本当だったら凄いな!! でも、政治や経済産業の熾烈な競争で不都合なものは歪められてしまうし~ 【石油支配から脱却】京都大学、炭酸ガスと水で石油の合成に成功~3円の電気で100円の石油が出来る
京都大学名誉教授「今中忠行氏」の研究グループが炭酸ガスと水で効率的に石油を合成できる方法を発表しました。
水と石油を合成した物質に炭酸ガスを含ませると、水分が減少し、石油の分量が増えたということです。この方法により低コストでエネルギーを生み出すことができるようになります。
また、合成時に使う合成油も精製する必要がなく、硫黄や窒素成分を含まないので燃焼時に地球温暖化ガスも発生しない
【石油支配から脱却】京都大学、炭酸ガスと水で石油の合成に成功~3円の電気で100円の石油が出来る http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=308416&g=131208 … …:合成時に使う合成油も精製する必要がなく、燃焼時に地球温暖化ガスも発生しないとのことpic.twitter.com/pkeaPno4W5
今中忠行氏は、生命科学専攻の教授をされており、2010年4月には内閣府から配られる「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方」を大賞にした紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受賞されている方です。
【今中忠行・京都大学名誉教授】
「これだけ本当に、油が大量に合成できるという例は、報告は世界にひとつもありません」
京都大学の今中忠行名誉教授は「水と石油を混ぜ、そこに炭酸ガスを加えると水が減って石油が増える」という、驚きの研究結果を発表しました。研究チームの説明によるとまず、水の中にナノバブルと呼ばれる、非常に細かい泡状の酸素を送り込み、そこに紫外線を当てます。すると、一酸化炭素と水素が発生し化学反応が起こりやすい状態になります。
この状態でさらに石油を加えると、水と石油の間に特殊な「白い層」が発生します。
最後に炭酸ガス、つまり二酸化炭素を加えると、白い層の中で一酸化炭素と水素が化学反応を起こし、炭化水素、つまり石油ができるというのです。
今中名誉教授によると、この方法なら電気代3円で100円相当の石油を作ることができます。
さらに石油を作るのに二酸化炭素を使うため、地球温暖化の防止にも役立つということで、一石二鳥の技術となります。
【今中忠行・京都大学名誉教授】
「火力発電所の出てくるガスの20%は炭酸ガス。炭酸ガスを持ってきてこの反応に使えば」
今中名誉教授は、早ければ来年にも実用化したいと話していて、もし実現すれば将来の石油危機やエネルギー問題を解決できるかもしれません。
今中教授の酸素ナノバブルと光触媒による石油合成。私は活性酸素は分解に働くと思う。以下が参考になるのでは
佐藤しんり先生の光触媒研究余談の同位体ラベル法の踏み絵
http://matome.naver.jp/odai/2144385138183650401 …
石油の触媒クラッキング
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0_%28%E5%8C%96%E5%AD%A6%29 …
先程の炭酸ガスと水から石油…の話で、石油合成菌を利用したものではないかという話が出てきた元ネタが下記リンク。今回ニュースで取り上げられた今中教授が発見に関わってる模様。
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/007/st_2.html …
「炭酸ガスと水で効率的に石油を合成と発表」のChemistry Lettersにツッコミまくる人々
新技術の発明や発見は実に喜ばしいことだけど・・・、タイミング時の政治や経済や産業の競争の中で歪められたり、発明者の生命や人格が否定されたりする例は枚挙に暇がない人類や社会に貢献できる技術はそのまま無垢に人類や社会に浸透してほしい