夕張市を見習え!日本も一度財政破綻した方が寝ぼけた国民は目覚めるかもしれない!
夕張市は2007年に財政破綻した街です。この時、都市の財政が破綻することもあるんだなぁと驚いたど同時に、公共のサービスはどうなるんだろうかとか、税金は今後いくらになるのだろうか、めちゃくちゃ高くなるだろう、そして公務員数や議員数は激減、給料も激減だろうと遠くから心配していました。
公立病院は当然お金がかかりますから縮小の憂き目をみます。
破綻の原因、経緯は今日は省きます。(これはこれで何やら闇を感じはします)
下に動画がありますのでご覧ください。
なんと!高齢率45.6%!
夕張市の高齢率は45.6%だそうです。ところで、社会を分類する時に人口に対して老年人口(65歳以上)の割合によって「高齢化社会」と「高齢社会」と「超高齢社会」とに、今のところ分けられます。
「高齢化社会」とは人口に占める65歳以上の割合が7%を超えている状態です。
「高齢社会」とは人口に占める65歳以上の割合が14%を超えている状態です。
「超高齢社会」は人口に占める65歳以上の割合が21%を超えている状態です。
45.6%の夕張市はなんと呼べばいいのでしょうか?
『超ウルトラスーパー高齢社会』とでも呼ぶべきすごい比率です。ちなみに、日本は2007年に既に21%を超えていますので「超高齢社会」に突入しているわけであります。今後日本全体の予測ですが2020年には29%、2030年には36%を超える見込みです。
それでもまだ現在の夕張市には追いつきません。いかに夕張の高齢率が高いかがこれだけで想像できます。
あきらめずに努力工夫した!
ところが❗️ ところが❗️ここからが夕張市民のすごいところです。
「行政が○○してくれない」
などというお上にすがる日本人伝統の考え方をズバッと棄て去りました。
もはや行政に頼ることはできない。
であれば、自分たちで知恵を出して考えようじゃないか。
そうだ!
病気になっても病院がないのだから、病気にならないように努力しよう❗️
健康を維持する努力を心がけよう❗️
命の限界を知ろう。死は誰にもやって来るからそれを受け入れよう。こういう発想に変わったのです。
「してくれない」という「くれない族」から脱却し、自立共存のためにどうするかを考えたのです。現実にその努力が実って、『超ウルトラスーパー高齢社会』でありながら、病人の数を減らしているのです。
森田医師の話を聞いてみましょう。
医師が熱く語る!
【医療 ドキュメンタリー】医療 の根本的な疑問!病院が少なくなったら死亡率が低下した夕張市!
そうなんです。この夕張市は破綻したことで大変な努力をするようになりました。
日本も財政破綻しないと国民は目覚めないか!
わたしゃ思うのです。何がって?
弁証法的に言いますと、破綻するためにはとことん破綻するための状況に陥らなければ破綻しません。夕張市が次のステップに移るためには財政破綻が必要だったということです。
この苦い経験によって市民が目覚めたわけですから。
日本人は、往々にしてお上がなんとかしてくれる。県が市がなんとかしてくれる。またそうでなければならないと考えがちです。
ですから、思うのです。いっそのこと一度財政破綻したほうがいいのではないでしょうか?
そりゃ困ることだらけでしょうよ。
しかし、そうでもしないと誰も目覚めないのではないかとも思うのです。
あれほどの原発事故があっても目覚めない人がたくさんいるのですから、もう一度か二度ひどい目にあって、国家破綻くらい経験しないと目覚めないかもしれないです。
目覚めるために必要な状況を作り出さなければ目覚めるという次のステップには移行できません。
今の状況では目覚めないのですから、今後もっとひどい状況を作り出さないといけないでしょう。
そう考えると、日本人全体が覚醒するためには、今よりももっとひどい社会に陥ることが必要ということでしょうか。
もっとバラエティと食い物ばかりのアホバカ番組を流して、もっと礼節を失って世界にバカにされ、もっと3S政策(セックス、スポーツ、シネマで国民を考えない羊にしてしまう政策の事)を押し進めてる必要があるでしょう。
あ、いかん、その時は気づいても手遅れか、、、。