小豆粒餡を手づくり→白玉+イチゴのオリジナルレシピ!
<関西と関東では呼び名が異なる小豆餡を使ったスイーツ>
▼小豆の粒が残っている粒餡を使ったもの
関西「ぜんざい」/ 関東「しるこ」
▼小豆の粒が残っていない漉餡を使ったもの
関西「しるこ」/ 関東「田舎じるこ」
▼小豆の餡が餅の上に乗っているもの
関西「小倉おぐら(亀山かめやま)」/ 関東「ぜんざい」
個人的には、小豆の粒が残っている粒餡が好き!
<オリジナルレシピ>1)小豆粒餡を手づくり
2)「冷やし梅肉入り白玉ぜんざい」
3)「いちご粒餡」+いちご+白玉
4)「いちご串団子」
1)小豆粒餡を手づくり
小豆は、長い時間コトコト煮るイメージがあるが、今回は蒸らしを2回行なって、火入れ時間の少ないレシピにした。「餡(餡子)」は、「こし餡」より「粒餡」が好きなので、粒餡を作ることにしたのだが、煮ていく途中のものが「ぜんざい」だと知り、ビックリ!
小豆と砂糖の量は、同量が甘さ控え目だというが、もう少し、甘みが少ない方が好み。
グラニュー糖で煮ると、さらりとした味わいになるという。
料理時間や塩の量がオリジナルで、ぜんざい分を取り除いて作った。
<小豆粒餡あずきつぶあんオリジナルレシピ>
・小豆 250g・上白糖 200〜230g
(グラニュー糖の場合:150〜200g)
・塩小さじ 1/3
「関西風ぜんざい」&「粒餡」
1、小豆を洗い、小豆の上1.5cm程度の水を入れて強火。沸騰したら火を止める。(もっと煮るレシピもある。)2、ザルに上げ湯を捨てて、ざっと水で洗う。
3、再び同じ量の水を入れて火にかける。沸騰したら蓋をして弱火で約10分。アクを取り除きながら、水分が減ったら湯をさし、最初の水位を保つ。
4、火を止め蓋をして、約15分蒸らす。
5、再び弱火で約10分煮て、火を止め約15分蒸らす。アクと水位に注意し、小豆の皮が切れて柔らかくなったら次へ。
(小豆の種類などで柔らかくならなかったら、再度、煮る蒸すを繰り返す。)
6、砂糖の半量を加えて、弱火〜中火で混ぜながら約5分煮る。
7、残りの砂糖を加えてさらに約5分煮込む。
「関西風ぜんざい」の完成!
別の鍋などに、ぜんざい分を取り、塩少々を加えて混ぜて「関西風ぜんざい」の完成。(粗熱を取り、冷蔵庫へ。)
残った小豆で「粒餡」作りを続ける。
8、ヘラで混ぜながら、中火で煮込んでいく。9、ヘラで混ぜた時に鍋底が見えるようになったら塩を入れ、よく混ぜ合わせる。
10、火を止め、好きな状態に豆をつぶしながら練って、粒餡の完成。
小豆粒餡の完成!
2)「冷やし梅肉入り白玉ぜんざい」
「ぜんざい」は、コレ!!!
粒餡を作る途中のぜんざい用の小豆煮に、白玉を入れて「関西風白玉ぜんざい」を作る!
<冷やし梅肉入り白玉ぜんざいオリジナルレシピ>
・小豆煮(以前作った関西風せんざい)・白玉粉 75g
・ぬるま湯60〜70cc
・梅肉
1、ボールに白玉粉を入れ、ぬるま湯を徐々に加え、手で固まりをよくつぶしながら、耳たぶくらいの堅さになるまでねる。2、裏ごしした梅肉を加える。
3、丸めて、中央を少しくぼませる。
4、沸騰した湯に入れ、浮き上がってきたら、玉じゃくしですくい氷水に入れ、水気を切る。
5、器に冷やした小豆煮を入れ、白玉だんごを乗せて完成。
梅肉はストッキングのような排水口用の水切り袋を使用
開花宣言が北上する桜。ここではまだだが、ほんのりと桜色の白玉を作ろうと梅干しを用意。
裏ごし出来そうなものがない。
調べたら、ストッキングのような排水口用の水切り袋が使えるとの情報あり。
頑張って作ったが桜色にはならず。
ソメイヨシノの花の色程度にはなったかな。
誰もが知る桜「染井吉野ソメイヨシノ」
3)「いちご粒餡」+いちご+白玉
近所にも配ったが、まだまだ冷蔵庫と冷凍庫に粒餡子がある。時々食べてみる。
味が馴染んで甘みが強くなくなって、どんどん美味しくなってきた。と感じる。
切ったイチゴと自分で作った粒餡を混ぜただけ。白玉も切って混ぜようとしたが、キレイに切れずに断念して、皿に盛った。
イチゴは、静岡の紅ほっぺの中粒。
シンメトリーに盛りつけた。
「いちご粒餡」といちごと白玉を同時に口の中へ
感動!
「いちご大福」と同じような感じ!
4)「いちご串団子」
次のオリジナルを考えてみた。今まで知らない、あり得ない団子はどうかと思いついた!
1串にイチゴ、餡、白玉の3つを刺した。
餡が皿に残らぬようにと椿「白芯ト伴(ハクシンボクハン)」の葉を敷いた。大正解で、皿も葉にも餡子が付かなかった。
自信作!
美しいし、何より美味しい!「元祖いちご串団子」が誕生した!
個性的な椿「ハクシンボクハン白芯ト伴」
玄関を出てすぐの椿で、コンクリートの上に落下した花を拾って美しさに日々感動する春の日々。