ベンチャーに転職して後悔。失敗談まとめ。
転職を考えたときに「勢いのあるベンチャー企業で自分の力を試してみたい」と考える人も多いのではないでしょうか。ベンチャー企業は、新しいビジネスに関われたり、結果を出すことが出来れば高い報酬を得られたりすることが魅力です。
しかし、実際転職してみて「こんなはずじゃなかった」「思ったよりキツくて仕事についていけない」など後悔したくないですよね。
本記事ではベンチャー企業に転職して失敗した人の経験談や、ベンチャー企業に向いている人の特徴をご紹介します。ぜひ参考にして転職を成功させてください。
ベンチャーに転職して後悔・失敗した経験のある人
よく、ファーストキャリアは大手に就職したい学生いるけど。大企業からベンチャーの転職は失敗すると思ったほうがいい。
逆にベンチャーから大手はいつても転職できる。
1~10の仕事の1しか見たことない人間が、15の仕事をできると思う?逆に15の仕事やってきた人間は1の仕事は楽勝
"担当する業務が限られる大企業"から"全体的な工程を任されるベンチャー企業"への転職は、慣れない仕事に戸惑う人もいるでしょう。
「ベンチャー企業に転職したつもりが、普通の中小企業でした」というケースは、過去の僕も含めて割と頻出の転職失敗パターン。今のスナップショットではなく「成長の加速度」を考慮しないと、素早く成長する企業は見えないし、気付くと大きな市場シェアを取っていたりする。
出典:たいろー
ベンチャー企業だと思ったらすでに成熟していた中小企業だったというケースです。「今後も成長か見込める企業か?」という未来を予測して見極めることが大切。
【2019年キャリアを後悔した人達】・仕事やりたくないと安易に事務職
・不用意に派遣社員になる
・良い所あれば転職するといい続け33歳
・年収だけで選んだ不動産投資業界
・成長したいで業界を見ないでベンチャー
・実績を残さないまま転職を繰り返す
・治っているのに休職手当もらい続ける
出典:中田潤一
仕事や人生において「楽な方に流される」「深く考えずに安易に方向性を決める」と、長期的に見た場合よくない結果になるということですね。
ベンチャー企業への転職を後悔する人の思考法・いまの会社ではイマイチだが、規模が小さければ活躍できるはずだ。
・雰囲気がゆるそう。多少手を抜いても楽しく働けそう。
有望なベンチャーほど社員は優秀でよく働きます。
ベンチャーに「下りていく」という思考だとかなり辛い。
出典:ハリサップ
ベンチャー企業で結果を出すには、大企業や中小企業以上に個人のモチベーションの高さや「やりきる」という意志の強さが大事です。
大手⇒ベンチャーに転職して失敗する人、9割は「ベンチャーに行けば成長できる、裁量持てる」と思ってる説。悲しい現実ですが、ベンチャーで裁量権を与えられる人は、大手でも裁量与えられる人。
出典:川畑翔太郎
ベンチャー企業に転職したからといって全員に裁量権が与えられるわけではないんですね…。
【大企業からベンチャーに行きたい人は必見】ホームページの会社ビジョンや、採用のためのポジトークに共感して、ベンチャー転職して失敗する人多いです
ベンチャーなんて、理不尽なこと多いし、経営学べるとか言ってるけど実際は社長の鶴の一声で全て決まるからね
出典:ゆうたろ
企業とのミスマッチを防ぐために、現場の人に直接会ったり職場の雰囲気を確認したりして判断することが重要ですね。
決断力がないのは、前職の課題だった。上から舞い降りてくる仕事をしていた1社目から、自分で仕事を見つけて考えて取り組むベンチャーへの転職は、苦しかった。完璧主義で、走りながら考えたり、失敗も当たり前というじぶんへの許容も出来てなかったからかも。
出典:yuko ? spica
ベンチャー企業では言われたことをこなすのではなく、自分で考えて課題を作り自走できる人が求められます。
古風な会社からベンチャーに転職したときに、営業は自分の実力と思っていたけど、全く通じなかったので、そこであれは看板で売上が成り立ってたんやと気付いた。慢心と思い込みだったな。恥ずかしい、失敗。そこからは個人の実力をつけるために努力し続けることにしてる。
出典:ずっきー
企業の看板の力を自身の力と勘違いしていると苦労することに。「個人の力を磨く」ことを意識することでどこで働いても活きる汎用性の高いスキルが身に付きます。
ベンチャー企業に向いている人の特徴
・物怖じしない人・好奇心旺盛な人
・ポジティブな人
・負けず嫌いな人
・変化が好きな人
・論理と人間味の両方がある人
それぞれ解説していきます。
物おじしない・好奇心旺盛な人
たとえ自分の専門分野でなくても物怖じしないで「とりあえずやってみる」という姿勢がベンチャーでは求められます。
新たな課題が与えられたときに物おじせずに積極的に動ける人・自身が成長するチャンスだと思って状況を楽しめるような人が向いています。ベンチャー企業では一人でいくつもの役割をこなしたり、業務を平行して進めたりすることも多いです。そのため「この仕事を頼める人?」と突発的な仕事を振られたときに、率先して手を挙げられる人が求められます。
大企業と違って限られた時間・人数で会社をまわすため、消極的な人に少しずつ自信をつけさせている暇はありません。
「やります!」って手を挙げられる人のほうが上の人たちにも覚えてもらいやすいですし、どんどん仕事を任せてみようと思えます。活躍の場が広がるのでチャンスをつかむ機会も増えますね。
出典:大企業からベンチャーへの転職で後悔しないためのポイント
そして、主体的に動ける人の方が上の人にも期待され仕事を任せてもらえるチャンスが増えます。
ポジティブな人
「なんか楽しそう!新しいことに関われるチャンスだ!」と、どんどん挑戦できる人。前向きに物事を捉えられる人の方が合っていると思います。
出典:大企業からベンチャーへの転職で後悔しないためのポイント
ベンチャー企業では仕組みが整っていない新たな取り組みに挑戦する機会も多いです。やる前から「自分には無理かも」とネガティブになっていては何も成長しません。
「誰もやったことのないことにチャレンジ出来るなんてラッキー」とポジティブに考えられる人がチャンスを掴みやすいといえます。
負けず嫌いな人
ベンチャー企業の特徴として多いのが、年功序列ではなく実力主義であるということ。中途入社で社歴は浅くても、結果次第では大きな仕事を任されたり役職に就いたりすることも可能です。「やってやる」というハングリー精神のある人の方が、活躍できる可能性があります。
変化が好きな人
大企業は数年前と比べてルールや仕事のやり方がほとんど変わらないということがあります。大企業の人の中には従来のやり方に慣れてしまい変化を「面倒くさい」と感じる人もいるかもしれません。しかしベンチャー企業では、常に成長していこうという思考が強く業務の優先順位や社内ルールが変わることも頻繁にあります。
そのため、変化に対応できる人・変化にストレスを感じない人の方がベンチャー企業の働き方に合っているといえます。
倫理と人間味の両方がある人
真逆なようですが、すべてを「合理的」で判断するのではなく、合理的・論理的でありつつ、人としての優しさを持っている。判断に裁量をいれてチューニングしていける人の方が、うまくやっていけるはずです。
「無駄を省いて合理的に物事を進める」というのはビジネスにおいて必要不可欠です。ベンチャー企業では人数も限られているため、仕事を合理的に進めることはより強く求められます。
しかし、一緒に仕事をする仲間や取引先などロボットでなく「人」と一緒に仕事をします。
合理的・論理的だけでなく人としての優しさも持ち合わせて判断していける人の方がビジネスで上手くいきやすい傾向にあります。
大企業に向いている人の特徴
大企業に向いている人の特徴は以下の5つ。
・専門性を高めたい人・ルールが苦にならない人
・言われたことを卒なくこなせる人
・学習の場を得たい人
・安定した収入が得たい人
それぞれ解説していきます。
専門性を高めたい人
ベンチャー企業では一人で様々な業務を受け持つのに対し、大企業では個人に割り当てられる業務が細分化されています。例えばベンチャー企業では、総務などバックオフィスの業務から営業までを一人がこなすこともあります。
そのため「複数の役割を担当するより、特定の分野に集中して専門性を高めたい」という人には大企業が向いているといえます。
ルールが苦にならない人
大企業では様々な社内ルールが存在したり業務の仕組み化がされていたりします。このような環境を窮屈と思わない人には仕組みが整っている分快適に働けるといえます。
言われたことを卒なくこなせる人
大企業では、上司に言われたことや会社に求められることを卒なくこなせるスキルが必要になります。そのため自分でやり方を決めたい人より、与えられた仕事を着実に進められる人の方が向いています。
学習の場を得たい人
大企業では、社員を育てるべく講師を招いたセミナーや研修などを会社負担で受けることができます。セミナーによっては1日の受講で数万円かかる場合もあり、このような費用を個人で負担するのはなかなか辛いもの。
大企業では、会社が学習の場を用意してくれるため学ぶ姿勢の強い人には有難いといえます。
安定した収入が得たい人
大企業はベンチャー企業と比較すると、収入や福利厚生が手厚いのが特徴です。企業の看板を背負っていることで得られている収入でもあるため、ベンチャーへの転職時に収入がダウンしてしまう可能性も。
そのため、なるべく安定して収入を得たいという人は大企業が向いています。
まとめ
以上、ベンチャー企業の転職についてご紹介しました。企業規模という側面だけでなく「自分が何をしたいか?どんな働き方をしたいか?」そして「どんな人生を送りたいか」ということを深く掘り下げて、転職の目的を明確にすることが大切です。
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