はT受刑者、組幹部S受刑者、自営業H被告、組員NO被告とともに遺体を同市内の廃棄物処理場跡に埋めた。
 さらに高見沢被告は稲川会系組側に遺体を返す約束をしたため、6日午前3時頃、組幹部I被告、組員NO被告、組員NA被告、組員H被告と共に、遺体を高崎市内の飲食店駐車場に移した。

出典:???Y?m????i2012?N?j

	
この事件の事件の発端は2005年8月。稲川会系組長だったが破門となり山口組に出入りしていたF幹部の自宅に同会系組長ら数人が襲撃し、金属バットで殴るなどして重傷を負わせた。9人が傷害容疑で起訴されている。
 高見沢被告らは犯人探しを始め、W組長に接触。情報提供や傘下入りを求めた。だが、W組長は拒否したため、面子を保とうと射殺したものである。
 翌5日、別の同会系組長が拳銃を持って高見沢被告宅を襲撃。そして10月13日午後9時ごろ、群馬県高崎市の駐車場でF幹部が射殺される事件が発生した。この事件では4人が殺人などの容疑で起訴され、指示者のYM被告と実行犯のYH被告が求刑通り無期懲役判決、実行犯のKK被告が懲役24年判決(求刑懲役30年)、実行犯のKS被告が懲役16年判決(求刑懲役23年)が確定している。
 県警は2007年7月の捜査終結までに計67人を検挙している。
 高見沢被告は2005年11月17日、9月の組長射殺事件の死体遺棄容疑で逮捕された。12月7日には死体遺棄の再移動の容疑で再逮捕された。
 2006年1月24日、前橋地裁の初公判で、高見沢被告は死体遺棄容疑を認めた。同日、同事件で使用されたとみられる拳銃を所持した銃刀法違反容疑(加重所持)で再逮捕された。
 2月14日、2005年9月の事件の殺人、銃刀法違反(発射)容疑で再逮捕された。
 3月7日、2005年4月の事件の死体遺棄容疑で再逮捕された。
 4月11日、2005年4月の事件の強盗殺人容疑で再逮捕された。(起訴は殺人容疑)。
 6月6日、2005年4月の事件に絡み、高崎市内に住んでいた殺害男性方で拳銃1丁と密造散弾銃1丁、散弾銃用の実弾百数十発を所持するなど、県内4カ所に拳銃7丁、密造散弾銃1丁、日本刀1本と実弾三百数十発を隠し持っていた疑で再逮捕された。
 11月20日、2001年11月の事件の殺人容疑で再逮捕された。死体遺棄容疑は時効が成立した。

出典:???Y?m????i2012?N?j

	

高見沢勤

50歳(2005年11月17日逮捕当時)

犯行日時 2001年11月~2005年9月

罪 状 殺人、死体遺棄、窃盗、銃砲刀剣類所持等取締法違反違反(加重所持)、火薬取締法違反

事件名 暴力団組長による3人射殺事件お気に入り詳細を見る 修正|削除

公判

公判

「量刑上重視すべき(1)ないし(3)の各事実についてみると,これらは,暴力団における,犯罪の隠蔽,内部対立,抗争のためにされた組織的犯行であって,その罪質は甚だ悪質であり,それぞれの経緯,動機に酌量の余地はない。犯行態様は,いずれも,被害者を情け容赦なくけん銃で射殺したというものであって,冷酷かつ残虐
である。本件において3名もの生命が奪われており,その結果は重大であって,(1),(3)の各被害者の遺族はしゅん烈な処罰感情を述べている。被告人は,(1),(3)の各犯行においては,首謀者として,配下組員に指示してそれぞれの被害者を殺害させ,また,(2)の犯行においては,配下組員にけん銃を準備させた上,自ら被害者殺害の実行行為に及んでいる。いずれも,被告人が暴力団の組織力を活用して敢行したものであって,共犯者中,最も重い責任を負うべき立場にある。なお,(4)の犯行において,多数のけん銃等を暴力団組織として保管管理していた事実も軽視することはできない。そうすると,被告人の刑事責任は極めて重大であり,(2)の事実に関しては,被害者は他の組員に傍若無人な振る舞いをし,本件当日も,けん銃2丁を携行した状態で憤激して組事務所に押し掛けて来たなどの事情があったこと,被告人又は上部団体から,それぞれの被害者の遺族に対して金銭が支払われ,特に,謝罪文を受け取った(2)の被害者の遺族からは被告人を宥恕する旨の上申書が提出されていることなど,被告人のために酌むべき事情を最大限考慮しても,原判決が維持した第1審判決の死刑の科刑は,やむを得ないものとして当裁判所もこれを是認せざるを得ない。」

として、全員一致で死刑を是認している。

出典:パスワード認証

	

法定内での高見沢勤被告

被告人は上下白いジャージに、坊主頭です。普通のおじさんってかんじです。
この裁判は、被告人側による控訴です。控訴趣意書の読み上げによるとどうも事実誤認の主張のようでした。
実行犯にピストルを渡したのは、殺すことを含んではおらず、あくまでも脅しのために使えという意味で渡したのであって、被告人の冤罪は明らかである、とか、共犯者は真の犯人で、被告人に罪を着せている、など完全に冤罪だという主張をしていました。
でも結局争点が不明確だったので、裁判長(最近よく見る安廣裁判長)が
「争点は…?こちらの裁判、原審では公判前整理手続きが採られて争点は明らかだったはずですが…」
と聞くと
「公判前整理手続き自体が不十分だったと言いたい!」
と原審での公判前整理手続きについて否定し始めました。
なんだかずいぶん遡っちゃってます。
なんで一審でもっとその争点をきちんと明らかにしておかなかったのか、と聞かれると弁護士はまたまた
「こちらにも問題はありましたが、法曹三者の問題でありまして、なぜ、こんなに不十分な状態で整理手続きが終わったのか、三者の問題です!」
と連帯責任を主張しておられました…
そんなかんじで、ごねた結果、被告人質問が行われることになりました。
だいぶ先ですが…
20分くらいで裁判は終わってしまいました。

出典:高見澤勤:群馬の元組長射殺事件: 日本の殺人裁判

	

死刑確定

11月17日に高見沢は逮捕された。取調べから公判を通して「自分は、遺体を遺棄しただけ。いずれの殺人は配下の者が行った」として無罪を主張した。だが、平成20年2月4日、前橋地裁は、「組長の立場から組員に殺害を指示した。被告が責任を最も問われる立場にある」と断じて死刑を言い渡した。

同年12月12日、東京高裁は一審判決を支持して高見沢の控訴棄却。平成24年10月23日、最高裁は上告を棄却して高見沢に死刑が確定した。

出典:

	

死刑執行(2014年8月29日)

法務省は29日朝、「武富士放火事件」の小林光弘死刑囚ら確定死刑囚2人の死刑を執行しました。第2次安倍政権では11人目の死刑執行です。

 死刑が執行されたのは、仙台拘置所の小林光弘死刑囚(56)と、東京拘置所の高見澤勤死刑囚(59)の2人です。

出典:Yahoo!ニュース

	

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