【第25弾】本当にゾッとする「意味が分かると怖い話」まとめ(解説付き)

著者:
投稿日:
更新日:

1.ともよ

■7がつ5にち

きょう、はじめてかていかをならった。

ぼくのはんはカレーをつくった。じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。

じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにてカレーのルーをいれた。カレーができた。

がっこうのかえりにママのいるびょういんにいった。

ぼくのいもうと、ともよがうまれたんだ。ママにカレーをつくったよといったら、ママはにっこりわらった。

「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。

「もうちょっとおおきくなったらたべるよ」とママはいった。

おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。


■7がつ8にち

ママとともよがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。

ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。

「いいから、おとなしくしていなさい」

パパがそういって、なにもさせてくれなかった。

ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとともよとあそんでいる。


■7がつ10にち

きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。

おしょうがつみたいでうれしかった。しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。だけどあそんでくれなかった。かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。だけどよんでもらえなかった。

おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。

みんなともよとあそんでいる。

「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」

みんなにそういわれた。


■7がつ12にち

こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。

みんなともよとあそびにくるんだ。ぼくとあそんでくれない。

「たべちゃいたいくらいかわいい」

ママはともよをだっこしていった。パパも「そのとおりだよ」といった。

「よかったねともよ」とママはいった。


■7がつ18にち

はやおきしてカレーをつくった。かていかでならったからできるんだ。


ママもパパもまだねてる。やさいはじょうずにきれた。おにくはむずかしかった。やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。

「ともよー!ともよー!」

ママがおきてきた。ともよをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。

「ともよー!ともよー!」


たべちゃいたいぐらいかわいいともよ


解説

「たべちゃいたいぐらいかわいいともよ」

誰にも相手にしてもらえない僕は、ともよを…。

2.ブログ

俺ブログやってるんだけど、なぜか毎日1アクセスだけあるんだ。


多分1人だけ毎日アクセスしてくれるんだろうなー。


特にコメントはしてくれないんだけど見てくれているのは間違いない!

時間的には俺がブログ更新するのとだいたい同じ時刻。

つまり最新の情報をチェックしてくれているわけだ。これがすげー嬉しい。


その人がいるから頑張って毎日更新してるって言ってもいいくらい。


いつかそのファンの方からブログの感想とか聞けたらなぁ。って思ってる。

ブロガーとしては、こういうちょっとしたことが励みになったりするんだよなぁ。


解説

その更新直後の1アクセス→自分。

3.人体模型

俺が通ってた小学校では、こんな噂があったんだ。


理科室の人体模型(体半分が血管、筋肉、内臓、のやつ)が

夜になると動くっていう、まぁよくある噂。


ある夏の夜、友達2人と肝試しをすることになった。

場所はその小学校で、


理科室に入って、例の人体模型の頭にシールを貼って帰ってくるという内容だった。

ジャンケンで負けた俺は一番…。


小学校の校舎に入り、あらかじめくすねていた鍵で理科室のドアを開け、

勇気を振り絞って中へ入った。


友達の前では余裕ぶっていたけど、いざとなると

「本当に喋りだしたらどうしよう…」なんて怖くなった。


あまりの恐怖に目をつぶって模型に近づいた。

けれど目をずっとつぶっているのも怖くなり

思わず目を開けるそこには、人体模型の無表情で真っ白な顔が…


「うわ!!」


俺は一瞬かなりびびったが、思ったよりも怖くなかった。


「ただの人形じゃん」なんて、冷静ぶって頭にシールを貼って小学校から出た。


残りの2人も順番に、同じことをしに行ったけど、無事に帰ってきた。


結局何ともなかった。

あの怪談話はただの作り話だったんだな。まぁ当たり前か!笑


解説

人体模型は真っ白ではなく、半分が赤く半分が白いはず。

シールを貼ったのは…

4.暗いエレベーター

知ってた?


最近のエレベーターは節電のためなのか、


ボタン押すまでは電気がついてなくて、押してから電気ついて動き出すんだよな。


俺知らなくて、こないだ夜中にマンション帰ってきた時


ぼけっとしながらボタン押したら急に明かりついて眩しくなったから、驚いて声出ちゃったよ。


中に女の人乗ってて睨まれちまった(笑)こわいこわい(笑)


解説

女の人は真っ暗なエレベーターにずっと乗っていた。

5.自殺

その女の子は、学校で毎日ひどいイジメにあっていた。


イジメの主体となっていたのは、同じクラスの女子たち。


人目につかない場所で、本当にひどいイジメを受けていた。


ある日、その女の子は学校のトイレで自殺した。

自分で両手両足を切断して死んでいた。

死因は出血多量のようだ。

近くには彼女が書いたものと思われてる遺書が残されていた。


「先立つ不幸をお許しください。

私はいじめられていましたが私の自殺とそれは一切関係ありません。」


解説

自分で両手両足を切断することは不可能。

6.重大なミス

俺は今日、重大なミスを2つ犯してしまった…。


1つ目は家の鍵をかけ忘れてしまったこと。

寝坊して遅刻しそうだったから、家を飛び出て会社着いてから気づいた(笑)

まぁ、俺の家は風呂もついてない1Rだし盗られるものもないから大丈夫。


2つ目の方が重大。

会社で使う携帯を、家に忘れちゃったんだ。

朝トイレに入った時にメール打ってて、そのまま置きっぱなしにしたんだと思う。


仕事でも携帯電話は必須アイテム。


上司に、死ぬほど怒られたのは言うまでもないよね…。


そんな一日を終えて、家に帰ってきたら、もう最悪!


鍵を開けて家に入ったら部屋がめちゃくちゃに荒らされていたんだよ。

やられたよ。空き巣だ。


窓は開いてなかったから、玄関から入ったんだろうなぁ。


まぁ盗むようなものないし何も盗られてない。


当てつけなのか何なのか、部屋をすごい荒らされてるのは腹立つけど…


あ、そうだ。携帯!


メールとかはやくチェックしないと!


解説

鍵をかけ忘れたのに、なぜ入る時に鍵をあけたのか。

まだ犯人は中にいる。

「俺」の部屋の中で、唯一犯人が隠れられるのはトイレ。

今、「俺」は携帯を取りにトイレへ行こうとしている。

著者プロフィール
Sharetube