「貧乏なやつはクソだ！」 という実験
イギリスでチャリティー活動を行っている「The Pilion Trust」という会社が、ある社会実験をしました。まずは動画をご覧ください。
関心の度合いを試す実験
ロンドンの街中で、一人の男性が「FUCK THE POOR（クソっくらえ、貧乏人！）」と書かれた看板を掲げながら、道行く人に同じ言葉の書かれたチラシを配っています。
不思議そうな顔で通り過ぎていく人もいますが、何人かは足を止め男性に詰め寄ります。
「これは、どういう意味なんだ！？」
「むかつく！」
「俺なんか2年もホームレスなんだぞ！」
などと、男性に向かって厳しく言い放つ人も少なくありません。
と、ここであるテロップが出ます。
「WE KNOW YOU CARE」（あなたが関心を持っていることは分かっています）と。
場面は一転、今度は同じ男性が「HELP THE POOR」（貧乏人を救おう！）と書かれた看板を背負って、路上で寄付を求めています。
しかし、今度は誰一人として関心を持つ人はいません。
最後に一言。
「PLEASE CARE ENOUGH TO GIVE」（自分から何かを与えるくらいの関心を持って欲しい）
この動画は、アップされてから10日間で閲覧数が300万ビューを超え、コメント欄には2500以上のコメントが寄せられています。動画の内容に対しては賛否が分かれているようですが、みなさんはどうお感じになりましたか？
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