日商簿記検定2級の試験範囲に加わったクレジット売掛金とは!?
クレジット売掛金とは?
クレジット売掛金とはその名の通り、「クレジットカードの取引」から生じる項目。改易処理を理解するためには取引のイメージを明確につかむことが大事。
● 売上代金はクレジットカード会社から後日受け取る● 売上代金を回収する際に手数料が差し引かれる
クレジット売掛金の仕訳
①商品の売上時借 売掛金 9,500/貸 売上 10,000
支払手数料 500
クレジットカードで商品を売った場合には、クレジットカード会社に代金を請求できる権利が生じます。
しかし、手数料が差し引かれるため差額の9,500円を売掛金として計上します。
②代金回収時借 当座預金 9,500/貸 売掛金 9,500
回収時は普通の回収の仕訳。
クレジット売掛金の取引が試験範囲に加わった理由とは
クレジットカードの取引は、社会的に非常に一般的な取引となっています。そのため、実務に出ると頻繁に出くわす取引となることが予想されます。
よって、クレジット売掛金の取引が試験範囲に加わった。