「育児疲れは甘え」は間違いだ!パパにも理解してほしい!育児の大変さ
「育児疲れは甘え」だというパパが実際に1人で1日育児してみた
『育児疲れ』という言葉を良く耳にします。自分の愛する人と培った『愛の結晶である我が子』と接する行為を『疲れる』とは何事かと。
『家族を養う為、連日下げたくも無い頭を下げて。私の方が絶対に頑張っている!!』
そんな思いを拭い去れない男性も多いハズ。
『育児疲れは甘え!!』という事を世の女性に解らせる為、シルバーウィークを利用して『専業主夫(ver.育児)の1日体験』をしてきたので、検証結果を報告したいと思う。
新米パパ・ママは勿論、これから人の親になろうとする人は必ず読んで欲しい。
「育児疲れは甘え」なのか?検証方法
妻にはシルバーウィークに1日だけ、朝から晩まで友達と遊びに出かけて貰う。二世帯住宅という特性を活かさず、母に助力を求める事は一切しない。
早く帰ってこられても迷惑なので、妻へのLINEは全て『良い子やから大丈夫』で乗り切る。
『私は妻よりも、何でもテキパキこなす』事が出来る為、『おっぱいから母乳が出ないという事は丁度良いハンデ』と思っているし、息子は良い子なのでなんら問題無い。
それでは、実際にリアルタイムにスマホに取ったメモを元に『晩ご飯を作れなくなる程、育児疲れとは強烈な物なのか?』の検証結果を纏めます。
出典:『育児疲れで晩ご飯が作れない』って妻が言うから実際に検証してみた
メモがこちら
12:1220分かけて寝かしつけるも、ベッドに置いた瞬間に起きた。
12:16
もう一回寝かそうとあぐらにはめ込んだらきばりだした。
12:18
出ないらしくギャン泣き
12:21
轟音と共に爆撃投下
12:23
背中から漏れた
12:40
ウンチを片す
12:53
お着替え終わってあぐらにはめ込んだらきばりだした。
12:56
爆撃
13:26
寝てくれたからお昼
13:30
ラーメンにお湯入れたら起きた
14:14
ねた
14:16
起きた
14:53
号泣
14:56
ミルク
14:57
爆撃
14:59
漏れる
15:26
ずっとグズグズ
15:48
散歩にGO
出典:『育児疲れで晩ご飯が作れない』って妻が言うから実際に検証してみた
メモはここで終わりですが、奥様が帰ってきたのは22時頃だそうです。
検証結果
妻に対しては「良い子で寝てくれてるから、終電で返って来て良いよ」と言うLINEを送って、最後まで強がり続けたが、1日育児体験を一言で表すならば・・・。『育児は疲れる!!』
こんな怪獣と24時間365日共に過ごす妻は心から凄い。心からの感謝と、私が間違っていましたという思いを込めて、息子と買いに行ったケーキを献上した。仕事が忙しいなんて愚痴を吐いて、ごめんなさい。
結論:晩ご飯なんて作ってる暇無い、他の家事をこなしているだけで凄い
クワバタオハラのくわばたりえさんも語る育児の大変さ
1日泣いてる隊長掃除 洗濯 食事の準備 何もかも 進まない
夜も寝ない
夫が休日 洗濯してくれたイライラする
アンタは洗濯したら ありがとうと私に言ってもらえるのに
私が洗濯するのは当たり前
洗濯ありがとう なんて言ってもらえない
洗濯だって 私が抱っこしてる間に パパッと干す
私は いつもギャーギャー泣く隊長をあやしながら 時間かかって干してるのに…
隊長と夫が 笑いながら遊んでる
イライラする
夫が隊長をお風呂に入れてくれる
楽しそうな声
イライラする
お風呂から上がった隊長の服を着せながら思う
お風呂入れんの楽しいやろね 隊長を着替えささんでいいんやもん
ゆっくり自分は 着替えられるんやもん
私は 毎日 試行錯誤しながら 風邪ひかさんように
自分は全裸でバタバタしながらお風呂上がりが一番大変やねん!
夫が何をしても イライラする
こんな良い夫にイライラする
そんなイライラする自分が嫌いになる
隊長が泣いてても 可哀想なんて思えない
そんな自分が恐ろしい
私がお母さんでごめん 他のママの所に産まれたら幸せやったのに
ごめん。
夫に 日中 孤独で辛い1日泣いてるから 何も家事が進まない
いつまで これが続くのか 考えると気が狂いそうになる
アナタにも イライラしてしまう自分にイライラしてる
と話した
気が付けば
泣きながら話していた。
育児に疲れているママが思うこと(一例)
・朝から晩まで自分の時間がないような気がする(実際には座ってお茶を飲んだりする時間も数分はあるのに、何かに拘束されているような閉塞感がぬぐえない)・一日中、子供が汚した床を拭いたり散らかしたおもちゃを片付けたり洗濯物をたたんだり、せわしなく働いているのに、結局何事もなしえていない気がする。私の人生、こんなことばかりで終わっていくのか、というような大げさな思いにとらわれてしまう。
・上の子はおしゃべりが止まらず、常に話し相手、遊び相手として求めてくる。下の子は自己主張が強くなってきて、思い通りにいかないと激しく泣く。夜泣きもする。ずーっと私の気分が休まらず、常に何かに焦っている気がする。ただ子供たちはその年齢を考えれば、ごく普通の発達であり、特別に手がかかるわけではないということは、理屈では理解している。でもなぜだか、私だけがしんどい思いをしているような錯覚に陥る。
・遠くに出かけたくても、都会の中で、幼児2人を連れて歩くのがストレスで、家の近所や幼稚園との往復で過ごすほうがラクだと思ってしまう。でも半径500メートルの世界に閉じこもっている状態が嫌で、本当はどこかに行きたくて仕方がない。
・家事が完璧にできていなければ夫に嫌味を言われるので、毎日焦りながら追われるように家事をしている。子供のイタズラも全部私の責任になるので、子供の行動にいつも目を光らせているが、疲れてきた。
出典:発言小町
ここまで見ていただいて、「育児疲れは甘え」だと言えるでしょうか?育児と家事を1人で完璧にこなすのは恐らく無理です。
もしも、こなせているママがいるとしたら、相当無理をしていることでしょう。
しかもそれを夫に理解されない。
「俺の仕事の方が大変」と言われたことのあるママもいるのではないでしょうか?
もしも、そんな旦那さんがいるのなら是非「1日1人で育児体験」していただきたいものですね♪